身近な現象を科学的に捉え、理解し、自然科学の基本を学びます。

中学生の段階では、生徒一人ひとりが実験・観察をじっくり行えるように1クラスを2分割した少人数教育を行い、さらに体験的な野外実習も行います。
中学1・2年では初等教育で学んだ内容を発展させ高等教育への道筋を明確に示しながら、観察・記録の方法、数値と単位の扱い、実験器具や計測機器の扱いなど、自然現象を科学的に捉える手法を体験的に身に付けます。
中学3年・高校1年と学年が上がるにつれて、自然界に潜む法則性、規則性を定性的にも定量的にも理解し、表現する手法を学び、自然科学の各分野を深く学ぶための素養を身につけることを目指します。
高校2・3年は物理学、化学、生物学、地学の4教科からの選択授業となります。それまでに培われた科学的な見方・考え方を土台に、自然界に起こる多様な現象を体系的に学び、より深く理解するだけでなく、将来、専門的な分野にも対応できるように基礎力の充実を図ります。
地学巡検

中学1年生全員が参加し、神奈川県の箱根山で行います。箱根山の麓にある神奈川県立生命の星・地球博物館で、「地球の生い立ち」や「地球上の生命」などの展示を見学したのち、バスで移動しながら箱根山を一望します。要所ではバスを降りて案内者の説明を受けたり、地形や岩石の観察をしながら スケッチをしたりします。天候によっては富士山などの周囲の山々も見渡せます。教室で学んだ内容をもとにして、実物や自然を実感する学習となっています。
天文実習

中学3年生全員が参加する、秋の観測条件のよい時期に東京を離れて行う1泊2日の実習です。
教室で学んだ天体の多様性や光学機器についての学びを基に、生徒のグループワークによって計画・立案された観測テーマに基づいて、与えられた時間の中で自由に天体望遠鏡を操る体験学習を行ないます。
通常の学校行事では夜遅くまで活動することはありませんが、この日ばかりは違います。夜間の冷え込みも厳しい中で、防寒対策をしっかり行って観測に臨みます。寝袋に入って仲間と大地に寝転んで流星を探したり、カメラで天の川を撮影したり、天体望遠鏡や双眼鏡を駆使して肉眼では見られない天体を観測したりと、グループ毎に様々な活動を展開します。
本校では十分な数の天体望遠鏡と双眼鏡を用意して、生徒の活動を支援しています。