校長散歩

2024.03.18

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615 中2 みなかみ民泊実習発表会

生徒のプレゼンの様子
3月12日、大学3号館を会場に、中2の民泊実習発表会が終日開催されました。
武蔵の中2は群馬県みなかみ町で民泊実習を行っています。
実習に際しては、各人が研究課題を設定し、民泊実習もそのフィールドワークという位置づけをしています。
この日は、総合や技術の時間などで1年間深めてきた課題研究の成果を各人がパワーポイントにまとめ、保護者の皆様もお呼びして発表を行いました。
自然保護の問題や地域課題を取り上げている生徒が目立ちましたが、校長散歩499でもご紹介した先輩のプレゼンに負けることなく、独創的なアイデアを出しながら、地域活性化策や少子化対策を考えている生徒たちの発表が印象的でした。
この日はお世話になっている、みなかみの皆様方にも見学に来ていただきました。事前学習として、武蔵まで来ていただき、生徒たちに様々な課題を投げかけていただいたことが実を結んでいるように思いました。
中3になると、生徒たちは、社会科で5000字以上の「卒業研究(卒論)」に取り掛かります。みなかみの課題研究で身に着けた方法論やICTのスキルを踏まえ、さらに学問的な研究へと進展させていくことになります。
「グローカル」という言葉があります。ローカルな地域課題を、グローバルな問題としてとらえ、解決していくということです。ぜひみなかみで学んだ問題意識の種をさらに大きく育て、日本や世界が直面している様々な課題を解決する人材になっていってほしいと思います。