校長散歩

2020.01.14

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117 「探究的学びと高大接続」シンポジウム

高大接続シンポジウムの画像
シンポジウムの様子
1月13日、順天堂大学講堂を会場に、校長散歩113で紹介した「探究的学びと高大接続」シンポジウムが開催され、早稲田大学の濱中淳子教授のコーディネートのもと、私もパネリストとして参加しました。
武蔵を含むいくつかの中高一貫校での取組の映像を見ながら、パネリストが討論するという内容で、フィールドワークや課題研究、タブレットやポートフォリオを活用した授業など、様々な学校の先駆的な取組を見て、大いに刺激になりました。同時に、武蔵の映像も紹介されました。中3の卒業研究や高1の総合講座の様子、そしてそれらを受講する生徒のインタビューなど、学校全体がまさに探究的学びである武蔵の取組も、参加者の皆さんに興味深く見ていただき、各校の実践のさらなる充実に向け、とても良い発信になったと思います。
「探究的な学びの力」は先行き不透明なこれからの時代を生きていくうえで強く求められています。同時に、武蔵では「自ら調べ自ら考える力ある人物」の理念のとおり、これまでずっと大事にしてきた力だと思います。今のやり方に慢心することなく、他校の実践にも学びながら、より良いものを創りあげられたらと考えています。
なお、当日のシンポジウムは約3時間にわたって、フロアとの質疑応答も含め、熱心な議論が行われました。この様子は、各学校での取組の映像も含め、1時間の番組に編集されて放映されるとのことです。放送日は未定ですが、NHKのEテレで、来年度以降の土曜午後の時間帯に、放映される予定とのことでした。