大学進学に向けて

進学相談

高校1、2年では、これまでに考えてきたキャリアを見据えながら、自らの可能性を広げる学びを得るために、自身に最適な学部や学科を考えてゆきます。候補を考える過程で大切なことは、初めから学力ありきでフィルターをかけるのでは無く、自身の興味・関心に忠実になることです。進路指導では入試制度に関連する相談から、進学先の研究内容に関するものまで必要な情報を組み合せながら生徒の相談に随時応じています。

進学ガイダンス

武蔵では高校1年から3年の春と秋に、各学年特有の注意点を意識しながら、進学することの意義を問いかけつつ、大学入試制度の仕組みや入試へ向けての準備・心構えについて進学ガイダンスで話をしています。

学生OBによる進学ガイダンス

学生OBによる進学ガイダンス

 

大学在学中の卒業生が、合格体験や大学生活などを中心に詳しく語ります。部活との両立の仕方や、どのようなことを考えて科目選択を行ったか、進学先を検討するに際して何を大事にしたか、など話題は多岐に渡ります。生徒はより身近な存在からの話を聞く機会が得られ、大変参考になっているようです。来校者する卒業生は、東大をはじめ進学志望者の多い国内の大学が中心ですが、帰国のタイミングが合えば海外の大学へ進学した卒業生もガイダンスに参加します。

 

各期講習会

各期講習会

授業で学んだ内容をより定着させるために、集中して復習する機会を夏期と春期の年2回設けています。中学から高1までは殆どの講座が復習ですが、高2、3生対象の講座の中には、大学入試に対応した、より実践的な講座も多くあります。講習会は希望制ですが、場合によっては教員から逆指名されることもあります。そして長期休みで崩しがちな生活リズムを整える面も持ち合わせています。

自学自習にむけての学習指導

進学先を検討することと並行して、学校での学びを着実なものとするために武蔵では時間管理を含めた自学自習を強く求めています。低学年のうちに自学自習の学習習慣を身につけるよう支援しつつ、授業内容の理解が疎かにならないよう、必要に応じて正規のカリキュラムとは別に、教員が授業進度に合わせて行う補習や、生徒自らが教員を訪ねて行われる学習指導を随時行っています。

模擬試験の校内実施

志望大学合格への実戦力を養うため、高校1、2年生は1学期と3学期に、高3生は1学期と2学期に外部の模擬試験を導入しています。全国の受験生と比較をするとともに、自身の強化すべき課題を見つけ、必要な対策を講じます。自学自習が中心ですが、先述した各期講集会を強化対策として活用する者は少なからずいるようです。