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「ー卒業生が語るー 学びの土壌」

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校長散歩 -学びの水脈と対話の杜-

杉山校長

杉山校長が四季折々の風景を楽しみながら学校内を散歩し、生徒との対話の中で発見したことや日々感じていること等を皆さんにお伝えしていきます。
※題字は杉山校長

Vol.122 アスペン・ジュニア・セミナー

1月19日、文京区の京北高校を会場に、高校2年生を対象とした『2019年度アスペン・ジュニア・セミナー』の三日目のプログラムが行われました。
『アスペン・セミナー』をご存知の方はいるでしょうか。アスペンというのはアメリカコロラド州にある避暑地の地名です。第二次世界大戦後の1950年ごろ、国際関係の緊張や文明の瑣末化といった時代状況を背景に、世界で活躍する学者、芸術家、実業家たちが、休暇を利用して集まり、古典的名著をテキストに、自由な対話を通して「現代をいかに生きるか」を思索することに端を発しました。その後、1998年、日本でも日本語によるアスペン・セミナーを開始。2008年からは高校生を対象としたジュニアセミナーも始まりました。武蔵生はこれまで参加していませんでしたが、今年度呼び掛けたところ2名が参加。そこで、11月から始まった3日間のセミナーの最終日に、その様子を見学に行きました。
この日のテキストは、スペインの社会学者オルテガの『大衆の反逆』と森鴎外の『かのように』。いずれも現代の社会状況につがながる名著です。公立私立を問わず集まった男女60名の生徒たちは、20人ずつ三つのチームに分かれて、この古典をもとに、自由な対話を行っていました。仲間との対話だけでなく、古典を書いたオルテガや鴎外とも、二人が提起した問題に、時空を超えた対話を楽しんでいるように見えました。
参加した生徒たちは、本当に深い思索体験をしたと思います。また、普段出会うことのない他校の生徒たちと深いところでつながりを得ていました。今年度武蔵生のチャレンジした様子を見て、来年度もぜひ後輩に続いていってほしいと思いました。

日本アスペン研究所とは
2020.1.23

アスペンジュニアセミナー

古典を通して対話を行うアスペン・ジュニア・セミナー

Vol.121 海外チャレンジ報告会

1月18日、講義室を会場に、「海外チャレンジ報告会」が開催されました。昨年の夏休みに、自主的に海外で開催されるサマースクールなどを見つけ、新設された「校外活動チャレンジ奨励金(海外版)」を得て留学してきた中3から高2までの5名の生徒が、その活動内容と成果を報告しました。生徒・教員に加え、今回は経済的支援をしてくださった同窓会の方なども含め、約30名の参加がありました。
それぞれの留学先はカナダ(バンクーバー)、オーストラリア(ゴールドコースト)、アメリカ(シアトル)。プログラムの違いはありますが、共通しているのは、多様な国籍からなる人々との寮生活・ホームステイや大学などでの学びを通して、2週間程度のまさに「武者修行」を体験してきたということです。
「どの留学生とも信頼関係をつくるよう積極的にかかわりをもったら、なぜか人気者になってしまった。日本人の『和』の考え方は強みになる」「国内でのエンパワーメントプログラムに参加して留学に目が向いたが、今回の留学で外国留学へのハードルがさらに低くなった」「自分の意志をもつこと、自ら行動することが重要だと気付いた」など、英語力向上への動機づけはもとより、それぞれの意識変革がもたらされたようです。どの生徒の発表も自信と満足感にあふれていました。ご家庭の援助に加え同窓会からも経済的支援をいただける武蔵の生徒たちは本当に恵まれています。だからこそ、今回「思い切って外へ」飛び出した生徒たちには、そこで得た力や思いをバネに、いつか「もっと先へ」と飛び出していってほしいと思います。また、今日話を聞いた後輩たちにも、どんどん後に続いてほしいと願っています。
2020.1.22

チャレンジ報告会

Vol.120 大学入試センター試験

1月18日、小雪がちらつく寒い朝、最後の大学入試センター試験が始まりました。武蔵大学も会場になります。
昨日も校内を回ると、図書館や進路情報室あるいは演習室で、自習をしたり最後の補習を受けたりと、頑張っている武蔵生たちに出会いました。
いよいよ入試も本番に突入。センター試験を皮切りに、私立大学の個別入試、国公立大学の二次試験へと日程が進んでいきます。
年賀式でもお話ししたように、「ネバーネバーネバーネバーネバー・ギブアップ」が受験を突破し、人生を生きていくうえでの秘訣だと思います。
体調には十分注意しながら、最後の最後まで絶対にあきらめずに、持てる力を発揮してほしいと願っています。頑張れ武蔵生!!!
2020.1.21

センター試験武蔵会場

武蔵東門の様子

Vol.119 韓国漢栄外国語高校の陸校長が来校しました

1月17日、韓国ソウルにある漢栄(ハニョン)外国語高校の陸(ユク)校長先生が来校されました。現在、漢栄外国語高校からは、約1か月の予定で、3名の短期交換留学生が武蔵で学んでいます。
陸先生は長年漢栄外国語高校の日本語の先生として、武蔵との交流にも尽力されていたうえに、昨年秋に校長先生になられたこともあり、わざわざ訪問していただきました。陸先生は、授業に参加している留学生に、丁寧に声をかけられていました。
校長室では、武蔵に対して「感謝状」の盾もいただき感激しました。盾には韓国朝鮮語と日本語で「両国間の文化交流を通したグローバルリーダー育成に尽力いただいたことに感謝したい」旨が刻まれていました。武蔵と漢栄外国語高校との交流は2001年にさかのぼります。ちょうど日韓ワールドカップの前年でした。その頃から約20年が過ぎました。時代がどうであろうと、交流をたやすことなく、また相互の絆を確実なものとしていただいていることに対し、武蔵こそ漢栄外国語高校の皆様に心から感謝したいと思います。
2020.1.20

漢栄外国語高校陸校長

感謝状をいただき、陸先生を囲んで武蔵関係者と記念撮影

Vol.118 武蔵学園記念室

1月14日 「武蔵学園記念室」は、武蔵の大講堂に設置されています。
学園記念室は1994年に、武蔵学園創立70周年記念事業の一環として開設されました。以降、できるだけ多くの方々に学園の歴史を知っていただくため、学園に関わる資料の収集・整理とそれらの展示・公開を行っています。現在は来る2022年の学園創立百周年に向け、『武蔵学園百年史』刊行への準備・編集等の中心的な役割を担っています。
学園記念室では、常設展の展示のほか、随時、特定のテーマを掲げた企画展示を行っています。現在は「むさしむかし発見! seasonⅡ」を開催中。展示室は大講堂の2階。開室時間は原則として平日の10時から16時半まで。入場はもちろん無料で、在学している生徒・保護者はもとより、一般の方も見学できます。
大講堂の1階入口には、展示室への案内表示があり、奥には光の中に武蔵創立者の根津嘉一郎翁の彫像がうかがえます。
『三理想』を掲げた武蔵の歴史を知ることは、これからの先行き不透明な時代を展望していくうえでも大きな意味のあることだと考えています。
もしご覧になったことがない方がいらっしゃいましたら、生徒諸君も含め、ぜひ訪問されてはどうでしょうか。

武蔵学園記念室ホームページ
2020.1.17

武蔵学園記念室

記念室の案内表示と根津嘉一郎翁の彫像

Vol.117 「探究的学びと高大接続」シンポジウム

1月13日、順天堂大学講堂を会場に、校長散歩113で紹介した「探究的学びと高大接続」シンポジウムが開催され、早稲田大学の濱中淳子教授のコーディネートのもと、私もパネリストとして参加しました。
武蔵を含むいくつかの中高一貫校での取組の映像を見ながら、パネリストが討論するという内容で、フィールドワークや課題研究、タブレットやポートフォリオを活用した授業など、様々な学校の先駆的な取組を見て、大いに刺激になりました。同時に、武蔵の映像も紹介されました。中3の卒業研究や高1の総合講座の様子、そしてそれらを受講する生徒のインタビューなど、学校全体がまさに探究的学びである武蔵の取組も、参加者の皆さんに興味深く見ていただき、各校の実践のさらなる充実に向け、とても良い発信になったと思います。
「探究的な学びの力」は先行き不透明なこれからの時代を生きていくうえで強く求められています。同時に、武蔵では「自ら調べ自ら考える力ある人物」の理念のとおり、これまでずっと大事にしてきた力だと思います。今のやり方に慢心することなく、他校の実践にも学びながら、より良いものを創りあげられたらと考えています。
なお、当日のシンポジウムは約3時間にわたって、フロアとの質疑応答も含め、熱心な議論が行われました。この様子は、各学校での取組の映像も含め、1時間の番組に編集されて放映されるとのことです。放送日は未定ですが、NHKのEテレで、来年度以降の土曜午後の時間帯に、放映される予定とのことでした。
2020.1.14

高大接続

シンポジウムの様子

Vol.116 富士山

1月9日 武蔵で一番高い大学8号館の8階に上ると、「富士山」がくっきりと見えます。
青い空に映える富士山を見ると、不思議なもので気持ちがゆったりと、そして清々しくなります。
今日から授業が始まりました。新しい年に際し、武蔵生にはそれぞれの目標に向かって、ぜひ良い一年にしてほしいと願っています。また、武蔵受験を目指している小学生の皆さんも、健康には留意しながら、最後の最後まで精一杯頑張ってほしいと願っています。
2020.1.10

富士山

大学8号館から望む富士山

Vol.115 2020年年賀式・第三学期始業式

1月8日、大講堂で年賀式・始業式が行われました。冒頭、生徒代表から新年の挨拶があり、「チャレンジすること」についての抱負が語られました。気持ちのこもった素晴らしい挨拶でした。
続いて私のほうからも新年の挨拶を行い、新しい年に際し、武蔵生に期待することについてお話ししました。
今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。1964年の東京オリンピックのとき私は小学校1年生でしたが、あのときの熱狂と興奮は今も覚えています。あれから56年が過ぎ、今年も日本中は熱狂と興奮に包まれると思いますが、時代は大きく変わってきています。戦後の復興を目指し単純に希望が持てたあの頃の時代と比べると、今は先行き不透明な混迷している時代での開催だと思います。
そうした先行き不透明な混迷する時代において、どのような力を武蔵生に身に付けてほしいか。国際バカロレア(IB)に示されている「学習者像」をもとにお話ししました。
「学習者像」に掲げられている「考える力」「探究する力」はまさに武蔵生の強みであり、それらは混迷する時代を切り拓いていくと思います。加えて、そこに掲げられている「リスクをとる力」「思いやり」もさらに磨いていってほしいと期待しています。
新しい年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。

年賀式・始業式校長挨拶全文はこちらから
2020.1.9

年賀式

Vol.114 スキー教室

12月19日から長野県志賀高原熊の湯スキー場で、スキー教室が実施されました。中学生を中心に約130人の希望生徒が参加。生徒はスキー技術や体験日数別にA班からD班まで分かれます。指導は、体育科をはじめスキーの上手な教員に加え、長年武蔵を愛し、熊の湯まで駆けつけてくださるインストラクターの皆さんが行います。
熊の湯でのスキー教室は、私の学生時代にもありました。今回、47年ぶりに参加しました。あいにくの雪不足で、絶景が見られる横手山山頂へのリフトは動いていませんでしたが、熊の湯のゲレンデを本当に懐かしく滑りました。
私も中1冬から中2春まで参加した記憶があります。初心者のD班から始まって、C班、B班へと上達していったことをよく覚えています。武蔵のスキー教室は冬と春にそれぞれ4泊5日あります。これだけ日数をかけてスキー教室をやっている学校はなかなかありません。今思えば、生涯スポーツの基盤を、武蔵のスキー教室で教わったんだなあと思います。スキーは滑った日数と適切な指導で必ず上達していきます。武蔵は恵まれているなあとつくづく思いました。久しぶりにスキーを楽しませてもらったスキー教室でした。

武蔵は冬休みに入りました。高3の受験生は、体調にも注意して、まずはセンター試験に向けて頑張ってほしいと思います。また、『校長散歩』を読んでいただいている皆様方におかれましては、この1年有り難うございました。どうぞ良い年を迎えられてください!
2019.12.23

スキー教室

熊の湯ゲレンデの講習風景

Vol.113 『探究的学びと高大接続』シンポジウムについて

12月18日 年が明けての1月13日(月)の成人の日(祝日)に、順天堂大学を会場に、NPO学校支援協議会が主催する『探究的学びと高大接続』というシンポジウムが行われます。
『探究的学び』とは、これからの日本の教育のキーワードで、新学習指導要領では、まさにその視点から改訂がされています。このシンポジウムは、中学校や高校における具体的な取り組みを映像で紹介しながら、様々な立場からパネルディスカッションをしようという試みです。
そのパネリストの一人として、私も参加することになりました。武蔵はそもそも「自ら調べ自ら考える」の理念のとおり、学校全体が『探究』しているような学校です。11月に校内で撮影した授業風景なども踏まえながら、当日はお話をする予定です。
参加は無料ですが、ネットによる事前申し込みが必要とのこと。ご関心のある方は生徒・保護者も含め、どうぞ参加されてください。
なお、当日のシンポジウムの様子は、後日NHKのEテレで放送される予定とのことです。

 シンポジウム参加申し込みページ
2019.12.21

探求的学びと高大接続シンポジウム

クリックするとPDFが開きます

Vol.112 高2特別授業「金属資源講話」

12月17日、高2の特別授業でJOGMEC(ジョグメック、石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の辻本崇史さんをお招きして、『金属資源講話』をしていただきました。
金属資源とは何かという話から始まり、鉱物の見つけ方や採鉱のやり方、製錬の方法などの基本的な事柄の解説、日本近海の海底資源開発の最新状況、さらには資源について学べる大学の探し方まで、多岐にわたる興味深い話が続きました。
現在、世界の資源開発は厳しい課題に直面しています。良い鉱山は取りつくされて、資源は特定の国に偏在している状況において、「資源ナショナリズム」の動きも見られます。資源小国である日本は、今後の資源開発についてどのように考え、どのように行動すべきなのか。未来を担う武蔵生には、新しい発想からの課題解決が期待されているように思います。有難うございました。
2019.12.20

金属資源講話

Vol.111 高1キャリアガイダンス

12月13日、高1を対象に卒業生によるキャリアガイダンスが行われました。今回お招きした卒業生は6名。いずれも30代~40代の先輩で、生徒から見る身近なキャリアモデルになります。アメリカに渡って大学の先生になった方、救急救命士として日々生命と向き合っている方、大企業で損害保険業務をされている方、東南アジアの水資源管理・計画に従事し、現在は都市環境デザインの研究をしている大学の先生、官僚として国家社会のために力になろうとしている方、30歳新卒として編集者で活躍するも、自らベンチャーを立ち上げて自分の志を遂げようとしている方。
生徒はこれらの先輩から、それぞれ二つの講座を選択し、3時間目4時間目と話を聞きました。各教室では、生徒が熱心に話を聞き、質問も相次ぎました。
感じたのは、それぞれの皆さんの話に「パッション」があったこと。そして色々な経験、ある意味では挫折経験をバネにして成長し続けていることでした。先輩の皆さんが語ったそれぞれの「物語」を聴いて、心に火がついた武蔵生も少なくはなかったのではないでしょうか。ぜひ、武蔵生が人生を構想するきっかけにしてほしいと思います。
余談ですが、若い先輩の皆さんに感想を伺ったら、逆に「自分の人生を見つめる良いきっかけになりました」と感謝されました。嬉しいですね。それぞれの皆さんのさらなる活躍に期待しています。有難うございました。
2019.12.19

