校長散歩

2019.09.27

  • #卒業生

062 ホームカミングディ(田中早稲田大学総長との対談)

田中総長対談の画像
田中総長と今後の教育のあり方について対談を行いました
9月21日、年に一度、卒業生が母校に戻って交流を深める第41回ホームカミングディが開催されました。多くの卒業生が各部活動における同窓生や現役生徒の交流など、懇親を深めました。そうした中で、今年度は同窓会本部企画として田中愛治早稲田大学総長(44期)の特別講演「日本の研究大学が世界のリーディング大学になるための戦略-早稲田大学の事例-」が開催され、講演後は総長・校長対談が行われました。
世界のトップクラスの大学になるためには、研究、教育、貢献の三つの分野で一流になることであり、そのためには全学的な価値観の共有を図りながら、「たくましい知性」と「しなやかな感性」を磨く必要があるということでした。この戦略のもと、優秀な人材の採用、基盤教育の整備と教養教育の体系化、グローバル化に対応した人間的力量を高めるプログラムなど、具体的な取組について語られました。
ご自身もお話されていたように、武蔵の教育と早稲田の教育は似ていると思います。「たくましい知性」と「しなやかな感性」などは、まさに武蔵が目指している三理想と重なるものがあると思います。
卒業生の活躍は嬉しい限りです。母校愛にあふれた講演をお聞きし、大いに励まされました。