校長散歩

2021.10.13

  • #生徒の活動

331 音楽部定期演奏会

吹奏楽部演奏会の画像
吹奏楽班の演奏の様子
10月10日(日)、練馬文化センターを会場に、音楽部のブラスバンド班と室内楽班による第105回合同定期演奏会が開催されました。実施に際しては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、事前に申し込みをいただいた方を対象に、十分な間隔をとっての座席配置となりました。生徒・保護者に加え、小学校6年生の受験生にも門戸を開き、約150名の観客が音楽部の演奏を楽しみました。
最初は室内楽班の演奏。部員は6名と少数精鋭ですが、バッハの「G線上のアリア」やエルガーの「夜の歌」など、ピアノも加えた弦楽の響きを醸し出してくれました。
続いてブラスバンド班。32名の部員たちが、「アルヴァマー序曲」「文明開化の鐘」「サンダーバード」「ピッツバーグ序曲」など吹奏楽の魅力を伝える楽曲を演奏し、最後のアンコールを恒例の「星条旗よ永遠なれ」で締めくくりました。
今回の演奏会は高校2年生にとっては引退の節目になります。室内楽班、ブラスバンド班のそれぞれの班長が後輩から花束を受け取り、バトンは後輩へと受け継がれていきました。
この1年半、音楽部の活動は、コロナ禍でどのように活動を続けていくか、試行錯誤の連続だったと思います。当たり前に実施していた合宿も中止。また、活動を制限せざるをえない状況の中で、健康管理についても、部員諸君が十分気を遣いながら、集中して練習に取り組んでいたことをよく知っています。
そうした中、この日を迎えることができたことを嬉しく思います。何となくトンネルの中に「光」が差し込んできたような気がしました。
それにしても楽器ができるというのはいいですね。十代のうちに何らかの楽器をマスターすることは、生涯にかけての財産になるし、将来世界を舞台に交流する際にも、言葉はなくても気持ちを重ねることができると思います。
部活動にまだ入っていない中1もそうですが、上級生でも、今から一念発起、楽器を始めても十分間に合うと思います。興味のある生徒はぜひ挑戦してみるとよいと思いました!