校長散歩

2021.09.27

  • #入試

323 校内散策会を実施しました

9月20日、三連休の最後の日。秋晴れのお天気のもと、「校内散策会」を開催したところ、9時30分の開場から16時までの間に、3641人もの方にご来校いただきました。本当に有難うございました。
今年度は年度当初から緊急事態宣言が発令され続けている状況で、小学生や保護者の皆様方には、なかなか学校を訪問するチャンスがなかったと思います。
そうした中、本校では6月に学校説明会を開催しましたが、即日満席。さらに記念祭も一般来場者は入場できませんでしたので、校長散歩308でご紹介したように7月4日には、小学校6年生に限定して、今回のような「校内散策会」を行ったところでした。
小学校5年生以下には、当初、夏休みを利用して自由に校内を散策してもらう機会を設けようと考えていましたが、感染爆発という状況の中で実施できませんでした。
そのお詫びも含め、本日は、改めて感染防止対策を徹底させたうえで、学年制限なしに武蔵に来ていただきました。小学生を含めたご家族連れの方も多く、皆様に武蔵の良さを楽しんでいただいたと思います。楽しそうなご家族の様子を見て、実施して良かったと思いました。
入口で配布した「校内散策マップ」にはスタンプラリーのクイズを出しました。キャンパス内の三か所をめぐって、そこにあったローマ数字をつなげると答えが出てきます。…その答えは「1922」。武蔵が開校した年です。「何故そうなるんだろう」と興味を持った人は、以下の《クイズの解説》を参考にしてください。

クイズの解説

ローマ数字の画像
クイズの答えは校内の三か所(根津嘉一郎翁像、ダビデ像、大欅)にありました。
3つともローマ数字を表しています。”X”や”I”はよく見かけると思いますが、”M”や”C”もローマ数字となります。
3つのローマ数字をつなげると”MCMXXII”となり、「1922」を表します。答えは、「旧制武蔵高等学校が開校した年」となります。
“X”の「10」や”I”の「1」はよく見かけると思います。”XXII”は「10+10+1+1」で「22」を表します。
“M”は「1000」、”C”は「100」を意味し、”CM”は「1000-100」で「900」となります。一つの数字を表すのに、足したり引いたりするルールは考えてみてください。ヒントは、”IX”は「9」、”XI”は「11」となることです。
また、”1922″を漢字で書くと「千九百二十二」となり、ローマ数字表記も漢字表記も同じ構造であることがわかります。