キャリアガイダンス高1

武蔵の学生時代も振り返ってもらいました

Vol.110 中2みなかみ民泊実習発表会

12月14日、大学3号館を会場に、この夏に群馬県みなかみ町で行った中2の民泊実習体験の発表会が、クラスごとに行われました。当日は、保護者の方にも多数お越しいただき、盛況となりました。
生徒たちは、技術(情報)の授業で、これまで課題研究を進めてきました。みなかみの自然、歴史、環境保全、過疎化などの地域課題です。それぞれが立てた研究課題について、現地で学んだことも含めながら、パワーポイントの資料でそれぞれプレゼンテーションを行いました。
人口減少にどう対応するか、農業をどう振興するか、交通システムをどう作るかなど、みなかみ町の抱えている課題に向き合うとともに、中学生なりに一生懸命考えたアイデアを出す姿勢に好感が持てました。また、中には、スマホと断絶して農家の皆さんと交流した日々を振り返って、「スマホ依存になりがちな小中学生にこそ民泊は意味がある」との報告もあり、これもまた「なるほど」と感心させられました。
中2の生徒たちが、みなかみでの農業体験・生活体験を通して「成長」した様子が良くうかがわれた報告会でした。「グローカル」という言葉がありますが、武蔵生には地に足をしっかりつけつつ、「グローバル」な広い世界へと飛びだしていってほしいと願っています。改めて、この場をお借りして、3泊4日という長い期間、快く生徒を受入れて下さったみなかみ町の皆様に感謝いたします。
2019.12.18

みなかみ発表

プレゼンテーションを行う生徒の様子

Vol.109 中1地学巡検

12月13日、中1の地学巡検が箱根で行われました。実際の地層や地形を見ながら学ぶ「地学巡検」は、かつては秩父・長瀞、筑波も含め行われていたようですが、97年度からは箱根での巡検が恒例となり、2008年度からは、現在のような形態のプログラムになったとのこと。とても充実している完成度の高い内容でした。
生徒たちは箱根・入生田にある神奈川県立『生命の星・地球博物館』に集合。博物館を見学した後、クラスごとにバスに分かれ、途中、大観山、山伏峠で下車。バスに同乗してくださった学芸員・研究員の方から、実際の地形について説明を受けました。生徒たちは熱心に耳を傾けるとともに、課題であるスケッチを「ささっと」していました。日本は火山の国です。そして箱根はその地形を学ぶ絶好の場所です。噴火によって出来たカルデラ、その周りを取り巻く外輪山、溶岩によって出来た溶岩ドーム、溶岩流によって出来たデコボコ、さらに方角を変えて海を見通せば、大島などの島々も観察することができました。
その後、11月15日から立ち入りができるようになった大涌谷へ行き噴煙地を見学。生徒はこれまで授業の中で基礎知識を学んできているので、それを実際に確かめられる体験ができたことは本当に恵まれていると思いました。学芸員の方からも、武蔵で作られた手作りの『巡検案内』の完成度の高さに感心されていました。
私自身の武蔵時代の記憶には「地学巡検」はありませんでしたが、今回「ブラタモリ」に連れて行ってもらったようで、本当に楽しい勉強の時間になりました!
2019.12.17

地学巡検

大観山で学芸員の方(オレンジのヤッケを着用されています)から説明を受ける

Vol.108 自転車安全講習会

12月11日、期末試験最終日の午後、大教室を会場に、自転車通学をしている生徒を対象に『自転車安全講習会』が開催されました。
生徒たちは、地元練馬警察署の方から、「自転車の正しい乗り方」の講義と、シミュレーターを使って、実際に自転車に乗りながら安全に走行できるかのチェックを行いました。車線変更する際の後方確認、交差点での注意などがないと、仮想の映像とはいえ、車にぶつかったり人をはねたりしてしまいます。生徒には良い体験になったのではないでしょうか。
近年、中高生の自転車事故については、被害にあうだけでなく、加害者として、他人に危害を与えてしまい、多額の賠償責任を求められる事例もあると聞きます。改めて安全・安心を忘れずに、気をつけて自転車に乗ってほしいと思います。
2019.12.16

自転車安全講習会

シミュレーターを使っての安全講習

Vol.107 濯川と紅葉

12月9日 濯川(すすぎがわ)は季節によって姿を変えます。紅葉も川面に美しく映えています。風がスーッと渡り、葉っぱも舞っていきます。冬の気配を感じます。
武蔵讃歌の三番にはこうあります。
「千草をわけてゆく小川 もつれとけつつうたいけり」
そしてこう結ばれます。
「武蔵大野(むさしおおぬ)の果てはあれ まなびの水はとこしえならめ」
学期末試験も終わりました。ちょっと一息入れつつ、また新しい学びに向かっていってほしいと思います。
2019.12.13

濯川と紅葉

Vol.106 高3英語劇発表会2

11月30日、先週に引き続いて大教室を会場に高校3年生の英語劇(ドラマ)選択者による発表会が開催されました。今回の上演は8名の授業選択者による『エレファント・マン』。2時間にわたる大作でした。
『エレファント・マン』は映画化されたことでも知られていますが、エレファント・マンの名前で知られ、19世紀末を生きたジョン・メリックの生涯を扱った戯曲です。メリックの顔はあまりにも奇形がはなはだしく、いかなる感情もあらわすことができなかったそうです。また、彼の言葉は聞く練習を積んでいない限り、非常に聞き取りにくかったとのこと。『エレファント・マン』は、そんな彼と彼をとりまく人々との関係、社会の反響を扱った戯曲です。見事な演技に素直に感動しました。
高校3年生にとっては、受験を間近に控えた時期でここまでの準備は大変だったと思います。しかし、二度とこない高校時代に、みんなで力を合わせて作り上げた英語劇は、一生忘れえない財産になったと思います。素晴らしい発表会でした。
2019.12.9

エレファント・マン

カーテンコールに応える8名の生徒たち

Vol.105 中1ダンス発表会

中1では体育の授業で創作ダンスに取り組んでいます。11月29日、合気道場で行われたクラスの発表会を見学させてもらいました。
1チーム6人からなるメンバーで全部で7チーム。課題曲にあわせて、これまで練習してきたステップに加え、オリジナルの動きも取り入れます。ステップも多彩で、どのチームも、ボックスステップ、サイドステップ、キック、シェイク、ランニングマンなどを組み合わせた楽しい構成。何よりも恥ずかしがることなく、とても楽しそうに演技を行っていました。発表を待っている生徒たちの拍手もあり、発表会は大盛り上がりでした。
体育の先生に聞くと、1学期末に始めたころは全然できなかったし、恥ずかしがっていたとのこと。「成長しました」と嬉しそうに語ってくれました。生徒たちはやり遂げた達成感とともに、リズムにあわせて身体を動かす楽しさを得たようです。
2019.12.5

中1ダンス発表会

生徒たちの創作ダンス

Vol.104 銀杏がきれいです!

ここのところ一気に冷え込んできました。理科棟の前の銀杏もすっかり色づいてきました。グランド沿いの通路も、落ちた銀杏の葉っぱですぐに埋まってしまいます。
グランドの遠くから見た銀杏の黄色はとても鮮やかです。理科特別教室棟の天体ドームの銀屋根も青い空に向かってギラギラと輝いています。
期末試験も一週間後から始まります。季節は秋から冬へと巡っていきます。
2019.12.4

銀杏

理科特別教室棟前の銀杏の様子

Vol.103 科学の甲子園東京都大会総合第三位!

11月27日 11月10日に都立多摩科学技術高校を会場に第9回科学の甲子園東京都大会が行われ、高校2年生5名、1年生1名からなる武蔵チームは、見事総合第三位に輝きました。その表彰状と盾をもって、生徒たちが校長室を訪ねてきてくれました。
大会は理科、数学、情報の筆記競技と実技競技の総合点で競われるとのこと。このうち武蔵チームは全44チームの中で、数学で第一位、実技で第三位、総合成績で第三位。三つの賞状をいただきました。
生徒に話を聞くと、実技競技では「はやぶさ2」のタッチダウンを模した実験で、着地点の精度と着地までの時間を競ったとのこと。限られた制限時間の中で、相互に協働して機材を作りあげたそうです。そうした中で、緊張感と戦いながら、見事な成果をあげたことは大きな自信になったと思います。
残念ながら全国大会出場には届きませんでしたが、数ある強豪校の中での三位は立派。まさに武蔵生が「自ら調べ自ら考えた」結果でした。ぜひ後輩諸君も続いてほしいと思います。おめでとう!!
2019.12.3

科学の甲子園

科学の甲子園都大会第三位のメンバーと記念撮影

Vol.102 中3天文実習(その2)

11月23日 少年自然の家の中庭に出ると、最初は曇り空だった空の合間から、星が少しずつ見えてきました。時間がたつにつれ、晴れ間が広がっていきました。カシオペア座とそこから探すアンドロメダ銀河。夏の大三角形とはくちょう座にかかっていく天の川。最初は隠れていた北極星も登場。東の空にはオリオン座の三つ星と小三ツ星の真ん中にあるオリオン大星雲。散開星団である昴。流れ星もいくつも流れていきました。
生徒たちは、時間帯によって、望遠鏡を覗いて必須課題に指定された星を見つけたり、双眼鏡で満天の星を楽しんだりしました。地面に銀マットやレジャーシートを敷いて、大地に寝転んで探した星々を、生徒はきっと忘れないでしょう。
10代に、科学的な知識の裏付けをもって星を探す体験ができた武蔵生は本当に恵まれていると思いました。「感謝の気持ちが大事だよ」と閉校式で生徒に伝えました。武蔵の教育は確かに進化していました!
2019.12.2

天文実習2

望遠鏡を懸命に覗いている生徒の様子

Vol.101 中3天文実習その1

11月23日から24日の一泊二日で、山梨県立八ヶ岳少年自然の家で、中3全員が参加する『天文実習』が行われました。
これは、私の武蔵時代にはなかった行事で、2001年から理科が主催して始まった行事だそうです。甲府駅に集合した生徒たちは貸切バスに乗って清里駅近くの自然の家に到着。昼食後、早速プログラムが始まりました。
まずは観測準備講座として、天文学的知識と光学観測機器についての学習。続いて実際にプラネタリウムを使っての星を探すシミュレーション。さらに太陽観測部10名の先輩OBの指導による一台50万円で購入した天体望遠鏡の操作指導。密度の濃いプログラムが続きます。
やがて日が沈み、寒くなってきました。あいにくの曇り空ですが、星は見えるでしょうか。万全の防寒対策をしながらホールに集合。19時からの夜間観測に向けて、屋外へと出発します。
2019.12.1

天文実習1

夜間観測の前に記念撮影

Vol.100 高3英語劇発表会

11月22日放課後、大教室を会場に高校3年生の英語演劇(ドラマ)選択者による発表会が行われました。この日は、二本の発表。一本目は3人の生徒によるPillow Talkというコメディ。二本目は2人の生徒によるThe Zoo Storyというシリアスなドラマでした。
後半のドラマを見ることができました。セットは動物園のベンチだけ。二人のやりとりだけで一時間のドラマが進みます。英語の発音もさることながら、迫真に迫る演技。そして、つくづく長いせりふを良く覚えたなと感心しました。さすが高校3年生でした。お見事!
来週の土曜日、29日には、残りの授業選択者の発表が行われるそうです。
※校長散歩もおかげさまで100号を迎えました。「楽しみにしています」という声に励まされています。今後も、武蔵の日常で感じた様々な発見を、発信していきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。
2019.11.29

中3英語劇

The Zoo Storyの見事な演技

Vol.099 中1組会合での討論-スマホの取り扱いをめぐって-

11月22日、中1のクラスで組会合が行われ、その様子を見学しました。この日は代表委員会で議論されている、「中学校のスマホの取り扱いについて」の討論です。現在、武蔵ではスマホについて、高校生は良識に任せられており、特に制限はありませんが、中学生では学校への持ち込みは禁止していないものの、校内では使用しないことになっています。
この扱いについて、現在、代表委員会で議論がされているそうです。この日は、スマホの校内での取り扱いについて、授業の学習に使うこと、ゲーム機として使うことの是非について議論がされていました。
司会の生徒を中心に、二つの論点について賛成・反対の立場から様々な視点から意見が出されていました。司会の生徒も、個々の意見を板書しながら丁寧に取り扱い、上手に議事進行していて感心しました。
スマホの問題は学校現場のみならず、現代社会が抱えている問題だと思います。スマホを学校で制限しても家庭での扱いの問題があります。また中高生だけでなく大人にとっても問題です。複雑で難しい問題を考えるときは、「何が本当の問題なのか」を考えるようにしています。スマホに関しては、生徒がネットトラブルに巻き込まれる懸念、ネット依存・ゲーム依存に陥ってしまう懸念が最も深刻な問題だと思います。自分自身でコントロールすることが大切だと思いますが、中学生の段階でそれがしっかりできるのか。できるならばそれをどのように説得力ある形で示せるのかということが論点になると思います。
今日の話し合いで、様々な視点に気づかされたのではないでしょうか。そのことをきっかけに、一人一人がいかにスマホに向き合うべきなのか、理解を深めてほしいと思います。
2019.11.28

インターネット組会合

様々な視点から熱心な討論が続きました

Vol.098 狂言教室

11月21日、武蔵学園大講堂を会場に国語科が主催する『狂言教室』が行われました。演者は日本に受け継がれている『和泉流』と『大蔵流』の二つの狂言流のうち『大蔵流』の皆さん。京都で活躍されている『忠三郎狂言会』の皆さんにはわざわざ東京まで来ていただきました。
『忠三郎狂言会』の茂山忠三郎(しげやまちゅうさぶろう)さんの進行で、最初に『現存する世界最古の演劇』である能楽について、その歴史や見方、声の出し方など、わかりやすくかつ生徒を引きつける語りで、解説していただきました。
その後、『雁礫(がんつぶて)』、『以呂波(いろは)』、『伯母ケ酒(おばがさけ)』の三つの演目が披露され、会場は演技を見つめる張り詰めた空気と大きな笑いに包まれました。中でも『以呂波』では、忠三郎さんとまだ5歳の良倫(よしみち)君との親子共演が実現。愛らしい演技でした。
狂言と武蔵との関わりの歴史は古く、戦前から昭和45年まで、戦中戦後の時期を除き、正月の『年賀式』で狂言が行われていました。その後平成4年になって再開。三年ごとに高校生を対象とした『狂言教室』が開催されています。その間、忠三郎さんと武蔵の縁は、四世五世と二代にわたって続いています。
あっという間の二時間でした。こんな演目が学校で見られることに、「武蔵は恵まれているな」とつくづく思いました。忠三郎さんからは最後に、「温故知新」という言葉を引き合いに、「日本の良き伝統文化を知ったうえで、世界に羽ばたいてほしい」というメッセージを生徒に伝えていただきました。興味をもった生徒は、ぜひ「国立能楽堂」に行ってみるのもいいと思います。ありがとうございました!
2019.11.28

