校長散歩

2019.12.18

  • #授業
  • #行事

110 中2みなかみ民泊実習発表会

みなかみ発表の画像
プレゼンテーションを行う生徒の様子
12月14日、大学3号館を会場に、この夏に群馬県みなかみ町で行った中2の民泊実習体験の発表会が、クラスごとに行われました。当日は、保護者の方にも多数お越しいただき、盛況となりました。
生徒たちは、技術(情報)の授業で、これまで課題研究を進めてきました。みなかみの自然、歴史、環境保全、過疎化などの地域課題です。それぞれが立てた研究課題について、現地で学んだことも含めながら、パワーポイントの資料でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
人口減少にどう対応するか、農業をどう振興するか、交通システムをどう作るかなど、みなかみ町の抱えている課題に向き合うとともに、中学生なりに一生懸命考えたアイデアを出す姿勢に好感が持てました。また、中には、スマホと断絶して農家の皆さんと交流した日々を振り返って、「スマホ依存になりがちな小中学生にこそ民泊は意味がある」との報告もあり、これもまた「なるほど」と感心させられました。
中2の生徒たちが、みなかみでの農業体験・生活体験を通して「成長」した様子が良くうかがわれた報告会でした。「グローカル」という言葉がありますが、武蔵生には地に足をしっかりつけつつ、「グローバル」な広い世界へと飛びだしていってほしいと願っています。改めて、この場をお借りして、3泊4日という長い期間、快く生徒を受入れて下さったみなかみ町の皆様に感謝いたします。