校長散歩

2020.09.15

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193 夏の思い出6−REDサマー・プログラムのプレゼンテーション

プログラムの成果を英語でディスカッションする生徒たちの画像
プログラムの成果を英語でディスカッションする生徒たち
武蔵学園が主催しているREDプログラムについては、これまでも校長散歩2653などで紹介してきました。平日の放課後に行われるイブニング・プログラムと夏休みに行われるサマー・プログラムがあります。
サマー・プログラムを行うG2・G3のクラスのうち、G2は昨年と同様、海洋生物と環境科学について学ぶ2週間でしたが、コロナの影響もあり今年のフィールドトリップは1回に。野島海岸でマイクロプラスチック採集をし、その調査分析を学内で行いました。
より上級のG3は例年、海外で研修を行いますが、今年度は新型コロナウィルスの関係で、当初準備していたオーストラリアでの研修は中止。国内での研修に切り替わりました。
そこで、今年のG3は,第一線でご活躍されている科学者お二人(堀川大樹先生(慶應義塾大学先端生命科学研究所上席研究員)と桑田晃先生(国立研究開発法人水産研究・教育機構東北区水産研究所グループ長 武蔵56期)を「ゲスト・サイエンティスト」として招へい。「生命と生態系を学ぶ2週間」と称して、武蔵学園内をフィールドに「クマムシ」を探したり、根津美術館のご協力のもと美術館の庭の池の水の「藻・プランクトン」を採したりするなど、2週間にわたる調査研究のプログラムを実施しました。
8月29日、G2とG3合同で、保護者の皆様も参加していただき、学園内のホールを会場にプレゼンテーションを行いました。武蔵生は他校から参加している女子生徒とともに、サマー・プログラムの成果をディスカッションしたり、ポスター発表を行ったりしました。もちろん全部英語。生徒の着実な成長を実感しました。