狂言教室

生徒とやりとりをしながら解説する茂山忠三郎さん

Vol.097 中3卒業研究

11月21日 武蔵では中3社会の授業で、『卒業研究』を行っています。
生徒はそれぞれが設定した課題について研究し、最終的に論文にまとめあげます。10月から私も産休職員のピンチヒッターとして、その授業担当になりました。中3の3つのクラスの授業に参加し、生徒の中間発表についてコメントしています。
生徒の中間発表を聞いていて感心することはまず研究主題の設定力です。地球温暖化などの環境問題、EU離脱などの国際問題、過疎過密などの地域問題、高齢者などの福祉の問題をはじめ、現代社会が抱える様々な課題にアプローチし、しかも極めて高いレベルの研究を行っている者も多数います。
時々の発表では、まずそれまでの研究成果について14分間の発表を行います。中には、紙ベースだけでなく、パワーポイントを使う生徒もいます。
その発表のあと6分間の質疑応答が続きます。これも感心しますが、質問がないということがなく、よりよい研究をサポートするために、様々な視点から鋭いやり取りが続き、時間があっという間に過ぎていきます。
2学期で中間発表は終わり。その後、冬休みも活用して生徒は論文執筆にとりかかります。最終形が楽しみです。
2019.11.27

中学卒業研究

非正規雇用の問題について中間発表する生徒

Vol.096 武蔵のキャンパスでは紅葉が進んでいます

11月下旬になりました。今年は全般的に、紅葉はやや遅れ気味ですが、武蔵のキャンパスも木々が色づいています。イチョウは黄色に、楓は紅に。まだ真っ盛りではありませんが、日一日秋が深まり、冬へ向かっていく気配を感じています。
武蔵学園で最も高い大学8号館の最上階(8階)に上り、高校中学校のグランドや理科特別教室棟周辺を眺めてみました。青い空に白い雲。そして赤黄緑の葉の色が鮮やかに映えています。
2019.11.26

武蔵学園紅葉

大学8号館最上階から見た高中グランドと理科特別教室棟

Vol.095 音楽部ジャズ班第6回定期演奏会

11月16日(土)、音楽部ジャズ班の第6回定期演奏会が音楽室で行われました。新入部員である中1から高2までの計8名。席の配置もジャズクラブ風に代えて、雰囲気が出ていました。ピアノ、ドラム、ベースにトランペットとサクソフォンも加わる本格的なジャズセッション。音楽部でジャズをやっている学校はなかなか珍しいのではないかと思います。
残念ながら他の用事があり2曲しか聴けませんでしたが、アドリブもさえて見事な演奏でした。感心!
2019.11.25

ジャズ班

Cleopatra's Dreamのセッション

Vol.094 「国境の島『対馬』を体験する」中間発表-高1総合講座-

11月15日 武蔵では高校1年生を対象に『総合講座』を行っています。毎年、教員が設定したメニューから生徒は一つの講座を選択し、一年をかけて多彩な学びを行います。その中で、「国境の島『対馬』を体験する』は、2004年度から開講され続けている講座で16年目を迎えています。
今年度の受講生徒は7名。生徒たちは一年をかけて、「対馬という一つの土地について学問的に探究する方法を模索する」ことを目的に学んでいます。夏休みには実際に対馬に足を運び、地元の皆様の家に「民泊」をさせていだきながら、個々の研究課題の解決に向けて様々なお話を伺うとともに、貴重な体験をさせていただいています。
11月15日は、7名の生徒が、年明けのレポート作成に向けて、自分たちが進めている研究の進捗状況について報告しあいました。生徒たちは、地場産業(製塩業)、イノシシ・シカの利用、地域活性化の取組、漂着ゴミの問題、昆虫の生態、対馬の地名、金田城の研究など、様々な視点から研究を進めていました。
『対馬』は東京からは遠い島ですが、人口減少の課題や隣国との関係のあり方など、まさに日本が解決しなければならない課題が凝縮されていると思います。そこでの地域課題を武蔵生が知り、ささやかながらも解決に向けた策を考えていくことは、日本の将来にとっても重要なことだと思います。
2019.11.22

対馬総合講座

先生を囲んで7人の生徒による最終レポート作成へ向けた中間報告会

Vol.093 授業見学

6月から1日1時間くらいのペースで、全教科全学年の授業を見学しています。私は武蔵の卒業生ですが、最近の様子はわかっていないので、実際の様々な授業を見ることにより「武蔵の良さを知る」とともに、より良い授業づくりに向け先生方に感想をフィードバックしています。さすがに武蔵の授業のレベルは高いと思うことが多々あります。1時間の授業の中でも、教師の側から生徒の好奇心をワクワクと刺激する様々な工夫があり、また、生徒も時にワイワイと対話をしながら、集中して学んでいます。手作り教材を使っている教科が多く、英語なども自作のパワーポイントを用いて生徒を飽きさせずに四技能を学ばせる工夫をしています。
さて、ちょっと前ですが、11月8日、中1の理科の授業を見学しました。『岩石薄片の作成と岩石・鉱物の偏光顕微鏡観察』の単元で、生徒たちは自分たちで実際に作成した岩石薄片(プレパラート)を顕微鏡で見て、その岩石・鉱物を観察・スケッチしていました。一週間後に、レポート提出が求められているとのこと。生徒たちは真剣に取り組んでいました。
2019.11.20

地学授業

顕微鏡をのぞく生徒たちとプレパラート作成を指導する先生

Vol.092 韓国料理を御馳走になりました!

11月12日夕方、生徒が校長室にやってきました。第二外国語として韓国朝鮮語を学んでいる上級クラスの生徒たちが、韓国料理を作ったので「食べに来ませんか?」というお誘いでした。
早速調理室に行ってみると、プデチゲ(部隊鍋)とチャジャンミョン(韓国式ジャージャーメン)とチヂミ(韓国風お好み焼き)が用意されていました。とても美味しかった!
来年になると韓国の高校生たちが武蔵に来ます。そのときも一緒に韓国料理を作るということで、今日はその練習だったようです。武蔵生、料理もなかなかです。その腕前にびっくりしました!!
2019.11.19

韓国料理

韓国朝鮮語の上級生徒と記念撮影

Vol.091 散歩道

武蔵のサッカーグランド・野球グランドの周回には『散歩道』があります。木々の枝が重なり合う中、フェンス沿いに長い小径が伸びていきます。『散歩道』とはいえ、学生時代は体育の授業の中で、よくこの道をランニングしたものでした。
体育の先生に聞いたら全長565メートルくらいとのこと。もっと長かったような気がしましたが、後になって思うとそんなものなんだなあと思います。
久しぶりに歩いてみると、落ち葉やドングリがたくさん落ちていました。懐かしい記憶がよみがえってきました。
2019.11.18

散歩道

フェンス沿いの『散歩道』

Vol.090 フーコーの振り子2(学校説明会の準備)

11月10日 学校説明会当日、理科・特別教室棟のフーコー振り子の前を通ると、小学生や保護者の皆さんが施設見学をするにあたって、周辺を清掃してくれている生徒たちに出会いました。併せて、生徒から「校長散歩に載せる写真」を撮ろうという話が持ち上がり、記念写真一枚をパチリ。
いい写真が撮れました。様々な場面で生徒たちが武蔵を支えています。
2019.11.15

フーコーの振り子2

フーコーの振り子の前で記念撮影

Vol.089 第3~5回学校説明会

11月9日に第3回学校説明会、11月10日に第4回及び第5回学校説明会が同じ内容で行われました。気持ちよい秋晴れのもと、2200人あまりの方にご来校いただきました。
今回は初めての試みとして、武蔵生による学校紹介がありました。これは武蔵生が生徒の視点から武蔵の授業や行事を紹介するもので、高校二年生2人によるトークとプレゼンには本当に感心しました。そばで見ていて、「うまいなあ」と思うとともに、武蔵についての新たな発見がいくつもありました。
今年度の学校説明会も今回で終了となります。6年生はどうぞ体調管理にも留意しながら、残された時間を精一杯頑張ってほしいと思います。また今回の説明会では来年度の記念祭(文化祭)の日程(4月25日(土)26日(日))も発表されました。5年生以下の皆さんは、どうぞ、何度でも武蔵に来て、武蔵の雰囲気・空気を味わってほしいと思います。ご来場いただいた皆さん、どうも有難うございました。
2019.11.14

学校説明会(生徒説明)

武蔵生が語る「武蔵」

Vol.088 音楽部ブラスバンド班第103回定期演奏会

11月9日、本学の大講堂を会場に、音楽部ブラスンバンド第103回定期演奏会が開催されました。先日の室内楽班と同様、本来は10月13日に彩の国さいたま芸術劇場で実施される予定だったものが、台風19号の影響で中止されたことに伴う代替公演でした。
今回の演奏会は、「旅の終わり」をコンセプトに、「オリエント急行」やタイタニック号の乗組員であった「マードックからの最後の手紙」などもまじえ、今演奏会で引退する高校2年生(95期生)の思いものせたものになりました。
迫力のあるサウンドの中にも、繊細な表現もあり、素晴らしい演奏会に感心。お疲れ様!
2019.11.13

ブラスバンド定期演奏会

Sing Sing Sing の迫力あるサウンド

Vol.087 音楽部室内楽班第103回定期演奏会

11月7日、音楽部室内楽班の第103回定期演奏会が音楽室にて開催されました。本来は10月13日にさいたま市にある彩の国芸術劇場で開催される予定でしたが、猛威をふるった台風19号の影響で無念の中止。この日に代替開催された経緯があります。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ピアノからなる編成で、映画音楽からドヴォルザーク「家路」、あるいはショパンのピアノ曲など、なじみ深い曲目が次々に演奏されました。最後はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」。アンコール曲として井上陽水の「少年時代」が披露され、1時間弱の演奏会は幕を閉じました。
ここまでの道のりは決して平坦ではなかったと思います。まして台風の影響もあり、色々な苦労もあったことでしょうが、そうした状況を乗り越えて、アットホームで素敵な演奏会になりました。室内楽班の皆さんお疲れ様でした。
※浦和高校の室内楽部の皆さんも、平日夕刻にもかかわらず遠路はるばる聴きにきてくれました。感謝。今後とも良い交流ができるといいですね。
2019.11.12

室内楽班

弦楽四重奏によるバッハ「主よ、人の望みの喜びよ」

Vol.086 夏の海外活動報告会

11月2日、土曜日の放課後の時間を使って、この夏、学校が推薦・推奨したプログラムを利用して、海外で学んできた高1・高2の生徒による報告会が行われました。
報告をしたのは3名。AIGが主催した「高校生外交官プログラム」でアメリカの大学に行った生徒、読売教育ネットワークが主催した「海外探検プロジェクト」でオランダやイギリスで先進的な環境問題への取組について学んだ生徒、文部科学省の「トビタテ!留学JAPAN」の奨学生としてカナダの大学で学んだ生徒。
それぞれの発表からは、海外での研修がそれぞれの人生の志に大きな影響を与えたことがうかがわれたとのこと。残念ながら私は当日は他の用務があり、話を聞くことはできませんでしたが、「たった一度しかない人生で自分は一体何をすべきなのか」という問い掛けに対し、深く考えることは10代の武蔵生にとって本当に重要なことだと思います。その答えは簡単ではないし、変わっていくかもしれないけれど、海外へと飛び出す勇気は、その問い掛けを突きつけられる良いきっかけになったことと思います。思い切って外へ、もっと先へ!!
※11月16日(土)の午後には武蔵大学のキャンパスを会場に、「高校生外交官プログラム」の報告会が他校の多くの生徒も参加して開催されるそうです。興味のある武蔵生はぜひ話を聴いてみると刺激になると思います。
2019.11.10

海外報告会

海外におけるSDGsの取組について報告する生徒

Vol.085 高中図書館選書イベント

10月28日から11月1日までの間、高中図書館で、新刊書を図書館内に展示し、実際に生徒に見てもらいながら図書館に購入する本を選ぶ「選書イベント」が行われました。生徒は書店からお借りした段ボールに入った新刊書(見本)を手に取りながら、希望図書に札を入れていました。
高中図書館は蔵書8万冊を誇ります。図書館棟の3階4階には膨大な書庫と閲覧・自習スペースがあります。昼休みや放課後には、生徒たちが、思い思いに読書をしたり勉強をしたりしています。それ以外にも大学図書館が使用できます。
「自ら調べ自ら考える」ために、武蔵は本当に恵まれている素晴らしい環境だと思います。
2019.11.9

高中図書館

選書コーナーと閲覧・自習する生徒たち

Vol.084 昼休みのグランド

11月1日、昼休みのグランドに目を向けると、人工芝のサッカーグランドでは、いたるところで生徒たちがボールを蹴って遊んでいます。同じく人工芝の野球グランドでも、生徒たちが野球を楽しんでいます。秋晴れの日差しの中で、のびのびと身体を動かす生徒たちを見ていると、「いいなあ」と思います。
自分の武蔵時代を思い出してみても、特に中学校時代はよく昼休みに、体育館で卓球をやったりグランドの背の低いフェンス越しにバレーをやったりしたものです。それがきっかけでバレー部に入ったことを覚えています。
そんな自由でのびのびとした校風・文化が、今も続いていることをとても嬉しく思いました。
2019.11.7

人工芝グランド

昼休み、サッカーグランドでサッカーに興じる生徒たち

Vol.083 やぎの赤ちゃん誕生

10月29日19時15分、やぎの赤ちゃんが産まれました。
ここ2~3週間、いつ産まれるかいつ産まれるかと、生徒たちはずっと心配していましたが、無事に出産。
夜にもかかわらず、やぎ係の生徒は担当の先生の指導のもと、やぎの出産に立ち会い、世話をしました。
赤ちゃんはおっぱいを呑み始め、よちよち歩いています。元気に育ってほしいと願っています。
出産直後は母子関係も安定していないそうです。やぎに無用なストレスをかけないよう、静かに見守っていただきたいと思います。
2019.11.5

やぎの赤ちゃん

Vol.082 第二回学校説明会

10月27日、第二回学校説明会が開催されました。今回の説明会は、10月12日に予定されていたものでしたが、台風19号の影響で延期開催。にもかかわらず2000名弱の皆様にご来校いただきました。有難うございます。
今回は小学校5・6年生の生徒・保護者を対象に、武蔵の入試問題と入試手続きの説明に特化したものでした。入試4科の各教科主任から、武蔵の授業で目指しているものや受験上の注意点などの話がありました。
武蔵の入試問題は、考えさせる問題、面白い問題、書かせる問題、さらに『おみやげ』問題と、昔から特色がありました。今、世の中でも「思考力・判断力・表現力」や「主体性・多様性・協働性」が問われています。そういう点では、武蔵の入試問題は時代を先取りしていたといえるかもしれません。
6年生はいよいよあと3か月。「あせらず・あわてず・あきらめず」の精神で頑張ってください。きっと、頭も心も成長していくと思います。
次回11月の説明会は、武蔵の魅力全般について行います。ご興味があれば、学年に関係なく学校に足を運んでいただければ幸いです。
2019.11.1

