228 武蔵の授業8　国語

11月14日、中1の国語の授業を見学にいきました。まずは漢字テスト。前の時間にプリントで渡した範囲からの出題です。プリントには字の成り立ちや語彙、さらに間違えやすいポイントなどが示され、説明を聞いていても「目から鱗」のような話でした。パソコンでの漢字変換が当たり前になってきた時代に、しっかりと手を使いながら、漢字の原理原則を理解することは改めて大切なことだと思いました。
また、今年度の中1国語では、夏休みに「三題噺」の作文課題が出されていました。これはあらかじめ示された三つの単語を使って、300字程度の「お話」を創作するものです。
生徒は全部で4つのお話を作ったそうです。その中の良かったものを、このたび「作品選」として先生がまとめ、生徒に配布しました。大変な作業です。その労力に感心しました。
この生徒たちの「お話」が実に面白い。先生も「さりげない日常をさりげなく書ける力」として、褒めていました。
いつか大人になって、読み返してみると、きっと面白いと思います。ひょっとしたら、この中から、未来の大作家が生まれるかもしれません。