校長散歩

2020.01.22

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121 海外チャレンジ報告会

チャレンジ報告会の画像
1月18日、講義室を会場に、「海外チャレンジ報告会」が開催されました。昨年の夏休みに、自主的に海外で開催されるサマースクールなどを見つけ、新設された「校外活動チャレンジ奨励金(海外版)」を得て留学してきた中3から高2までの5名の生徒が、その活動内容と成果を報告しました。生徒・教員に加え、今回は経済的支援をしてくださった同窓会の方なども含め、約30名の参加がありました。
それぞれの留学先はカナダ(バンクーバー)、オーストラリア(ゴールドコースト)、アメリカ(シアトル)。プログラムの違いはありますが、共通しているのは、多様な国籍からなる人々との寮生活・ホームステイや大学などでの学びを通して、2週間程度のまさに「武者修行」を体験してきたということです。
「どの留学生とも信頼関係をつくるよう積極的にかかわりをもったら、なぜか人気者になってしまった。日本人の『和』の考え方は強みになる」「国内でのエンパワーメントプログラムに参加して留学に目が向いたが、今回の留学で外国留学へのハードルがさらに低くなった」「自分の意志をもつこと、自ら行動することが重要だと気付いた」など、英語力向上への動機づけはもとより、それぞれの意識変革がもたらされたようです。どの生徒の発表も自信と満足感にあふれていました。ご家庭の援助に加え同窓会からも経済的支援をいただける武蔵の生徒たちは本当に恵まれています。だからこそ、今回「思い切って外へ」飛び出した生徒たちには、そこで得た力や思いをバネに、いつか「もっと先へ」と飛び出していってほしいと思います。また、今日話を聞いた後輩たちにも、どんどん後に続いてほしいと願っています。