説明会「あせらずあわてずあきらめず」

Vol.081 中学バレー部新人戦

10月27日、中学バレー第三支部(練馬・杉並・中野)新人戦決勝リーグ戦が練馬区立北町中学校で行われました。4チーム中3チームが都大会への出場を決めます。
武蔵チームはよく頑張りましたが、最後のゲームはフルセットの末、敗れました。残念ながら4位となり、都大会出場は逃しました。
バレー部には思い入れがあります。私もバレー部OBだからです。時間の都合上、最初の一ゲームしか応援できませんでしたが、後輩諸君が頑張っている様子を頼もしく思いました。今回の悔しさをバネに、ぜひ取り組むべき課題をチームで洗い出して、来年度の大会に生かしていってほしいと思います。頑張れバレー部!
※格好よいカットが撮れませんでした。バレー部の皆さん申し訳ありません!
2019.10.31

中学バレー部

味方のジャンプサーブの行方を見守る武蔵チーム

Vol.080 国外研修候補者説明会

10月26日、来年春に派遣される国外研修候補者説明会が、保護者も含めて行われました。
武蔵では、高校2年生を対象に、第二外国語として、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語を学び続けてきた生徒の中から、それぞれの提携校に国外研修生として送り出す制度を持っています。選ばれた生徒たちは、3月から5月にかけて、最大2か月間、ドイツ、オーストリア、フランス、中国、韓国さらに、第二外国語の学習とは別にイギリスの提携校も含め、計6か国に派遣されます。しかも航空機料金などは、同窓会からの寄付をもとに、学校側が負担。また、教師の引率はありません。生徒が自力で海外に向かうことや、研修期間中に、現地校での授業参加以外に、自らが企画した「個人旅行」に行くことも武蔵らしい取組です。
今年度の派遣生は厳しい選抜を通過した16名。武蔵では、どんどん『世界』に飛び出すことを奨励していますが、そのフロントランナーとして「もっと先へ」と大いにチャレンジしていってほしいと話しました。派遣まであと5か月。十分な準備をして『世界』に飛び出していってほしいと思います。
2019.10.30

国外研修説明会

Vol.079 選択科目説明会(第二外国語のすすめ)

10月25日、中学生は中間試験が終わりました。試験終了後の時間を使って、中2中3では次年度に向けての「選択科目説明会」が行われました。
中2では、いよいよ中3から始まる「第二外国語」の説明がありました。武蔵では、英語のほか、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語の4か国語を、中3時に第二外国語の「初級」として必修選択させています。
さらに興味をもった生徒は高校に入っても中級・上級を選択していき、その中の20名ほどの生徒は、それぞれの海外提携校に武蔵から「国外研修制度」により派遣されます。これらは全国的にも誇れる先駆的な取組ではないかと思います。
グローバル化が叫ばれる中、外国語を学ぶことは単にコミュニケーションツールを獲得するだけでなく、異文化を理解し国際交流を進める上で素晴らしいことだと思います。ぜひ中2の皆さんには、どの言語を選択するか真剣に考え、中3に進級したら一生懸命取り組んでほしいと思います。
学校で発行した『第二外国語のすすめ-第七版-』に、「第二外国語を学ぶ-リスペクトとオープンマインド-」と題した巻頭言を書きました。よろしかったらご覧ください。

「第二外国語を学ぶ-リスペクトとオープンマインドー」
2019.10.28

第二外国語のすすめ

『第二外国語のすすめ』の表紙

Vol.078 中学野球部練馬区民体育大会優勝!

10月24日、中学野球部の生徒が、校長室に第72回練馬区民体育大会の優勝報告に来てくれました。さる10月20日に行われた決勝戦を制し、1997年以来、22年ぶりの優勝をしたとのことです。
今大会の参加は20チーム。中学校チームとクラブチームの両方が参加する大会で、一校から複数チームの参加も可能だそうです。公立中学校の生徒はこの時期は高校受験を目前にしていますが、進学後も野球を続けようとする中3生も多数参加したとのことでした。
中3生10名、2年6名、1年5名から編成された武蔵中Aチームは、1回戦、2回戦と勝ち上がり、準決勝ではこの一年一度も勝てなかった宿敵旭丘中学校に7対6で勝利。決勝戦では大泉二中を相手に、5回まで両チーム無得点の緊迫した投手戦が続く中、終盤の好守好打で、見事3対1で競り勝ったとのことです。
キャプテンの生徒に聞くと「夏の悔しさのあとに、腐らずに課題解決に向けて取り組んだ成果」と胸を張って答えてくれました。文武両道と言いますが、時々の優先順位を考えつつ、勉強と部活動に全力で取り組む相乗効果で人は形成されていくと思います。さらなる成長を目指して、頑張ってください。おめでとう!!
2019.10.27

中学野球部優勝

優勝しての記念写真(野球部提供)

Vol.077 大欅 ―武蔵のシンボルツリー-

10月23日、久しぶりの青空が見えました。台風以来、ずっと雨空が続いていましたが、やっぱり「青い空はいいな」と思います。
武蔵のシンボルツリーは欅(けやき)で、校内のエントランスにも欅がすくすくと伸びています。武蔵讃歌の二番にも「庭面(にわも)にそそる大欅」と謳われています。それでは、その大欅はどこにあるかというと、大学図書館の建物と大学3号館との間にあります。
大欅を取り囲む大学3号館は、1968年までは旧制武蔵高等学校、そして新制武蔵高等学校中学校の授業に使用されていました。旧制武蔵高校の開校数年後、この中庭に大講堂を建設するという計画が持ちあがりましたが、「大欅はどの教室からも見ることができて、生徒の心も穏やかになろう」という教授会の話し合いで、その計画は変更になり、大欅は残ったということです。大欅は創立時にはすでに大木であったと記録にあり、樹齢は推定150年以上。「ねりまの名木」にも指定されています。
もし訪れたことがない方がいたら、ぜひ訪れてみてください。

2019.10.25

大欅

青空に向かって伸びる大欅

Vol.076 日経スタイルに武蔵が紹介されています

10月21日、校長散歩30で、教育ジャーナリストのおおたとしまささんが7月に取材に来られたことはお話ししました。少し時間が過ぎましたが、ここ3週にわたり、日経スタイルで武蔵のことが紹介されています。
新たに連載された「進学校の素顔」というシリーズで、最初に取り上げられた学校は開成。武蔵は2番目に掲載していただきました。
武蔵の記事は全3回。1回目は私へのインタビュー、2回目は武蔵のグローバル化に関するもの、そして3回目は以前に取材されたやぎに焦点をあてた記事になっています。
おおたさんの独自の視点から、武蔵の良さを上手にまとめていただいていると思います。よろしければご覧ください。

進学校の素顔 武蔵、息づく学問の伝統 新校長が描く「進化」の道

2019.10.24

日経スタイル

Vol.075 校友会・秋の選挙立会演説会

10月18日の昼休み。通称「赤の広場」と呼ばれるスペースを使って、いわゆる生徒会に当たる代表委員会による「秋の選挙」の立会演説会が開催されました。
今回は、高1以下の生徒を対象とした来年度の代表委員長、体育祭小委員長、図書委員長、美化委員長、会計監査役のほか中2以下の生徒を対象とした中学主任などが選出されます。候補者は、応援演説の力も借りながら、それぞれの公約・主張を訴えました。
候補者や推薦者へも大きな声もかかり、拍手が寄せられます。実際の選挙さながらの演説になりますが、先輩も前にしながら、演説する側も鍛えられます。時にジェスチャーや聴衆を引き付ける語りなど、「いい勉強になっているな」と感心しました。
投票は来週10月21日になります。これも大人の選挙と同じですが、棄権することなく、「清き一票」を投じてほしいと思います。
2019.10.23

秋の選挙立会演説会

候補者は生徒に訴えます!

Vol.074 高三学年会合(進路・英語民間試験共通ID説明会)

10月18日、高三の4クラスが集まり学年会合を行いました。話の内容は、来年度から始まる大学入学共通試験のうち英語民間検定試験への対応です。報道にあるとおり、英語民間検定試験の導入には様々な懸念や混乱がありますが、万一高三生が来年度再チャレンジしたとしても決して不利にならないよう、民間検定試験を受験する際に必要な大学入試センターが発行する共通IDへの武蔵の対応について丁寧に説明を行いました。
それに先立ち、私のほうから進路希望実現に向けて取り組んでいる高三生へ、自分自身の43年前の大学受験の経験も踏まえ、エールを送りました。
この時期は誰しも大きな不安を抱えるものです。大切なことは「人と比較しない」こと。人との比較ではなく、自分なりの戦略を立て、「昨日の自分を超えていく」ことです。そして絶対にあきらめないこと。
Never never never never never give up!!! 頑張れ三年生!
2019.10.21

高3学年会合

Vol.073 第98回全国高校サッカー選手権東京都決勝トーナメント

10月14日、第98回全国高校サッカー選手権東京都二次予選が、武蔵会場にて行われました。武蔵は日本学園と対戦。前半は0対0で折り返しましたが、後半2得点を許し、0対2で敗れました。
先発メンバーは全員が3年生。ビハインドを追うべく、最後の最後まで、あきらめることなくゴールに向かいましたが、無念にも終了のホイッスル。ついに引退のときが来てしまいました。色々なことがあったと思いますが、最後まで部活動をやり抜いたことに誇りをもってほしいと思います。それはこれから目の前にある長い長い人生を乗り切るうえでの、大きな財産になったと思います。お疲れさまでした。
そして後輩はこの悔しさをバネに、日々の鍛錬を通して、さらに新しい歴史を積み重ねていってほしいと願っています。
2019.10.16

サッカー高校大会

必死に攻める武蔵チーム(緑と白のユニホームが武蔵)

Vol.072 台風19号が過ぎて

10月12日、台風19号接近のため武蔵は今年度2回目の休校となりました。自然の力には勝てません。台風19号は、結果として大雨による河川氾濫の被害を各地にもたらしました。多摩川、荒川といった首都圏を流れる川も氾濫しました。被害にあわれたご家庭もあったのではないかと推察しています。心よりお見舞いを申し上げます。
14日、台風が去った後の学校に来ました。幸い武蔵においては大きな被害はありませんでしたが、ヤギ当番の生徒が一生懸命掃除をしていました。ヤギの様子が心配だったと思います。
今回の台風は、いかに治水技術が発達したとしても、日本という国が、昔から河川の氾濫と付き合ってきた国であることを改めて痛感させられました。さらに、日本に限らず、異常気象の傾向が自然災害を大きくしているという指摘もあります。地球温暖化の問題を、人類はいかに解決するかということも、未来を担う武蔵生が向き合わなければならない本当に大きな課題だと思います。
2019.10.15

台風19号

台風が去った後の武蔵の校舎

Vol.071 秋の全国交通安全運動へ代表委員会が参加しました!

10月10日、練馬警察署からのお礼の手紙が校長室に届きました。これは9月30日、秋の全国交通安全運動の一環として行われた江古田駅での啓発キャンペーンに、本校の代表委員会4名が参加したことへのお礼状でした。
参加した生徒の話によると、当日は夕方の1時間、啓発のためのティッシュを配りながら、道行く人々へ声掛けをしたとのこと。初めてのティッシュ配りで、啓発活動の大変さを感じたようです。それでもお年寄りからの温かい言葉が嬉しかったとのことでした。また、警察署の方からは、武蔵生の動きに「さすがです」というお褒めの言葉もいただき、嬉しく思いました。
私は「公共心」の大切さを常々言っています。みんなの幸せのために何ができるか、社会の幸せのために何ができるかを考え続けられる大人に成長していってほしいと思います。そして地域に愛される「武蔵生」であってほしいと願っています。ご苦労様でした!
2019.10.15

交通安全運動

練馬警察署の皆様との記念撮影

Vol.070 バスケット第十支部大会第三位

10月8日 9月23日に開催された第33回私立第十支部バスケットボール大会で、見事第三位になった中学三年のバスケットボールの皆さんが、トロフィーをもって校長室に報告に来てくれました。
全部で9チームが参加し、武蔵チームは初戦を突破したものの、準決勝で優勝した巣鴨中学校に惜敗したとのこと。その悔しさもバネに、高校でも大いに頑張ってほしいと思います。
「文武両道」と口でいうのは簡単ですが、なかなか大変なものです。でも、苦しい中でも勉学との両立を目指すことは、必ずしや人間として大きく成長していくことと期待しています。おめでとう!!
2019.10.11

中学バスケ部

トロフィーを手に校長室で記念撮影

Vol.069 中2アンガーマネジメントの授業

10月7日 アンガーマネジメントという言葉を知っていますか?
アンガーは怒り。つまり、アンガーマネジメントは文字通り「自分自身や他人への怒りの感情をコントロールして、それとうまく付き合う方法」だと思います。
武蔵では3年前から、一般的にいじめや不登校問題が起きがちな中学校2年生を対象に、早稲田大学教育学部の本田恵子教授研究室と連携して、アンガーマネジメントの授業を行っています。
各クラス全6回。授業を通して、自分のやり方や自分らしさに気づくとともに、意見が違っても話し合う力や対立を解消する力を身に付けようとするものです。自己を肯定するとともに他者を受け入れる体験と気づきを与えてくれる素晴らしいプログラムだと思います。
今日は第一回。「思春期の心と身体」テーマでワークショップ型の授業が展開されました。生徒は様々な問いかけに、ワイワイガヤガヤしながら取り組んでいました。中2の諸君が、心も身体も頭も成長していくことを大いに楽しみにしています。
2019.10.9

アンガーマネジメント

思春期には体重が10キロ増えますが、どんな感じになるか体験してみました。

Vol.068 体育祭その5 部活動対抗リレー

武蔵の体育祭の名物種目に部活動対抗リレーがあります。各部活動が趣向をこらし、走り抜けます。なかには様々なパフォーマンスをしながら周回する部活もあり、大笑い。
そんな中、見事予選を勝ち抜き、決勝戦の真剣勝負を制したのは陸上部でした。陸上部は日頃から地道に走り込んでいます。例えば中3の川邉君はこの夏に行われた練馬区連合陸上大会に出場し400メートルで優勝したとのこと。そうした努力の積み重ねで、第一位のテープを切りました。お見事。
その陸上部も今年は新入生の入部者数が少ないそうです。卓球部も同様の状況とのこと。私自身もバレー部に入部したのは秋口だったように思います。部活に入りそびれていた中1生も新生活にそろそろ慣れたところで、勇気を出して部室の門を叩いてはどうでしょうか?そんなことも思いました。
二日間にわたった素晴らしい体育祭でした。
2019.10.7

陸上部リレーバトン

優勝した陸上部の必死のバトンパス

Vol.067 体育祭その4 教師チーム

9月27日 43年ぶりの体育祭で、生徒の運営能力の高さとともに感心したのは、教師チームの参加の多さです。以前は、教師はこれほど各種目に参加していませんでした。
私自身も、綱引き、複合リレー、対教師サッカー(中2の優勝チームとの対戦)、選抜リレーの4種目に参加しました。こんなに参加させてもらうことにびっくりしました。
しかも、対教師サッカーでは、2-2の同点の状況で、ゴール前に絶妙なパスが現れ、シュートを放つと決勝ゴールに。
選抜リレーでは、教師チームのアンカーとして、優勝した高校3年チームより2周遅れて走っていても、「校長、校長」の激励のもと、ゴールのテープを切らせてもらいました。
武蔵はあたたかい学校です。少人数なので、「まるごと育っていく」というイメージがありますが、教師と生徒も、「みんな知っている」という、日頃からの信頼関係の強さを実感しました。
武蔵の体育祭は驚くほど進化していました。感謝!
2019.10.5

校長リレー

後方の応援団の伴走を得てゴール!

