校長散歩

2024.04.02

  • #授業

623 春期講習が開かれています

講習で問題を解きつつ、先生に丸付けをしてもらっている生徒たちの様子
3月21日~27日と3月28日~4月3日の2つのタームに分けて、春期講習が開催されています。この時期、生徒諸君は記念祭準備や部活動なども忙しい時期にあたりますが、そうした中、教科や学年はそれぞれですが、8つの講座が開講されました。
4月2日、そのうちの1つである中3(新高1)数学「幾何の計算問題」の授業を見学しました。これは中1から中3までに扱った幾何の定理について、特に高校数学でも有用であるものを中心に復習し、主に計算問題などの数値を求める問題が解けるようになることを狙いとしています。
参加していた20名の生徒たちは、配布されたプリントの演習問題をそれぞれ解いていきます。1枚解き終えると、先生のところに持っていって丸付けをしてもらいます。間違ったところは復習しつつ、次のプリントに取り組む方式です。寺子屋のようなアットホームな雰囲気の中で、生徒たちは時に仲間と相談して知恵を出し合いながらも、真剣に問題に向き合っていました。
数学の醍醐味は、あれこれと考えるうちに頭の中でひらめいて、「問題が解けた!」という瞬間ではないかと思います。すぐにひらめけばよいのですが、なかなかそうはいきません。でも考え続けるところから答えが生まれてくるのだと思います。先生からも丸付けをしてもらい、そんな醍醐味を感じている生徒の様子を見て、「いいなあ」と思いました。
まもなく新学期が始まります。気持ち新たに、それぞれの学びを深めていってほしいと思います。