校長散歩

2021.09.28

  • #武蔵の風景

324 夏の思い出7 −武蔵の自然2「イロガワリ」−

イロガワリの画像
イロガワリには字を書くことができます
武蔵には豊かな自然がたくさんあります。
夏休みに入ったころ、地理の先生が「珍しいキノコが散歩道に生えている」と教えてくれました。
イロガワリです。イロガワリはイグチ科のキノコ。夏から秋にかけて、針葉樹林や広葉樹林などの地上に発生するそうです。散歩道に行ってみると、大きいものでカサが20センチくらいのも含め、大小さまざまなイロガワリが群生していました。
イロガワリの特色は、その名前のとおり、傷をつけたり、肉を空気に触れさせたりすると、すぐに濃い青色に変色することです。実際、字を書いてみると面白いように字が浮き上がってきます。
また、なんとなく不気味ですが、毒キノコではありません。ヨーロッパなどでは美味しいキノコとして紹介されており、肉などと一緒に煮込むとおいしく食べられるとのことです。