Vol.066 体育祭その3 体育祭小委員会

9月27日 43年ぶりの体育祭で感心したことの一つは、体育祭小委員会の運営能力の高さです。
特に、うまくいかなかったり問題が発生したりしたときの危機対応能力、そのときの判断力や対応力に感心させられました。
例えば、学年種目に他学年の生徒が勢い余って「乱入」してしまう場合があります。最初の中1の綱引きのときに、残念ながらルールを守らずに、「乱入」してしまった上級生がいました。その際、審判部は即座に「失格」の判断を行いました、中1の生徒は被害者であり可哀想でしたが、その判断の効果により、その後の各競技が気持ちのよい正々堂々とした戦いになりました。それでいて、失格してしまった両チームに、三位決定戦に参加するチャンスも与える柔軟性もありました。
その他、想定外の同点一位の際も、その時点で該当チームがバレないように工夫しながら、「大将による騎馬戦」を即座に判断し、そのことを上手に説明し、うまく対応していました。
武蔵では、校友会行事について、基本的に生徒たちに「任せて」います。任せられた生徒は、責任をもってそれを遂行しようとします。こうした経験を通して、「自ら調べ自ら考える力ある人物」が育っている武蔵の良さを実感しました。そうした先輩の様子を後輩は見ています。ぜひ、さらに今回の課題を解決し、体育祭を進化させていってほしいと思います。お疲れ様!
2019.10.4

騎馬戦

大将による騎馬戦を各組は一体となって応援します

Vol.065 体育祭 その2 第二日(団体競技日)

9月27日、晴天のもと、第71回体育祭二日目のプログラムが行われました。
チーム編成は、赤組(A組)、青組(B組)、緑組(C組)、黄組(D組)の中1から高3までの縦割りブロック。この日の団体競技日は、綱引き、騎馬戦、リレーなどの定番種目に加え、竹取物語、百人フットボールなどの武蔵ならではの特色ある種目が行われ、前日の球技日の得点も加えた総合得点を競いました。
今年度の優勝争いは熾烈を極め、青組と黄組が同点になりました。直前に行われた騎馬戦の大将戦の結果により、黄組が総合優勝となりました。
卒業以来43年ぶりの体育祭の参加になりましたが、素晴らしい内容に進化していました。次回はそのあたりのことをお伝えしたいと思います。
2019.10.2

体育祭優勝トロフィー授与

総合優勝をした黄組が優勝トロフィーを手にしました

Vol.064 体育祭その1 第一日(球技日)

9月26日、体育祭第一日目として球技が行われました。種目はサッカー、バスケット、卓球、ドッチボール、バレーボール、野球。中1から高3まで学年ごとにトーナメント方式で戦いました。さらに、優勝チームは、学年により種目の指定がありますが、対教師戦を行いました。
私も卓球(対高1)、ドッチボール(対中1)、野球(対高3)の3つの教師戦に参加させてもらい、楽しい時間を過ごしました。
ドッチボールでは、優勝チームの中1Cと戦い、教師チームも大人げなく本気になり、辛勝しました。こうした交流は、私が学生時代はなかったと思いますが、いつのまにかできた今の武蔵の良き文化だと感心しました。
※バレー部OBとしてはバレーにも出たかったのですが、別の用事があり叶いませんでした。次回にとっておきたいと思います。
2019.10.1

ドッジボール体育祭

中1の優勝クラス(C組)と教師チームとのドッチボール

Vol.063 フランスからの留学生が帰国します!

9月25日 フランスのラ・ロシェルにあるサンテグジュペリ校から短期留学に来ていた三名の留学生が、パートナーと一緒に校長室に挨拶に来てくれました。
赤城の国際交流合宿以来ですから、一か月近く武蔵での生活を送ったことになります。明日・明後日の体育祭を終えて帰国の途に着くとのことです。
今回は全員女子生徒でした。みな揃って「楽しかった!」と言ってくれたのは何よりです。冬には中国・韓国の高校生がやってきます。様々な国際交流が、武蔵の中にしっかりと根付いていることを嬉しく思います。
2019.9.30

ラロシェル留学生

パートナーと一緒に記念撮影

Vol.062 ホームカミングディ(田中早稲田大学総長との対談)

9月21日、年に一度、卒業生が母校に戻って交流を深める第41回ホームカミングディが開催されました。多くの卒業生が各部活動における同窓生や現役生徒の交流など、懇親を深めました。そうした中で、今年度は同窓会本部企画として田中愛治早稲田大学総長(44期)の特別講演「日本の研究大学が世界のリーディング大学になるための戦略-早稲田大学の事例-」が開催され、講演後は総長・校長対談が行われました。
世界のトップクラスの大学になるためには、研究、教育、貢献の三つの分野で一流になることであり、そのためには全学的な価値観の共有を図りながら、「たくましい知性」と「しなやかな感性」を磨く必要があるということでした。この戦略のもと、優秀な人材の採用、基盤教育の整備と教養教育の体系化、グローバル化に対応した人間的力量を高めるプログラムなど、具体的な取組について語られました。
ご自身もお話されていたように、武蔵の教育と早稲田の教育は似ていると思います。「たくましい知性」と「しなやかな感性」などは、まさに武蔵が目指している三理想と重なるものがあると思います。
卒業生の活躍は嬉しい限りです。母校愛にあふれた講演をお聞きし、大いに励まされました。
2019.9.27

田中総長対談

田中総長と今後の教育のあり方について対談を行いました。

Vol.061 医師体験プログラムの報告に来てくれました!

武蔵生の夏休みのチャレンジです。
8月26日から4日間、順天堂大学の天野篤教授のもとで行われた「医師体験プログラム」に参加した3年生の小島君が、その感想をまとめて報告に来てくれました。
天野先生は天皇陛下の心臓手術を行った、まさに「神の手」を持つ素晴らしい医師です。このプログラムはその天野さんが、高校生を対象に、真に信頼され尊敬される医師の養成を期待して作られたもので、全国から応募論文の審査のうえ、選ばれた高校生たちが参加しました。
プログラムでは、4日間、3人の高校生が、順天堂大学や救急センターで、医療チームの一員として加わります。手術室のオペにも立ち会い、術前術後の医師と患者さんとのやり取りもつぶさに見学します。
小島君からは「受験へのモチベーションも大きく変わり、患者さんに信頼してもらえるような医師になれるように、しっかりした覚悟を持って勉強したい」という感想を聞きました。
このプログラムは今年初めて武蔵生も参加してみたものですが、彼の感想を聞いて「やってみて良かったな」と思いました。来年もぜひ後輩が続いていけばいいなと思っています。
2019.9.25

医師体験プログラム

三年生の忙しい時期に良い体験をしてくれました

Vol.060 常夜灯に浮かぶ木々と虫の声

9月20日 日が落ちるのが早くなり、朝晩は涼しくなってきました。東門近くの木のふもとには常夜灯があり、ライトアップされたような感じになっています。根元の草むらからは、秋の夜長を楽しむように、コオロギなど虫が鳴いています。秋ですね。
来週は体育祭が始まります。体育祭小委員会を中心に、連日準備にとりかかっています。成功を願っています!
2019.9.24

常夜灯に浮かぶ木々と虫の声

常夜灯に浮かぶ木と虫の声

Vol.059 代表委員会の皆さんとのランチミーティング

9月20日昼休み、代表委員長をはじめ代表委員会事務局の皆さんと、校長室でお弁当を食べながら「ランチミーティング」を行いました。
代表委員会が抱えている運営上の課題や要望なども聞きながら、有意義な時間となりました。今話題になっている「英語民間検定試験」の問題も出ました。とりわけ「インターネット利用指針」の今後のあり方について、議論となりました。
現在、武蔵では、高校生はスマホ利用は自己責任となっているのに対し、中学生では校内での使用は禁止となっています。
何故禁止なのかを考えさせる必要があるのではないか、あるいは実態を考えると見直してもよいのではないかという意見も出ました。
ネットの問題は中高生のみならず、大人にとっても、さらに国を超えても大きな課題だと思います。中学生への使用を禁止している国もあるといいます。ネットに支配され、ネットに時間を奪われがちな現代文明において、本来は知るため或いはつながるための「手段」であったスマホが、手段を超えてネットに触れること自体が「目的化」している状況があるのではないでしょうか。
どうやったら、ネットの課題を解決できるのか。まさに「自調自考」すべき大きな課題だと思います。
あっという間の30分でした。今後も定期的に意見交換ができたらと思います。感謝!
2019.9.23

ランチミーティング

代表委員の皆さんとの記念撮影

Vol.058 武蔵を流れる濯川(すすぎがわ)

9月20日 校内に池や噴水など水のある学校は少なくないが、川が流れる学校はまれである。武蔵はキャンパスに川が流れている。
川の名前は濯川(すすぎがわ)。もともとは江戸時代に作られた千川上水中新井分水の流れである。濯川の名称は、武蔵開校以降、生徒たちが川幅を広げたり、橋を架けたり、島を築いたりと整備を行う中で、1925年に当時の山本良吉教頭(のちの校長)により命名されたという。
戦後、千川上水は、農業用水としての役割を終え、下水道として暗渠化された。千川とのつながりを失った濯川は一時流れが途絶えたが、1983年から学園60周年記念事業として蘇生作業が行われ、現在は校内で循環している。
春夏秋冬と濯川は様々な景色を見せる。濯川は武蔵生の成長を見守ってきた。武蔵生にとっては、何歳になっても忘れられない思い出の川である。

清濁を呑み今日も流れる濯川物語(武蔵学園百年史特別サイト)
2019.9.22

濯川9月

初秋の濯川

Vol.057 自然科学系部活動合同発表会

9月14日(土)の放課後、視聴覚室を会場に第14回自然科学系部活動合同発表会が開催されました。
これは、気象部、物理部、化学部、生物部、地学部、太陽観測部の自然科学系の部活動が、各部の枠を超えて日頃の研究成果を発表し、互いに切磋琢磨をしようという武蔵生の主体的な催し物です。
当日は、中2から高2の生徒により、「南極の海氷の増加」「製本機の製作」「コマの軸と床の摩擦」「温泉の水質の比較」「紺青の研究」「トビムシの走光性」「武蔵学園内のタヌキの食性」「地層観察による堆積環境」「ケイソウ観察による堆積環境」「太陽黒点観測」「太陽電波観測」の発表が行われ、活発な質疑応答が続いたとのことです。
OBの協力も得ながら、こうした活動が脈々と続いていることは素晴らしいと思います。そして武蔵で培った「研究心」をさらに磨いていってほしいと願っています。
※当日は別件があり「校長散歩」はできませんでしたので、写真を提供していただきました。
2019.9.20

自然科学合同発表会

Vol.056 ウィーンの留学生が帰国の途に着きました

9月13日 オーストリア・ウィーンのテレジアヌ校から武蔵に短期留学に来ていた3名の生徒が、帰国の途につくということで校長室にあいさつに来てくれました。
みんな笑顔で「楽しかった!」と言っていました。国語の授業の中で、先生から教わった言葉に深く感銘を受けたことも話してくれました。
留学生が授業参加をするための補助をしてくれるのが、今日も校長室に案内してくれたパートナーです。単に、帰国生を受け入れるのではなく、パートナーを定めて武蔵での学びを補助する仕組みは、とても素晴らしいと思います。
生徒間の友情がこれからも長く続くことを期待しています。
2019.9.19

ウィーン留学生

校長室での記念撮影

Vol.055 霞ヶ関武蔵会に参加しました

9月5日、都内で霞ヶ関武蔵会が開催されました。
これは、中央官庁(霞ヶ関)に勤める武蔵を卒業した皆さんが、互いに交流を持つことにより、武蔵の精神を仕事にも生かして、難しい時代ではあるけれどそれぞれの仕事を活性化していこうという趣旨から、今年初めて発足した集まりです。
会の発足に際し、私と同じ50期の河内隆君(前内閣府事務次官)が音頭を取っていただいたとのこと。初めての霞ヶ関武蔵会に、同じく同期の五神真君(東京大学総長)とともに、私もお招きいただきました。
幅広い年代が集まりましたが、武蔵生はみんな同じにおいを持っているような気がします。武蔵の三理想、とりわけ「自ら調べ自ら考える」という精神が、今まさに、国においても強く求められているように思いました。
多くの皆さんから「ぜひ後輩にも霞ヶ関に来て欲しい」という熱いエールをもらいました。官僚は大変だけれどやりがいのある大事な仕事だと思います。国家社会のために多くの武蔵生が活躍し、武蔵で学んだ精神を生かしてくれたらいいなと願っています。
2019.9.18

霞ヶ関武蔵会

左から河内君、五神君。みな武蔵の50期です。

Vol.054 赤城国際交流合宿

夏休み中の武蔵生のチャレンジを紹介します。
9月2日から5日の3泊4日、赤城青山寮を利用して『国際交流合宿』が行われました。これは第二外国語としてドイツ語やフランス語を学んでいる武蔵生(1、2年生の希望者と今春に国外研修に参加した3年生)と、新学期から武蔵で学ぶドイツ・オーストリア・フランスからの留学生などが、豊かな赤城の自然の中で寝食を共にし、交流を深めようというもので、今年は武蔵生38名と留学生12名の計50名が参加しました。
私も2日から3日の1泊だけ参加しましたが、英語を中心に、時にドイツ語・フランス語・日本語で語り合う楽しい場になっていました。
プログラムは全部、高校2年生の『合宿幹事』が企画・運営し、ハイキング、スイカ割り、水合戦など、楽しく交流できるように工夫されています。
また、OBの大学生2名も参加してくれて、後輩たちに良きアドバイスをしてくれていました。武蔵らしい「自由でのびのびとした国際交流」が、このようにして受け継がれ、進化していくことを本当に素晴らしいと思いました!!
2019.9.17

国際交流合宿

Vol.053 RED発表会

夏休みの武蔵生のチャレンジの紹介です。
8月30日、大学の8号館ホールを会場に、今夏のREDサマープログラムの発表会(ディスカッション及びポスターセッション)がありました。
REDプログラムは武蔵学園が主催しているもので、武蔵生以外にも門戸を開いていますが、やはり武蔵生の参加が多く、当日は国内で研修を行ったG2、アメリカで研修を行ったG3の生徒による、英語による成果発表がありました。
G3のメンバーは今夏はサンフランシスコに行き、スタンフォード大学やグーグル本社も訪問し、大いに刺激を受けたようです。スタンフォード大学では武蔵の卒業生でもあり同大で研究をされている長谷川泰教授(50期)から支援をいただき、また、グーグル本社でも武蔵の卒業生の梅内正仁氏(57期)にコーディネートしていただいて充実したプログラムになったとのことでした。感謝! 
語学力もクラスを追うごとに着実に進歩しており、すごいなと感心しました。
2019.9.13

