校長散歩

2023.02.10

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482 Minecraftカップ2022全国大会奨励賞報告

賞状とともに記念撮影
2月7日、Minecraftカップ2022全国大会に参加した中3の生徒たちが、その結果報告に来てくれました。
この大会は世界中で人気のゲーム「Minecraft」を利用したデジタルなものづくりを通して、「一人一人が可能性に挑戦できる場所」を創出することを目的に行われているもので、今回が4回目の開催。中3の生徒たちが声を掛け合ってメンバーを集め、出場しました。
10月に行われた1次審査を通過し、11月に行われた2次審査に参加しましたが、惜しくも最終審査には残ることはできなかったとのこと。それでも、東京ブロック2次審査のヤング部門(チーム最年長が高校生以下)で「奨励賞」をいただくことができました。
参加者には、「生き物と人と自然がつながる家・まち」をテーマに、Minecraftを利用して生物多様性保全の要素を入れた「ワールド」を作ることが求められ、「構想力」「調査力」「技術力」「計画力」「テーマ性」「作品完成度」の基準から審査が行われたとのことでした。
武蔵生の作品名は「ECO-DA」。作品において工夫した点は、テーマを制作物でのみで表すのではなく、その作品の背景にあるストーリーを描き、作品に臨場感と厚みをもたらしたとのことでした。また、Pythonというプログラム言語を用いて、作品中の「ECO-DA」ドームの制作を完全自動で行ったそうです。
生徒たちの感想からは、個性豊かな面々が協同作業をなしとげた「達成感」が感じられました。また、今後に向けては「計画性」が課題との認識で、次年度に向けて早速に仲間集めを開始し、しっかりと準備作業を行うとの意気込みを語ってくれました。
「構想力」と「計画力」と「実行力」の3つは、人生を切り拓いていくうえで大事なことだと思います。生徒たちは、積極的なチャレンジを通して、きっとそうした力を身に着けていくだろうなと思いました!