校長散歩

2024.03.27

  • #行事

621 2023年度 中学卒業式

中学校卒業証書授与の様子
3月16日、大講堂を会場に、保護者の方もお迎えして、中学卒業式を行いました。
武蔵においては、コロナ前までは中学単独の卒業式はなく、高校生と合同で行う卒業式でした。しかし、コロナ禍では、会場収容の人数制限の関係から、中3への卒業証書授与は、高校卒業式とは別途行ってきました。ただ、実際にやってみたところ、むしろ別にやったほうが、中3にとってはよいのではないかということになりました。合同だとどうしても高3生中心の式になってしまいますが、別個に行うと、ちょうど武蔵生活の折り返しを迎える中3生にとっても、1つのけじめの通過儀礼として意味あるものになると考えました。また、保護者のご出席についても、高校生と一緒だと、どうしても会場収容力の関係から、高校卒業の親御さん優先になりますが、中学単独の卒業式ですと、多数お呼びすることも可能となりました。とはいっても、終業の日で他学年が組会合などをしている時間ですので、限られた範囲での自然体の式としました。
私から、各クラス代表生徒に中学校卒業証書を授与した後、式辞を述べました。中学校卒業の節目を機に、改めて武蔵での3年間を振り返るとともに、「人権感覚」「公共心」の大切さについて改めて触れました。
中3生代表生徒からは、「武蔵が武蔵であり続けるために、自立と自由を後輩に引き継げるよう、武蔵101期生が模範となるよう、武蔵の一員として社会の一員として自覚をもっていこう」との立派な挨拶がありました。
3年前にあどけなかった中学生も、背もすっかり伸び、成長しています。武蔵の残りの3年間、今度は新入生も含め中学生を導く立場になります。さらにたくましい若者として成長していくことを確信しています。
中学校卒業おめでとう!