REDプレゼン

セミナーの成果について英語で振り返りました。

Vol.052 中学生地区サッカー大会優勝

夏休みを振り返っての、武蔵生の活躍の一コマです。
8月27日、武蔵を会場に、練馬区青少年育成委員会主催(桜台・第一地区合同)の中学生サッカー大会が開催されました。
全部で6チームが参加し、武蔵はリーグ戦を一位通過。決勝戦では、昨年度優勝校の開進第四中学校を1対0で下し、見事優勝しました。
生徒は気合あふれるプレーを見せ、2年生の新チームとして
幸先のよい結果を残しました。これに驕ることなく、さらにプレーの質を高め、人間としてもチームとしても、ますます成長していってほしいと願います。おめでとう!
2019.9.12

中学生サッカー大会

フリーキックからゴールを狙う(白のユニホームが武蔵中)

Vol.051 台風のため全日休校にしました

9月9日、台風15号が関東地方を直撃しました。
前日に気象庁からも「夜には一気に世界が変わり猛烈な風・雨になるおそれ」のある大型台風であることの警戒情報が出され、またJRをはじめ首都圏の鉄道から、9日始発から数時間運転を休止するとの発表がありました。このため、被害の余波や日中まで交通機関の混乱が見込まれたことから、前日19時にフェアキャストの緊急連絡網を使って「終日休校」の措置をしました。
新学期初日の授業ということで、極めて残念でしたが、自然の前には人間は無力です。
朝の学校も夜の暴風の爪痕が残っていました。倒木や飛散した木の枝が散乱していましたが、いつも環境整備をしていただいている武蔵学園の職員の皆さんが、早朝から学校内外の復旧作業をされていました。感謝です。
※この記事を書いたのは9日(月)の早朝でしたが、その後、千葉県を中心に、交通網のみならず電気・水道等、甚大な被害があったことが報じられており、心を痛めています。
この場を借りて、被災された皆様へお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い復旧がなされるよう願っています。
2019.9.10

台風15号

風に飛ばされた枝や木を職員の皆さんが片付けています

Vol.050 第2学期始業式

9月7日、二学期が始まりました。
始業式では、夏休み中の武蔵生の活躍やチャレンジについて紹介しました。「自ら調べ自ら考える」という理念のもと、多彩な分野でそれぞれのチャレンジを行っているのが武蔵生の特徴だと思います。海外へ飛び出す武蔵生も増えており、グローバル化は着実に「MUSTの時代」に入ってきています。
併せて、夏休み中に私が参加したアスペンセミナーでの体験を踏まえ、なぜ「自ら調べ自ら考える」ことが大切なのかという問いを、改めて生徒に投げかけました。
ドイツ、オーストリア、フランスからの短期留学生8名(7名が女性です)の紹介も行いました。それぞれ日本語で自己紹介をしましたが、とても上手で、感心しました!!

始業式の校長あいさつ
2019.9.9

2学期始業式

Vol.049 いよいよ2学期が始まります!

9月6日 9月に入りました。いよいよ明日から2学期が始まります。
以前に紹介した芝もすっかり成長しました。後ろのやぎ小屋では、夏休みの間も毎日当番の生徒が清掃やえさやりをしていました。頭が下がります。
8月は『校長散歩』もお休みをしていましたが、この間、生徒・保護者をはじめ多くの皆様から「楽しみにしている」との声をいただき、嬉しく思いました。夏休みの時間を利用して、武蔵生は色々な分野で実に様々なチャレンジをしていました。その辺のことも織り交ぜながら、また散歩を進めていきたいと思います。改めてよろしくお願いします。
2019.9.6

天然芝とやぎ小屋

青くなったエントランスの天然芝とやぎ小屋

【番外編】教頭散歩Vol.3 「国境の島『対馬』を体験する」研修旅行に参加しました

8月31日 高校1年生対象の総合学習の一講座である掲題の研修旅行で、高校1年生数名と長崎県対馬市を訪れました。生徒たちは自分たちの研究テーマを五感で確かめるべく、民家にホームステイをして、現地のプロフェッショナルのもとで実地研修を行います。この日は、一社法人「MIT」代表の吉野元さんや対馬市役所の神宮周作さんに、環境を守る取り組みや「ツシマウラボシシジミ」という絶滅が危惧される蝶と人々の暮らしとの関係についてのレクチャーを受けて、蝶の住める環境保全の現場を見せていただきました。私たちも含めて色々な命が循環していることを想像することはとても大切なことなのです。
教頭 加藤十握
2019.9.4

対馬

【番外編】教頭散歩Vol.2 「現代日本の課題」を考える研修旅行

8月7日 高大連携企画の一環で本校の生徒が受講できる武蔵大学の授業の一つ、「現代日本の課題」。その研修旅行に同行しました。戦後、「生命尊重行政」の先駆けとなった岩手県西和賀町(旧沢内村)の「深澤晟雄(ふかさわまさお)資料館」や、東日本大震災の被災地である南三陸町を訪ねる研修旅行。参加した高校生や大学生は、現地の方々の貴重なお話を聞きながら、これからの日本が進むべき道について思いを巡らせていました。
教頭 加藤十握
2019.8.19

南三陸町

南三陸町の復興の様子を熱心に聞く一行

Vol.048 蝉しぐれ

8月1日 8月に入りました。いきなりの猛暑日が続きます。夏休みの学校はがらんとしていますが、部活の練習をしたり、図書館で勉強したりと、熱中症に気をつけつつ、生徒たちは頑張っています。また、校外にもどんどん飛び出し、部活動の合宿だったり、海外のセミナーだったり、総合講座の現地実習だったり、多彩な活動をしているところです。
生徒がいないシーンと静まり返った校舎の一方で、校内の森からはニイニイゼミのにぎやかな鳴き声が聞こえてきます。武蔵生の夏休みも後半戦に入っていきます。ぜひ充実した時間を過ごしてほしいと願っています。
2019.8.1

蝉しぐれ

武蔵の森からは蝉の声が重なって聞こえてきます

Vol.047 追加学校説明会を実施しました

7月27日、追加の学校説明会を開催しました。これは6月22日に行った内容と同じものですが、同説明会が早々に本会場・中継会場ともに満席になったため、急きょ追加で開催させていただいたものです。
前回も激しい雨が降る中での説明会でしたが、今回も接近する台風の影響を心配する中での開催となりました。幸い、開会前に雨はあがり、本会場・中継会場合わせて1200名もの方にご出席いただき、無事に行うことができました。
私のほうからは、前回と同様に「これからの時代に必要な力と新生武蔵」という主題でお話をいたしました。熱心に聞いてくださった保護者の皆様方や子どもたちに感謝します。
10月には小学校5・6年生に限定した入試問題に焦点をあてた説明会や、11月には今回と同様、幅広い皆さんを対象として説明会を行います。
武蔵の教育に関心を持っていただいた皆さんには、毎年4月に開催される記念祭(文化祭)も含め、どうぞ何度でも何回でも武蔵に足を運んで頂き、武蔵の魅力をそれぞれの視点から発見するとともに、武蔵のキャンパスに流れている「空気」を思い切り感じていただければ幸いです。
どうも有り難うございました!
2019.7.31

追加学校説明会

中継会場も満員近くなりました

【番外編】 教頭散歩 「みなかみ」を堪能した4日間

7月19日、今年から始まった中学2年生のみなかみ民泊実習は、みなかみの皆さまの心温かいご指導への感謝を述べて無事帰京となりました。
生活文化の違う場所で家族として受け入れていただきつつ過ごした4日間の家業体験を通して、生徒達も一回り成長しました。これからがみなかみの皆さんとの関係の始まり。この関係が豊かに広がってゆくことを期待しています。
教頭 加藤十握
2019.7.30

離村式後挨拶

お世話になった皆さんとの別れと、つながりのはじまり

Vol.046 みなかみ民泊実習3(農業体験)

7月17日、生徒たちの様子を見に、先生たちと出来るかぎり巡回しました。今年は記録的な日照不足で、長雨が続いていました。そんな中、この日は久しぶりに晴れ間も見えたこともあり、それぞれの農家では長い間できなかった草取りができました。生徒たちも一生懸命働き、貢献していました。
そのほかにもジャガイモの収穫、ブルーベリーにつくカタツムリの除去、イチゴ栽培の土壌づくり、枝豆の選別、梅の収穫と選別、鍬を使っての畝づくりなど、生徒は慣れない手つきながらも頑張って仕事をしていました。同時に、人手不足など農家の抱えている課題や自然を相手にする仕事の大変さを、肌で感じたのではないかと思います。
2019.7.29

長雨のあとの草取り

晴れ間を利用しての草むしり

Vol.045 みなかみ民泊実習2(農家での民泊)

7月16日の夕方から、生徒たちは3名から6名程度の班に分かれ、農家での民泊が始まりました。
7月17日、生徒の様子を見に行くと、農家のおじさん、おばさんも、ざっくばらんに生徒たちに声をかけて、家族のように接してくれていました。
温かな農家の皆さんとのコミュニケーションは生徒たちにとって、新鮮だったのではないでしょうか。スマホも携帯もない生活ですが、生徒たちの顔はいきいきとしていました。
民泊の受け入れは、普通は1泊、長くても2泊だそうですが、今回は3泊も受入れていただきました。家族のように扱ってくださっているみなかみの皆さんに心より感謝します。
2019.7.26

農家の皆さんと記念撮影

農家の皆さんと記念撮影

Vol.044 みなかみ民泊実習1(谷川岳一ノ倉トレッキング・環境学習)

7月16日、中2のみなかみ民泊実習が始まりました。初日は生徒の選択により、生活体験、自然体験、歴史学習、環境学習の4つのコース別学習を行いました。
私は、自然体験コースに同行し、谷川岳一ノ倉で、環境ガイドさんの案内のもと、トレッキングを行いました。一ノ倉からは雪の残った谷川岳の岸壁が、霧の中に見えました。
途中、草木や生き物の解説、森林や山の効用、登山の知識、地域の歴史など、ガイドさんが色々な話をしてくれ、楽しい学びの時間となりました。アサギマダラという海を渡る蝶もヒラヒラと飛んでいました。
生活体験コースでは茅場体験を、歴史学習コースでは沼田城址・名胡桃(なぐるみ)城跡・月夜野歴史資料館見学を、環境学習では赤谷(あかや)プロジェクトについて学びました。生徒にとって、自然・生活・歴史・環境の視点から「みなかみ」という地域を理解する良い機会になったと思います。
2019.7.25

ガイドさんからトチノキの説明

ガイドさんからトチノキの説明を受けました

Vol.043 山上学校3(校長講義「武蔵の歴史」)

7月14日、山上学校3日目の午前中は雨になりました。そこで、生徒を集会所に集めて、私のほうから「武蔵の歴史」について、昔から今までの写真をパワーポイントで示しながら話しました。
1922年に武蔵が創立したときの経緯、校名の由来、三理想に込められた思い、戦争中の武蔵、戦後の新制高校・中学の設立・キャンパスの変遷‥
生徒たちは集中して話を聞いていました。「自ら調べ自ら考える」という武蔵の精神を伝えることができたように思います。
山上学校での登山や寮生活を通じて、「武蔵イズム」の基盤が培われていると思います。まだまだ中1は基盤を固める段階ですが、真の「自調自考」を目指して、成長していく姿が二学期に見られることを期待しています。
校長の講義の後、理科の先生から「気象図」の書き方を教わりました。生徒はラジオで放送されている気象通報を聞き、集中して気象図の作成に取り組んでいました。
2019.7.24

校長特別講義「武蔵の歴史」

校長講義「武蔵の歴史」

Vol.042 山上学校2(黒檜山登頂)

7月13日、赤城最高峰の黒檜山(くろびやま)山頂を目指し、大沼(おの)湖畔の登頂口から、急な岩場を登っていきました。登山道は一本道ですが、険しい道が続きます。当直の生徒は後ろの様子を見ながら、ゆっくりとペースを作っていきます。休憩が必要なときは、班員から「少し休もう」という声がかかります。登り始めて1時間半。見事1827メートルの山頂に着きました。
「とても一人では登れないなあ」と思いました。班の生徒に引っ張ってもらって登頂ができ、大きな達成感がありました。感謝!
このあと生徒たちは、駒ヶ岳、籠山、鳥居峠まで縦走し、最後は御神水へと足を伸ばしました。大したものです。感心!
2019.7.23

黒檜山頂で記念撮影

黒檜山頂で記念撮影

Vol.041 山上学校1(霧の覚満淵)

7月12日、中1の前期山上学校が始まりました。初日は霧の中、足慣らしのため、大沼(おの)の回りを歩き、湿原で有名な覚満淵へ足を伸ばしました。
武蔵の山上学校は、班のその日の当直の生徒が、地図を片手に先頭を歩きます。コースを把握している先生方は必ず最後尾を歩き、「これはマズい」というとき以外は、生徒たちの試行錯誤につきあい、班の行程をじっと見守ります。
自ら調べ自ら考え、そして自ら行動する。こうして中1は武蔵生になっていきます。
2019.7.22

霧の覚満淵

霧の覚満淵

Vol.040 フーコーの振り子

新しい理科棟には15.97メートルのワイヤーを持つフーコーの振り子が4階の天井から釣り下がっています。フーコーは1851年にフランスのパンテオンにおいて地球の自転を証明するために、67メートルのワイヤーを用いて公開実験を行いました。武蔵では7月9日、高2の特別授業「地球の自転を体感する」の中で、実際に数値をとりながら、追実験を行いました。
当日は残念ながら、私自身も特別授業があったため、高2の授業は見学できませんでしたが、以前、見学した中学生の科学の授業では、武蔵の緯度は北緯34~35度であると推測されていました。(実際は35.7度くらい)。お見事でした。
新しい理科棟には、他にも化石標本や岩石標本の展示、天文台や地震計など、科学を学ぶ上での様々な仕掛けがあり、まるでミニ博物館のようです!
2019.7.19

フーコーの振り子

フーコーの振り子を揺らして緯度を測る

Vol.039 地学部日本地球惑星科学連合2019年大会優秀賞受賞!

5月26日に幕張メッセを会場として日本地球惑星科学連合2019年大会が開催されました。その中のパブリックセクションとして、『高校生によるポスター発表』が行われ、全国各地から80件の参加がありました。その中で、武蔵地学部の『伊豆大島野増層における火山砕屑物の堆積環境と噴火口の位置の推定』の研究が、見事優秀賞を獲得しました。その表彰状が学校に郵送され、7月12日、校長室で伝達を行いました。
研究を行った高校3年生の會田幸樹君は、武蔵独自の野外研究奨励基金も活用して、地学部の合宿以外も大島に出向いていって、丁寧にデータを積み重ねてきたということです。詳しい研究成果は、武蔵生に配布された最新の『大欅No.59』にも載っています。
審査員のコメントを読むと、研究内容のレベルの高さとともに、発表者の真剣さや熱意、質問への対応も高く評価されていたことがわかります。素晴らしい。この受賞をバネに、さらに成長されていくことを心から期待しています。
おめでとうございました!
2019.7.18

地学表彰

校長室で顧問の先生も一緒に記念撮影

Vol.038 リヨン・オンブローザ校長先生がいらっしゃいました!

