校長散歩

2020.06.29

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172 高1総合講座『将来可視化プロジェクト』

将来可視化プロジェクトの画像
一回目は私も参加し、映像を配信しました。
6月26日、高校1年生の「総合講座」では、毎年様々なテーマに分かれて探究活動を行っています。ところが、今年度は新型コロナウィルスの影響で、休校下においてはそうした活動もできずに、改めて2学期から再スタートをする準備をしています。
そうした中、今年度1学期の緊急特別企画として『将来可視化プロジェクト』が立ち上がりました。これは、武蔵生に将来の生き方を考えてもらう上で、OBに動画作成を依頼し、現在の職業生活や、そこに至るまでの武蔵生活からのプロセスを語ってもらおうというものです。生徒たちはオンライン授業の配信で、その映像を視聴し、最終的に1学期末にレポートを作成します。
私自身も50期生のOBですので、まず切り出しとして、担当の先生方からインタビューを受け動画を配信しました。その後、各分野で活躍している73期生から87期生の20名を超える比較的若い世代のOBが、コロナ禍にもかかわらず、様々なストーリーを語った動画を無償で寄せてくれました。
残念ながら、授業を受けている高1生しか視聴できませんが、これが素晴らしく面白い!武蔵生のパッションと豊かな個性に本当に感銘します!
・妥協の産物からは何も生まれない
・大きな高い山を作るにはすそ野を広げることが大事。でも時期がきたらやりたいことを絞れ
・勉強ができなくても、自分が興味あることを人の三倍やれば夢に近づける
・もっともっと野心をもて
・いろんなものを見ていろんなものを感じて「喜怒哀楽」を!
・自分がやるべきこと、やりたいことを明確にしろ
様々な言葉が胸にしみました。そして武蔵生には「自調自考」の精神が根底に流れていることを確信しました。コロナ禍という状況だからこそ実現したのかもしれません。後輩たちには良い出会いになりました。ご協力に心から感謝します!