よくあるご質問

入学試験について①(全体)

  • 面接は行っておりません。
  • 付添者の控室を用意します。ただし、解散後の利用はできません。
  • 2月3日午前9時、本校ホームページにて発表を行います。電話などのお問い合わせはご遠慮ください。
  • 以下を参考にしてください。
    • 字が汚いのですが...
      • 読める字であれば読んでいます。はっきり書かれてあるとよいのですが。
    • 漢字で書かない場合は...
      • 科目や問題によって扱いは違います。画一的に減点の対象にはしませんが、限度はあります。漢字で書くのが普通であると考えられるところは漢字で書いて欲しいものです。
    • 解答欄いっぱいに書かなくては...
      • 十分な余裕をもって解答欄は作られています。気にする必要はないでしょう。簡潔ですぐれた答案もあります。
    • 算数の「説明を書け」について...
      • 受験生が考えた過程がわかるように書いてあればよいのです。中途半端な説明でも解読しながら採点しています。
    問題によっては細かい部分点を設定して採点に当たっています。答案用紙には解答とは直接関係のない落書きのようなものは書いてはいけません。
  • 入試では、どの教科でも、長文の読解力と論理的に正しく考える考察力、そしてそれを答案として書く記述力が問われます。
    読む・考える・書く・計算する、の積み重ねが、受験学力を高めて行くことでしょう。ただし、無理に背伸びする必要はありません。小学校の範囲を超えるものは要求しません。

入学試験について②(各教科)

国語

  • 答えに至るまでのさまざまな考えを頭の中で整理し、メモではなく、問いに必要十分な言葉で答えることを心がけて下さい。
    本文のページへの書き込みはかまいません。
  • 記述の力の一部として、小学校で習う漢字は使って答えてください。

算数

  • ほとんどの問題で式や考え方を書くよう指示しています。どのように考えて答えを導き出したかということを、必要な式や図、計算を使ってしっかりと説明して下さい。
  • 詳しくは答えられませんが、解き方、考え方の過程を大切にしています。

社会

  • 解答欄は十分な余裕をもって設定しています。欄内に記入してください。自分の解答が、解答欄よりはみ出すようであれば見直しをしてみてください。
  • ていねいに書いてもらえれば、たいていの字は読めます。乱雑に書いていたり、字が薄かったりして読めない場合は採点できませんが、こちらもがんばって読み取ろうとしています。
  • 小学校の教科書に漢字で出てくる用語(人名や地名など)は漢字で書けるように努力してください。

理科

  • 実物の観察問題は必ず出題されるわけではありません。小学校の理科の知識を大切にし、目で見て確かめたことを自分の言葉で正確に伝えられるように心がけてみてください。

学費について

  • 教材費などの費用は1学期に預け金という形で納めていただき、学年末に精算します。各学年の預け金は概ね次の通りです。(2019年度実績)

    預け金

    学年
    預け金額
    備考
    中1
    65,000
    山上学校費用含む
    中2
    81,800
    みなかみ民泊実習費用含む
    中3
    23,000
    天文実習費用含む
    高1
    47,000
     
    高2
    26,000
     
    高3
    29,900
     
    • 預け金は、年度終了後、残金を進級学年に繰り越しますので、納入金額は年度により多少の増減があります。
    • 学校指定の制服やバッグなどはありません。また、修学旅行はありません。
    • この他、部活動に所属する場合は、部活費用もかかります。かかる金額は部によって違います。
    • 入学後、寄付金のお願いをすることになりますが、これはあくまでも任意です。

卒業後の進路について

  • 進路指導委員会を置いて、進路指導を総合的に行っています。大学で何をやりたいか、社会に出て何をやりたいのかを納得するまで考え、生徒自身が志望を明確にする過程が、大学受験へのエネルギーを生み出すと考えています。
    中3での職業選択に関するキャリア教育、高1での進学志望分野の選定指導を経て、高2では志望大学・学部を生徒が主体的に決定します。
    武蔵では普段の授業教材、定期試験やレポート提出などにより、六年間を通じて読解力・考察力・記述力を鍛えています。これが受験直前に学力を大きく伸ばして合格へとつながる原動力となっています。
  • 推薦入学制度があります。大学が面接、小論文、調査書などの審査を行い、合格を決めます。