武蔵の国外研修制度を支えているのは、世界中の提携校の皆さんです。そのうちフランス・リヨンのオンブローザ校から、ブザン校長先生がわざわざ訪問してくださいました。
折しも、リヨンからは1か月にわたり、3名の生徒が交換留学で滞在しています。
ブザン校長先生とは、相互交流のこれまでの歴史やそれぞれの国における大学入試改革事情、グローバル教育の取組やさらにはスマホへの対応など、様々なお話ができ、楽しい時間を過ごしました。何よりも、オンブローザ校に留学する武蔵生を褒めてくださるとともに、日本から戻ってくるフランスの生徒の成長を喜んでおられました。
時代が変わっていく中で、ともに成長し続けていることを嬉しく思いました。
2019.7.17

オンブローゼ校長先生

ブザン校長先生とのツーショット

Vol.037 国外研修生報告会

武蔵では、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語の4つの外国語を、第二外国語初級として中3で全員が学びます。高校でもさらに中級・上級と学び続けた生徒たちの中から、毎年高校3年になる春にドイツ、オーストリア、フランス、中国、韓国へ国外研修生を派遣します。さらに、イギリスへの派遣生も加わります。生徒たちは、それぞれ、引率なしに自力で現地に向かい、それぞれの提携校でホームステイや寮生活をしながら、最大2か月程度学び、期間中には自分たちで企画した自主旅行もします。これらの国外研修生19名の報告会が、7月9日、10日の両日、視聴覚室で開かれました。
両日合わせて250名ほどの武蔵生が集まり、今年度国外研修に行った仲間のプレゼンに聞き入りました。
それぞれの生徒がそれぞれの言葉で語っていました。そして楽しんでいました。10代という若い感性豊かな時代に、自力で海外に行き、そして多様で異質な文化に触れる体験は何物にも代えられない刺激と気づきを得ていることを嬉しく思いました。武蔵で長年培われてきたこの仕掛けとこれまでの積み重ねは素晴らしいと思います。
グローバルはマストの時代。すべての武蔵生に、どんどん世界に飛び出していって、世界を実感してほしいと願っています。
2019.7.16

国外研修報告会

プレゼンをする国外研修生

Vol.036 校長による特別授業

武蔵では、期末試験の終わった時期を使って「特別授業」が行われます。これは、普段の授業では味わえない授業や講演を、生徒の自主的な企画を軸に運営するもので、「自調自考」の武蔵ならではの特色的な取組の一つだと思います。
7月10日、私も高校1年生の2つのクラスに呼んでもらい、「校長の武蔵時代」という主題で話をしました。
先輩後輩という気安さから、恥ずかしい話も含め、昔話をしましたが、今思うと「武蔵は人生の基盤をつくった時代」だったと思います。昔の武蔵の課題を生かして、生徒たちが、充実した武蔵生活を送ることを願ってやみません。
他にも「特別授業」に呼んでもらったクラスがありました。感謝します。
2019.7.12

校長特別授業

特別授業「校長の武蔵時代」

Vol.035 ネット依存予防講座

7月8日、高1を対象に、ネット問題に取り組んでいるエンジェルアイズ代表の遠藤美季さんによる「ネット依存予防講座」が開かれました。「ネットトラブル」というより「ネット依存」に焦点をあてたお話で、事前に生徒が行ったネット依存度のセルフチェックに基づき、動画も交えながら、時間の浪費や健康被害など、生徒に様々な気づきを促すお話でした。
ネット依存の問題は、高校生だけでなく大人の問題でもあり、日本だけでなく全世界に共通した文明史的な問題だと思います。依存の形を「ゲーム依存」「コンテンツ依存(動画など)」「つながり依存(SNSなど)」に分類されていました。「Eスポーツとネット依存はどう違うのか?」という問題提起にも考えさせられました。
ネットの問題は深いなあと改めて感じました。受け身の時間ではなく、主体的な生きた時間をどう創り出すか。それが本質的な問題だと思います。武蔵生は、この難題をどう解決していくのでしょうか?楽しみにしています。
2019.7.11

ネット依存予防講座

Vol.034 卒業生による海外大学進学についての講演会

7月5日、76期卒業の和田敦朗さん(スワースモア大卒、外務省勤務)と84期卒業の久田知周さん(インディアナ大卒、Bloomberg.L.P勤務)の二人が、海外進学を考えている武蔵生に海外への進学や就職に向けた体験談を語りました。
25名ほどの武蔵生が集まりました。久田さんは、アメリカに留学したメリットとして、単なる語学力の向上だけではなく、「チャレンジする自分」への自信と日本人としてのアイデンティティの気づきをあげていました。アメリカのリベラルアーツカレッジで学んだ和田さんは、海外でも通用する複眼的思考や対話を通じた知的欲求をもつとともに、「点と点をつないで自分の線をつくることができた」と語りました。久田さんは専攻を生かして外資系企業を選択したのに対し、和田さんは日本と世界をつなぐことに自身の役割を見出されたとのこと。
お二人には、次々に様々な質問に答えていただきました。フロントランナーだった先輩の体験談は、武蔵生を大いにエンカレッジしていたと思います。こうした機会がたびたびあるのは、武蔵の良いところだとつくづく思いました。
2019.7.10

海外進学講演会

先輩が語る海外進学の意味

Vol.033 卒業生によるキャリアガイダンス

7月6日、特別授業の時間を生かして、高1中3を対象に、卒業生によるキャリアガイダンスが行われました。
高1では、この春に武蔵を卒業した4人の大学生が、大学の様子や受験勉強の心がけなどの話をしました。共通していたのは、「この時期にしかできないことをしっかりとやれ」「武蔵の授業を大切にしろ」ということでした。
中3では、さらに先の職業選択まで見据えて、30代から40代の社会の中堅として活躍している6人の武蔵卒業生に、各職業分野(医師、外交官、建築士、IT業界、金融証券、メディア)に分かれて、最前線の仕事の話やこれまでの経歴等について話してもらいました。これは武蔵ならではの取組です。
いずれも生徒は熱心に聞き入り、活発な対話が行われました。たった一度の人生で何を成し遂げるか。答えはすぐには見つかるものではありませんが、それぞれの未来を見据えて進路希望を実現していってほしいと思います。
2019.7.9

卒業生キャリアガイダンスの様子

OBから建築最前線の話を聞く

Vol.032 中2みなかみ民泊実習事前学習

7月5日、中2特別授業の時間を利用して、みなかみ民泊実習に向けての体験コースの一つである「赤谷(あかや)プロジェクト・環境学習」の事前学習がありました。
「赤谷プロジェクト」とは、みなかみ町の「赤谷の森」を対象に、地域住民、自然保護協会、林野庁が協働して、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを共存させようと進めている取組です。
本日は、日本自然保護協会の出島誠一さんと、本校88期の卒業生で赤谷プロジェクトにもかかわっている大学院生の高田陽さんに講義をしていただきました。『日本の森について考えよう』というテーマで、人工林・二次林・自然林が持つ、動物や産業など、様々な視点からみた価値の違いについて学びました。現在500羽しかいない絶滅危惧種の実物大のイヌワシも飛んできました。人工林や二次林では大きなイヌワシは飛べないのでエサが取りにくいけれど、空間のある自然林ではエサが取りやすいとのこと。なるほど。でも別の視点からは、また違った森の見え方がありました。
民泊実習に向けた学習や準備はさらに進んでいきます!
2019.7.8

生徒の頭上を飛ぶ実物大のイヌワシの絵

生徒の頭上を飛ぶ実物大のイヌワシの絵

Vol.031 武蔵生への感謝の言葉が寄せられました!

6月下旬、地域の女性の方から学校に電話がありました。
「豊玉北のバス停で、ランニング中の男性が落とした荷物があったので、その場にいた生徒に頼んだところ、すぐに追いかけて届けてくれました。武蔵中の3名の生徒でした。とても親切な行動に感激したので、感謝の言葉をお伝えしたい」とのことでした。
手がかりがあったので、調べてみたところ、確かに武蔵生。7月4日、その3人に校長室に来てもらって、そのときの様子を聞くとともに、その行動を褒めました。
始業式などで「公共心」の大切さを生徒には伝えています。目の前に困った人や弱い人がいたときに、すっと寄り添える心や行動をこれからも大切にしてほしいと思います。

2019.7.5

落とし物を拾った豊玉北バス停付近

豊玉北のバス停付近

Vol.030 おおたとしまささんが来校しました

7月2日、教育ジャーナリストのおおたとしまささんが取材のため校長室に来られました。
おおたさんは、これまで「名門校「武蔵」で教える東大合格より大事なこと」(集英社新書)、「男子御三家-なぜ一流が育つのかー」(中高新書ラクレ)など、教育の本質をとらえる観点から、これまで武蔵の良さや強みを積極的に発信していただいています。「武蔵は毎日が散歩」というのもおおたさんの名言です。
私自身も、おおたさんとは以前から交流がありました。私が武蔵の卒業生であることは御存知でしたが、今日が武蔵での初対面になりました。
取材を超えて、これからの教育の在り方などについて話がはずみ、「校長散歩」にも登場していただきました。感謝!
2019.7.4

おおたとしまささんとツーショット

おおたさんとのツーショット

Vol.029 中学サッカー部練馬区大会準優勝!

6月29日、武蔵グランドを会場に、中学総体練馬区大会の決勝戦として、武蔵対石神井東中学の試合が行われました。両チームとも激戦の練馬区を勝ちあがってきただけに、白熱した試合になりました。先制した武蔵でしたが、その後追いつかれ、延長戦のすえ、残念ながら1対2で敗れました。それでも準優勝は見事です。
これから、支部大会さらには都大会と続きます。今日流した悔し涙をバネに、さらなる「成長」をしてほしいと思います。
頑張れサッカー部!!
2019.7.3

武蔵のフリーキック

武蔵のフリーキック(白のユニホームが武蔵)

Vol.028 タヌキがいました!

6月25日夕方、濯川(すすぎがわ)に架かる欅橋(けやきばし)のたもとで、一瞬ですがタヌキの親子連れが通るのを偶然発見しました。夜行性のタヌキを日中に目撃することは珍しいと思います。早速その情報を生物の先生に伝えたところ、付近に定点カメラを設置されました。すると、6月27日の真夜中から早朝にかけて、タヌキの姿がしっかりとカメラに収められました。鮮明に撮影された親ダヌキの写真だけでなく、暗闇の中に光る小さな子ダヌキの瞳が写った写真もありました。
緑豊かな武蔵のキャンパスにタヌキがいることは聞いていましたが、住宅地の真ん中なので、「今も本当にいるのかなあ」と思っていましたが、実際に目撃して感動しました。
生物の先生によると、都市部における希少なタヌキの生息状況について、武蔵では、これまでも生物部の生徒とともに研究が積み重ねられてきたとのこと。今回は子タヌキがいるということで、2016年以来の3年ぶりの繁殖ではないかということです。武蔵の自然はすごい!!
興味のある方はこれまでの研究が武蔵の紀要にも掲載されていますので、どうぞ。

武蔵学園構内におけるホンドタヌキの生息状況【武蔵高等学校中学校紀要
https://ci.nii.ac.jp/naid/120006415110/

2019.7.2

学園内で撮影されたタヌキ

朝方に鮮明に撮影された親ダヌキ

Vol.027 記念祭の門

7月1日 やぎ小屋の横に、4月の記念祭で使用された門が残っています。地震が来ても倒れないように、安全対策も施されています。
記念祭実行委員が一生懸命制作した門で、通常は祭りの終わりとともに撤去するのですが、今年度は特別に1学期までは残すことになりました。多くの皆さんがこの門を通ったことを思うと、なんとなく懐かしい気がします。
しかし思い出を引きずっているわけにはいきません。来年度の記念祭に向け、生徒たちは動き出しています。どんな記念祭を構想しているのか、どんな新しい運営システムを構築するのか。生徒たちの挑戦は続きます。
2019.7.1

今年の記念祭で使用された門

きれいな装飾も施された門

Vol.026 REDプレゼンテーション

6月24日 REDとは、Research、Essay、Disucussionというグローバル・スタンダードに必要な教育の頭文字をとった、武蔵学園が主催している英語イマージョン教育プログラムです。会場は武蔵学園のキャンパス内で行われており、武蔵生だけでなく女子生徒も含めた他校生も参加しています。
毎週夜に行うイブニング・プログラムと夏休みに集中的に行うサマー・プログラムがあります。イブニング・プログラムはG1からG3という3段階に分かれ、9月に始まり、翌年度の6月まで。科学のトピックを英語で学んでいます。
その一年間の成果を報告するプレゼンテーションがG3クラスは6月20日に、G1・G2クラスは6月24日に武蔵学園内で行われました。G3クラスはさすがに三年間の積み重ねがあります。それぞれの研究テーマについて、流ちょうな英語を用いて、対話形式で報告するとともに、ポスターセッションを行いました。何よりもなごやかに楽しそうに学んでいるのが素晴らしいと思います。REDでの経験を生かして、どんどん世界に飛び出していってほしいと願っています。
2019.6.28
REDプログラムについての詳細はこちらをご覧ください。

REDプログラム G3クラスポスターセッション

見事な英語でのポスターセッション

Vol.025 水泳部関東大会出場!

6月23日、城北高校を会場に関東大会出場校を決める水球の東京都予選リーグ最終戦が行われました。武蔵は桐朋高校と3位をかけて対戦しました。大熱戦のすえ、結果は6対6の引き分け。リーグ戦の得失点差により、残念ながら武蔵は第4位となりましたが、関東大会出場の4枠に入り、7月に山梨県で開催される関東大会出場を決めました。
水泳部はこれまで厳しい練習を重ねてきました。今日の試合も体力の限界まで戦っていました。厳しい状況の中で「やり抜く力」は、人生を生きていく上での大きな財産になると思います。3年生は関東大会が最後の試合になるかもしれません。ぜひ修正すべき点は修正し、最後の最後の試合を笑って迎えられるように、「成長」し続けてほしいと思います。頑張れ水泳部!頑張れ3年生!
2019.6.27

水球部の試合光景

攻める武蔵チーム(青のキャップが武蔵)

Vol.024 第1回学校説明会

6月22日、本年度第1回の学校説明会が開催されました。本会場の大講堂、中継会場の中講堂とも事前申し込みが満席となり、皆さんにはご不便をおかけし、申し訳ありませんでした。当日はあいにくの激しい雨にもかかかわらず、1500名の方のご出席をいただき有り難く思いました。
説明会では、私の方から「これからの時代に必要な力と新生武蔵」という主題で概括的なお話をしたあと、武蔵の学びの実際や武蔵のグローバル教育や情報教育などについて説明させていただきました。長時間の説明におつきあいいただいた皆様方にこの場を借りて感謝申し上げます。本日はあいにくの天気でしたが、次回は晴れのときの武蔵の表情も見に来ていただければと思います。また、本日、申し込めなかった方を対象に7月27日に同内容の説明会を開催します。そちらの方もどうぞ宜しくお願いします。
2019.6.26

第1回学校説明会の様子

第1回学校説明会の様子

Vol.023 やぎの研究

6月21日 校舎エントランスの横にやぎ小屋があり、現在、5頭のやぎが飼われています。武蔵でやぎが飼われるようになったのは、2011年に総合講座の中で「やぎの研究」が開講されたことが始まりです。以後、このやぎの世話をしてきたのは、総合講座の受講者ややぎの世話をかって出た「やぎ班」の生徒たち。現在、「やぎ班」の生徒たちは30数名。休日も含め毎日やぎ小屋の掃除やえさやりをしています。
武蔵では「本物教育」が言われていますが、まさに「やぎの研究」はその象徴。生徒たちはやぎから多くのものを学び、感じています。
2019.6.25

やぎの世話をする「やぎ班」の生徒

やぎの世話をする「やぎ班」の生徒

Vol.022 英国留学生の帰国あいさつ

6月15日、英国の提携校であるモールヴァン校から2週間、武蔵に来ていた3名の生徒が、校長室にあいさつに来てくれました。今夜日本を離れるとのこと。記念に、武蔵のTシャツやホルダーなどを渡しました。3名の生徒は、授業や部活動に参加するとともに、書道などの日本文化も体験しました。武蔵生活での感想を聞いたところ、即座に「楽しかった!」と即答してくれました。その表情が素晴らしかった。この間、ホームステイを受け入れていただき、留学生のお世話をいただいた保護者の皆様にも心から感謝いたします。
2019.6.24

英国からの留学生と記念撮影

みんなで記念撮影!

