校長散歩

2020.12.21

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246 「化学グランプリ2020」に6名入賞!!

12月18日、「夢・化学-21」委員会と日本化学会が主催した「化学グランプリ2020」において、見事入賞を果たした6名の武蔵生が校長室に来てくれました。
「化学グランプリ」は、全国の中高生に化学への興味・関心を喚起し、意欲・能力を高め、世界にも通用する若い化学者を育成することを目的に、1999年より実施されています。22回目の本年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響によりオンラインで実施。10月の一次選考を突破した117名による二次選考(本選)の結果、見事金賞に2名(高3市川君、高2佐藤君)、銀賞に1名(高3鈴木君)、銅賞に3名(高3中山君、高3浜田君、中3大木君)と、6名もの生徒が入賞を果たしました。高2の佐藤君は高2生の中では1位ということで、「TDK特別賞」も受賞。また中3の大木君は中学生としては2名だけの受賞者のうちの一人ということです。
話を聞くと、多くの生徒たちがこれまでもこの大会に挑戦してきたとのこと。かつて本選を突破できなかった経験を乗り越えたことは、大きな自信になったのではないでしょうか。また、化学だけでなく生物や地学、数学あるいは言語学など、様々な分野のオリンピック大会に挑戦している生徒も多く、関連分野に興味を持っている姿勢は素晴らしいと思いました。
毎年開催されている「国際化学オリンピック」は、2021年は7月に日本(大阪)で開催されるとのこと。今回参加した高2以下の生徒から20名程度を代表候補生徒として認定し、後日選抜をするそうです。すでに2名の武蔵生も代表候補に認定されたとのことで、機会が得られれば、さらなる高みを目指して頑張ってほしいと思います。また、高3生にはこの経験を、自らの進路希望の実現に大きく生かしていってほしいと願っています。