校長散歩

2020.02.04

  • #入試

129 合格発表

見守る校長
暗闇が迫る夕刻から掲示発表が始まりました
2月2日夕刻、翌日のネットでの合格発表に先立ち、校内で掲示発表を行いました。狭い場所ですので、集まっていただいた受験生や保護者の皆さんには、グループに分けて掲示を見ていただきました。悲喜こもごもでした。
合格された受験生の皆さん。おめでとうございます。心より祝福します。
そして残念ながら思いがかなわなかった受験生の皆さん。12歳にとって、こうした経験は辛かったと思います。人生にはうまくいかないこと、思い通りにいかないことがよくあります。実際うまくいくより、うまくいかないことの方が多い。しかし、それは『成長のチャンス』だと思うのです。
試練(trying)という言葉がありますが、それは「その人が乗り越えるだろうと考えて神様がその人を試す」という意味だそうです。うまくいかなかったときは、神様が与えてくれた「成長」への贈り物だと私は思います。大切なことは、どのように気持ちを整理して次の「成長」に向けて踏み出すか。
新たな場で新たな出会いもあるでしょう。自分の悲しみの経験から人の痛みもわかるような人になるでしょう。次の勝負の機会に向けて反省点も生かせるでしょう…
うまくいくことより、うまくいかないことの方が、人を「成長」させるものだと思います。お父さんお母さん、どうぞ「笑顔」でお子さんを褒めてあげてください。
多くの皆様に武蔵を受験していただき、改めて感謝いたします。有難うございました。