Vol.021 高1倫理ディベート「武蔵の教養主義の是非」

6月15日、高1倫理の授業でディベートが行われました。「武蔵は教養主義でいくべきか実学主義でいくべきか」というテーマで、A~D各クラスそれぞれ4つのグループで、肯定側・否定側・判定側に分かれ行われました。事前学習を踏まえ、各グループでは激論が交わされました。各班とも論点についてよく考えていて、とても面白かったです!!
最後にコメントを求められました。教養主義と実学主義は、そもそもは大学発展の歴史に関連しています。困難な社会課題について判断を間違えないために、リベラルアーツで学ぶ「教養」は重要ですし、一方で社会に直接役立つ工学や経済学などの実学も重要です。幅広い教養と専門的な知識を兼ね備えた「T字型人間」であることが今求められています。武蔵生には大きな器として育っていってほしいと思います。ディベートはまた冬の陣もあるそうです。楽しみです!!
2019.6.21

4グループでの熱心なディベート風景

4グループでの熱心なディベート風景

Vol.020 木曜会(田中愛治早稲田大学総長講演会)

6月13日夜、学士会館を会場に木曜会が開催されました。木曜会とは木曜日の夜に定期的に開催される武蔵OBの講演会で、今回は私より6期先輩にあたる早稲田大学の田中愛治総長(44期)が「日本の大学が世界のリーディング大学になるための戦略-早稲田大学の事例―」という演題で、熱い思いを語られました。学生時代のことについても触れられ、「自ら調べ自ら考える」という武蔵の教えが自分の人生に与えた影響は大きかったとのこと。木曜会への参加は、現役生徒は軽食も含め無料です。昨日も現役武蔵生が参加していましたが、今後とも、興味があれば積極的に申し込み、身近な先輩の生き方から大いなる刺激を受けてほしいと思います。
2019.6.20

木曜会 田中総長とのツーショット

田中総長とのツーショット

Vol.019 見事だった英語劇

6月12日、ESSによる英語劇 "Lord of Flies" が上演されました。戦時中の疎開中、一台の飛行機が太平洋の孤島に墜落。生き残った子供たちの、島での極限生活と内部対立の様子を描いた60分弱の作品でした。明瞭で流ちょうな英語はもちろん、その演技力に感心。さらに中2から高2までの縦集団におけるチームワークの良さに感動しました。指導・演出をしていただいている英語のネイティブの先生の指導力にも脱帽です。また11月にも3年生による英語劇があるそうです。
2019.6.19

英語劇 救助を求める1シーン

救助を求める1シーン

Vol.018 全校防災訓練

6月12日午後、全校防災訓練が実施されました。大地震が発生したとの仮定のもと、各教室で安全確保をしたあと、サッカーグランドへの集合・点呼を速やかに行いました。その後、自宅のある地域別に、高3から中1まで30人程度のグループに分かれ、緊急避難時の対応について会合を行いました。普段は地縁が乏しい生徒たちですが、この日は同じ方向に帰宅するというつながりで具体的な対応について話し合いました。
東日本大震災から8年がたちました。生徒たちには、その教訓を忘れることなく、今日の訓練の対応を基本としつつも、「頭で考えるのではなく心で感じる危機意識」を大切にしてほしいと伝えました。
2019.6.18
 

防災訓練の様子

グランドに集合した生徒たち

Vol.017 春の選挙

武蔵には春秋年に2回、選挙があります。6月は春の選挙で、来年2月に実施する強歩大会小委員長と、4月に実施する記念祭小委員長の選挙が行われました。実際の国政選挙や地方自治体選挙さながらに、選挙管理委員会の運営のもと、候補者はポスターやビラを作成し、選挙戦を展開します。7日(金)には生徒たちが見守る中で、広場での立会演説会。さらに10日(月)には投票所での投票が行われました。18才に選挙権が認められ、「主権者教育」の必要性が叫ばれていますが、まさに武蔵での選挙はその良い機会になっています。当選した生徒には、「武蔵生の幸せ」のために、ぜひ頑張ってほしいと思います。
2019.6.17

春の選挙

高校生の選挙管理委員が見守る中、投票する中学生

Vol.016 校長による生徒面談

5月から昼休みを利用して校長室で全校生徒面談をしています。高校3年生から始めました。武蔵の良いところや未来の目標などについて聞いています。さすがに高校3年生。それぞれにしっかり成長しています。チャレンジしようとすれば何でもできる環境、誰をも受けいれるキャパシティの広さなど、武蔵の魅力について語ってくれます。6月11日の面談は、盛り上がったところで記念撮影。最後に進路希望実現に向け、ささやかなプレゼントを渡しました。頑張れ3年生!
2019.6.14

校長室で記念撮影

みんなで記念撮影

Vol.015 東門わきの百葉箱

高校中学側の出入口である東門の横に二つの百葉箱があります。この百葉箱こそ、知る人ぞ知る、公式な気象観測地点でした。この地点での校友会科学部による定時観測は、開校6年目の1928年から行われていましたが、1942年から東京管区気象台中新井観測所に名称変更。引き続き気象部員により、公的な報告任務が課せられた定時観測が毎日行われました。しかし、観測技術の進展にともない1977年に公式な定時観測の使命は終え、アメダスの練馬観測所として観測と通報を自動的に行うシステムに変更。2012年には、周辺環境の変化を理由に、アメダスの練馬観測所は石神井公園北側の石神井松の風文化公園(日本銀行石神井運動場跡地)に移転しました。そうした時代の変遷の中に、この百葉箱があります。感動を覚えます。
2019.6.12

百葉箱

Vol.014 英国研修報告

6月7日 5月1日から1か月間、英国提携校のモールヴァン校に派遣されていた3名が、校長室に研修成果を報告に来てくれました。私自身も英国には何度も行ったことがあるので、嬉しい報告でした。異民族国家の現状を肌で感じ、英語力に自信と課題を見出し、それぞれのさらなるグローバル化に思いを致していました。ちょうどモールヴァン校からは、保護者の皆様のホームステイの御協力もえて、3名の短期留学生も受け入れているところです。世界に飛び出せ武蔵生!
2019.6.10

英国研修

Vol.013 芝生の整備

6月6日、新しくなった校舎エントランス前で、生徒たちが懸命に土を耕し、芝の種を蒔いていました。これは本校独自の「総合講座」の授業の中で、「植栽管理と外構整備」を受講している高校1年生です。理論的な学習を行ったうえで実際に身体を動かして実践しているとのこと。芝の芽が出るまでは1~2週間。青々とした天然芝が整備される日が楽しみです。
2019.6.7

芝の整備

Vol.012 6月の紫陽花

6月3日 6月になりました。紫陽花が咲いています。自然豊かなキャンパスに、四季折々の花を見出すことができることも「武蔵の魅力」です。5月末で中間試験もちょうど終わったところ。いよいよ梅雨入りの季節になります。6月はあっという間に過ぎていきますが、時間を大切にしながら、「学び」を深めていってほしいと思います。

2019.6.6

紫陽花

Vol.011 赤城青山寮訪問

 5月28日、夏休みに実施される中1山上学校の準備のため、中1の組主任の先生方と赤城山・大沼(おの)湖畔にある武蔵赤城青山寮に行ってきました。施設の点検、備品の確認をはじめ、食事を提供していただく隣接する青木旅館との打ち合わせ、医療機関への挨拶、登頂口等コースの確認などをやってきました。以前は、軽井沢で山上学校が行われていましたが、赤城青山寮に移り38年がたちます。私にとって初めての訪問でしたが、心落ち着く素晴らしい環境と風景でした。
中1生においては、武蔵の伝統行事である山上学校に向け、今後しっかりと準備を進めていってほしいと思います。

2019.6.3

赤城青山寮

Vol.010 バスケット部インターハイ予選

5月26日、武蔵を会場にバスケットの高校総体東京都予選が行われました。2回戦で武蔵は都立桜丘高校と対戦。安定したディフェンスのもと、最後までよく走り切り、104対41で快勝しました。これからも戦いは続きます。いつか終わりが来るかもしれませんが、高校総体出場目指して、成長し続けてほしいと思います。なお、武蔵体育館は今年度から空調設備が入り、5月の夏日にもかかわらず快適に試合ができました。頑張れ武蔵篭球部!頑張れ3年生!!

2019.5.31

バスケ部の試合光景

見事なシュート・イン(白のユニホームが武蔵)

Vol.009 ドイツ・オーストリア国外研修制度帰国生の報告

5月25日、3月から2か月弱、ドイツ・オーストリアの提携校で国外研修をしていた4名の武蔵生が、校長室に報告に来てくれました。彼らは武蔵で必修とされている第二外国語でドイツ語を選択していた生徒たちです。ドイツ・オーストリアでの体験を通して、文化の厚みや他民族国家の当り前さを肌で感じるとともに、日本のグローバル化に向けた抱負や個人として積極性を持つことの意味などについて語ってくれました。素晴らしい!!
彼らの未来に期待しています。
2019.05.30

0090_国外研修生報告

校長室にて

Vol.008 海外留学座談会

5月24日放課後、90期生で現在アメリカのリベラルアーツカレッジであるベロイト大学に学ぶ波多野佑介君が来校し、海外留学に興味を持っている10名と座談会を行いました。海外大学を目指したきっかけから始まり、苦しかった1年目、ゆとりを持てた2年目、自分を探し続けている3年目についてふれ、これまでを振り返って、改めてその根本に「自ら学び自ら考える」さらに「自ら調べ自らの手を使って考える」ことがあると話してくれました。『世界』とつながる先輩の姿を見て、後輩は大きな刺激を受けたようです。2時間にわたり質疑応答が続きました!

2019.5.29

留学座談会

Vol.007 私立中学合同説明会に参加しました

5月19日、東京国際フォーラムで東京私立中学高等学校協会主催の「東京私立中学合同相談会」が開催されました。全体で2万5千人を超える来場者数があり、武蔵のブースにも多くの保護者やお子さんがいらっしゃいました。私も、説明者の一人として、色々なご質問にお答えし、楽しい時間を過ごさせていただきました。これからは学校を会場とする説明会も全5回開催されます。ぜひ何度でも足を運んでいただいて、「武蔵の魅力」を体感していただければ幸いです。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2019.5.28

東京私立中学合同相談会

東京国際フォーラム「東京私立中学合同相談会」

Vol.006 中1山林遠足に行ってきました

5月18日、中1の行事で、埼玉県毛呂山町にある武蔵の学校山林に行ってきました。
これは、夏に群馬県・赤城で行われる山上学校の練習も兼ねており、生徒たちはクラスごとにまとまって、日和田山などを経ながら、山奥にある学校山林を目指しました。
学校山林では、ここで長い間山林を管理していただいている駒井さんのお話を伺いました。83歳になられる駒井さんは、山林の経緯をお話しされ、生徒との活発な質疑応答ののちに、こう結ばれました。「昭和、平成、令和と多くの武蔵生がこの山林を訪れたけれど、空に向かって真っすぐに伸びていくヒノキのように生きていってほしい。人生には悲しいこともあるけれど、そんなときはこの日のヒノキのことを思い出してほしい」。
駒井さんありがとうございました。山上学校に向けての一年生の成長が楽しみです。

2019.5.27

山林遠足

Vol.005 中2「みなかみ民泊実習」の事前学習が始まりました

今年度から新たに中2が全員参加する夏期学校の取組として、群馬県みなかみ町での民泊実習が始まります。5月9日にその最初の事前学習として、みなかみ町の方をお招きし、群馬県やみなかみ町の現状、エコパークの取組や民泊での生活について、各クラスごとにお話をしていたただきました。自分たちが慣れ親しんできた環境から『外の世界』に飛び出して、様々な出会いから学んでいく第一歩だと思います。今後の生徒たちの成長が楽しみです。

2019.5.24

「みなかみ民泊実習」事前学習の様子

「みなかみ民泊実習」事前学習の様子

Vol.004 亀田誠治さんの講演会

4月28日は、武蔵の卒業生である音楽プロデューサーの亀田誠治さん(「東京事変」のベーシストとしても活躍)の講演会が生徒の手により企画運営されました。
「夢を叶えるための3つのキーワード」として、①好奇心をもつこと、②夢の振れ幅をもつこと、③準備をすることの大切さを熱く語っていただき、場内からの質問も最後まで丁寧に応えていただきました。はじめてお会いしましたが、素晴らしい人柄でした。6月1日、2日に日比谷公園で開催される入場無料の「日比谷音楽祭」をプロデュースされるとのこと。「道なき道」をどんどん歩んでいってほしいと思います。

2019.5.22

亀田誠治さんと杉山校長

亀田さんとのツーショット

Vol.003 課題研究の質は高い!

4月28日 記念祭の各企画を巡って感心したのは、武蔵生のホスピタリティです。武蔵ツアーをはじめ、随所に見られた武蔵生たちの心遣いに感心しました。もう一つ感心したのは、科学系の部活動や総合学習を中心にした課題研究の質の高さです。プレゼンも上手で、私たちの学生時代より格段に進歩しており、驚きました。

2019.5.22

地学部のプレゼンテーション

地学部のプレゼンテーション

Vol.002 にぎわった記念祭

4月27日から28日にかけて、武蔵の文化祭である『記念祭』が行われました。10連休初日の28日はあいにくの曇天でしたが、29日には晴れ間も見えました。何よりも二日間で1万3582人もの方に来ていただき、大変なにぎわいでした。ご来場いただいた皆様方に心より感謝申し上げます。有り難うございました。

2019.5.22

2019年度記念祭

にぎわう記念祭

Vol.001「校長散歩-学びの水脈と対話の杜-」開始にあたって

43年ぶりに母校に戻ってきました。
母校は創立百周年を目の前に迎え、新しい校舎も建築され、「新生武蔵」として、次の百年に踏み出そうとしていましたが、今も変らぬ良さや強みが残っていました。
新校舎建築のコンセプトは「学びの水脈と対話の杜」です。
私が、校内を散歩する中で気づいた武蔵の学びや生徒たちとの対話の様子を、これからブログの形式で随時紹介していきたいと思います。
2019.5.21

新校舎エントランス

新しくなったエントランス
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