学校制度について

  • 制限は設けていません。中には1時間半以上かけて通っている生徒もいますが、中学生のときは体力的に大変なようです。健康管理に十分気を使う必要があるでしょう。50分~1時間が在校生の通学時間の平均値でしょうか。
  • 3学期制で、1、2学期は中間試験と期末試験、3学期は期末試験と大きなテストは全部で5回あります。レポートや提出物、ふだん行われる小テストなどを含めて総合的に成績(10~3の絶対評価)がつけられます。
  • 国内国外を問わず、保護者と離れての生徒ひとりの生活は好ましくないと考えます。一旦武蔵を退学し、現地の学校に通うことを勧めています。しかし、2年以内をめどに再入学するようにしてもらっています。再入学後の学年は本人の希望や学力を考慮して決めます。武蔵に入学して、その大部分を違う学校で過ごすというのは武蔵に入学した意味がありませんし、同級生との関係においてもよくないと考えます。入学してすぐ、保護者に伴って海外に行く場合、1学期終了後(山上学校を経験してから)の退学を条件にしています。

授業について

  • 制度としての補習授業は行っていません。担当教科の教員が生徒の学力の到達度をみて放課後個別に補習を行っています。普段の授業の中で、疑問点やわからないことを教員に質問する、質問に行く、という習慣をつけて欲しいと思います。
  • 検定教科書どおりの授業はないといえるでしょう。6年間のある時期を取り出して世間と比較してどうなのかということはいえないのです。高3になると復習的な授業もありますが、高2までで高校の課程を終えるという考えは持っていません。

学校生活について

  • 服装などについては学校として決まりは作っていません。時として教員が個別に指導することはありますが、その場合も本人の自覚を促すことを基本としています。

    また、ごく少数の方は欠席も自由らしいと誤解されているようですが、正当な理由のない欠席、遅刻、欠課の数について厳格な基準がありますし、進級にも関係します。
  • 全員に参加を強制してはいませんが、奨励はしています。生徒数の割りには部や同好会の数は多いと思います。運動部ではかなりの成績を上げていますし、文化部では専門分野を深く追求しています。

    運動部の多くと一部の文化部は夏休みなど長期休みに合宿を校内や校外で行っています。入学後、「武蔵がこんなに部活動が活発だとは思わなかった」という感想をもらす保護者もいます。

    運動部も文化部も生徒の自主的な活動を基本とし、教員はそれを援助するという考えで、各部・同好会の顧問は生徒に接しています。

    「校友会活動」のページもお読みください。
  • 図書館棟の1階にある「生徒集会所」が食堂を兼ねています。
    定食,カレーライス,ラーメンなどのメニューがあります。

    「キャンパス紹介」のページに写真があります。
  • 中学生はほとんど通っていません。授業を興味深く聞き、与えられた課題を一つ一つこなしてゆくという基本的な態度をしっかり持っていればよいのです。ある時期、緊急的に家庭教師などに頼ることはあっても、それが通常の姿であってはならないと考えています。高校2年頃になると、予備校に通う生徒が多くいます。予備校をうまく利用してくれればよいのですが、予備校にただ通っているだけと思われる生徒が目に付くのは残念です。その時間を武蔵の授業の予習、復習に使えば確実に力がつくはずです。あくまでも武蔵の授業に軸足を置いた姿勢を持つことが重要です。

行事について

  • 修学旅行は中学、高校を通してありません。以前は高2で京都奈良方面に行っていましたが、ただ東京の地を離れたというだけの意識の生徒が目立ちました。「集団の中に個々の責任が埋没してしまうような学校行事はむしろ進んで廃止し、それで失われる美点は別の形で追求すべきである」という考えのもとに、1978年に廃止しました。

その他について

  • 教員は中学高校の区別なく授業を担当しています。教員は、高3の授業の次に中1の授業ということもあります。2023年度の中学高校の全教員数は専任54名、講師54名(うち第二外国語講師14名)です。
  • 現在のところ、週5日制実施の計画はありません。