山上学校と同じく7月中下旬に3泊4日の日程で行われます。中学2年生全員が泳力に応じて3期に分かれ、千葉県勝浦市にある武蔵鵜原寮で生活を共にしながら、寮から数分の鵜原湾で水泳訓練を行います。
水泳練習では遠泳、着衣泳、波乗りなどを行い、海の自然との対話を通して、安全をどのように確保すべきかを学びます。生徒は寮を出発するときから2人1組(バディ)で行動し、教員と助教の指示に従って水泳班別に行動します。時間泳、着衣泳では地元の漁師さんの協力を得て、監視船もつきます。
遠泳では、刻々と変わる潮や波を体感しながら、隊列を組んで泳ぎます。海の状況によっては鵜原湾の外まで出ることもあります。また、いざというときの安全を意識した着衣泳の練習も行います。靴や衣服を身につけたまま船から飛び込み、浜に向かって泳いでいきます。最後にはズボンを浮き輪として利用する練習も行います。
波乗りはサーフボードやボディボードを使って行います。ボディボードを自在に操ったり、教員、助教の補助を借りながらサーフボードの上に立ったりして、波に乗る楽しさを味わいます。
寮生活は、水泳班とは別に、部屋を単位に行動します。各室で室長、掃除当番、食事当番などの役割分担をし、朝の清掃、食事の配膳、夕食後の会合など、室員それぞれがその日与えられた仕事を責任を持って行います。
初めての海浜学校は開校2年後の1924年に開かれ、1928年以来、鵜原で行われています。現在の鵜原寮は1988年に大幅改修されており、その際には中学1年生が山林遠足で訪れる学校山林の間伐材が使用されました。
なお、赤城青山寮同様、この鵜原寮も学園の厚生施設も兼ねており、在校生の家族や卒業生も利用することができます。