校長散歩

2020.11.27

  • #グローバル

234 Zoomを使っての国際交流を実施しました

11月22日 武蔵では例年、ドイツ、オーストリア、フランス、イギリス、中国、韓国の提携校の生徒たちを武蔵の授業に受け入れています。また、9月には赤城青山寮を使って、その時期に受け入れているドイツ、オーストリア、フランスの生徒たちと「国際交流合宿」をやっています。
ところが、今年度は新型コロナウイルス禍において、こうしたグローバル関係の取り組みはすべて止まってしまいました。そうした中、生徒の方からZoomを使っての“Musashi Virtual Intercultural Party”を実施したいとの申し出がありました。
生徒自身が企画し、仲間を集め、提携校との時差を考慮して、11月21日(土)と22日(日)のそれぞれ17時から19時までZoomでのセッションが始まりました。参加した生徒は71名。20名の武蔵生がホストになり、初日は各学校のビデオ紹介やアイスブレイク。二日目は武蔵生が学ぶ第二外国語ごとの国別セッションや、食べ物やアニメ・マンガ、スポーツ、音楽などトピック別に英語や日本語で語るトピック別セッションが行われました。
私も参加させてもらいましたが、どの生徒も笑顔で楽しんでいたのが印象的でした。また、事務局をしていた武蔵生が各ルームへの振り替えを上手に行うなどICTの技術にも感心しました。様々なトラブルにも、仲間とともに相談して、その都度解決していったのもよい経験だと思います。
新型コロナウイルス禍ですが、みな海を越えて「つながりたいんだな」と実感しました。また、これまでは東アジアの提携校とヨーロッパの提携校が一同に集う機会はありませんでしたが、コロナ禍というピンチをチャンスに変えて、武蔵生の発案で、東アジアとヨーロッパの生徒たちを「つなげることができた」のは素晴らしいと思いました。
近い将来、今度は直接、会える機会があることを楽しみにしています!
  • 交流会1の画像
  • 交流会2の画像
  • 交流会3の画像
    参加者で記念撮影