校長散歩

2024.03.19

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616 Minecraftカップ優秀賞・言語学オリンピック金賞報告

校長室での記念撮影
3月13日、今年度行われた第5回Minecraftカップ(Minecraftカップ運営委員会主催)で優秀な成績を収めた高1の生徒たちが報告に来てくれました。
Minecraftとは2009年にスウェーデンで誕生したゲームで、ブロックを使いながら建造物を構築できるゲームです。自由に創造することができるので、子供から大人まで人気もあり、プログラミング教育のツールとしても使われています。
Minecraftカップは、学校教育の現場で使われている「教育版マインクラフト」で作られた作品を全国・海外から募集し、内容を競い合う大会です。武蔵チームは東京ブロック地区大会予選を突破し、地区大会本選に進出。そのヤング部門(チーム最年長が高校生以下)で、惜しくも全国大会につながる最優秀賞は逃しましたが、見事「優秀賞」、さらに参加者の人気投票による「オーディエンス賞」に輝きました。
チーム名はECO-DA。作品名は「heXagon」。
作品のコンセプトなどについてはHP上で紹介されていますが、「heXagon」が表すとおり、「正六角形」の島7つを、中央の1つの島を6つの島が囲むように作成。それは地球をミニチュア化しているイメージだそうです。6つの島にはそれぞれ「太陽光」「バイオマス」「風力」「水力」「地熱」の発電と「雪氷熱利用による再生可能エネルギー開発の様子」をリアルに構築。また中心の島には「Xタワー」という水素エネルギー貯蔵施設を置き、作ったエネルギーを変換、貯蓄、分配することができる新しいシステムを表現。「グローバルでサスティナブルな世界」を描いたとのことです。
実は彼らは校長散歩482で紹介したように、昨年度も参加し、「奨励賞」を受賞していました。ただ、昨年度は「計画性が課題だった」と語っていました。このため、今年度は協働作業しやすいようにより少人数のチームとし、新たなメンバーも加え3月に結成。その後4月より構想を策定しつつ、5か月間かけて、分担しながら作品を仕上げたとのことです。結果として、昨年より上位の賞を受賞でき「達成感」も得たようです。
今後の抱負を聞くと、ひとまず Minecraftカップへの挑戦は区切りをつけ、後輩に託したいとのことでした。
メンバーの1人でもある松葉君は「日本言語学オリンピック2024」(国際言語学オリンピック日本委員会主催)にも挑戦。上位1/18にあたる金賞を受賞。今後4月に行われる「アジア太平洋言語学オリンピック」に進むとのことです。色々なことに興味関心をもって、マルチタスクをこなしていくことは素晴らしいと思います。ぜひ頑張ってください。
高1の皆さん、授賞おめでとうございました!