校長散歩

2021.10.07

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328 海外進学講演会

海外大学進学講演会の画像
オンラインによる海外進学講演会
10月2日、視聴覚教室を会場に、中3以上の希望者を対象とした「海外進学講演会」が開催され、9名の生徒が話を聴きにきました。
今回は、まだ若い卒業生をお呼びし、海外進学の体験談を伺おうというものです。
今回体験を話してくれた先輩は91期生。高校卒業後、半年東大を経て、その後アメリカの名門リベラルアーツ大学であるCarleton College(カールトン大学)に進学。このたび無事に卒業し、日本に帰国しました。二週間の隔離期間中ということで、本日はオンラインでの講演となりました。
先輩からは、海外大学進学を志望した理由や経緯、進学に向けた準備の実際、アメリカのリベラルアーツカレッジの内容、武蔵を振り返って思うことなどについて、スライドに基づいてわかりやすくお話をしてもらいました。
その後、参加者との質疑応答になりました。先輩から「こんなに質問してもらえて嬉しい」と言われるほど、活発な質疑応答が行われました。特に、「エッセイ」の書き方、日本の大学との併願の進め方、英語検定試験であるTOEFLや大学進学適性試験であるSATの受験時期、課外活動への取り組み、学校の推薦文の依頼方法など、極めて具体的な質問が多く、参加している生徒の意識の高さを感じました。
特にアメリカの大学で重視される「エッセイ」をどう書くのか、は生徒の関心の高いところだと思います。これは日本の大学入試と大きく異なることだと思いますが、問題意識をもって自由闊達に過ごしている武蔵生にとっては、それは難しいことではないと私は思っています。たった一度の人生をどのように構想していくのか、それぞれなりに真剣に考え続けていってほしいと思います。
良いアドバイスをしていただいた卒業生に、この場を借りて感謝申し上げます。有難うございました!