校長散歩

2021.11.02

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336 アジア太平洋高校模擬国連大会で優秀賞を受賞しました

模擬国連の画像
校長室での記念撮影
11月1日、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センターが主催する「Bridge Across Asia Conference」(アジア太平洋高校模擬国連大会)に参加し、見事優秀賞を受賞した高校2年生の甲斐優晴君が校長室に報告に来てくれました。
このプログラムは、予選を通過したメンバ—により、10月10日と17日に実施。アジア太平洋の4か国(モンゴル、韓国、タイ、インド)の高校生各4名計16名と、全国から選ばれた日本代表の高校生16名が参加。日本人の生徒1名とアジアの生徒1名とでペアを組み、国・地域の垣根を越えた学びあいと交流を通して、多様性に富んだ社会で活躍できる次世代の人材と育成に貢献することを狙いとしているそうです。
甲斐君は韓国の生徒とペアを組み、イラン大使の役を務めました。今年度の会議のテーマは「子どもの貧困」。8月から2か月あまりにわたり、韓国の生徒とオンラインでの意見交換や資料の作成に務め、大会での発表に向け準備をしてきたとのこと。その結果、全16チームのうち3チームに与えられる「優秀賞」を見事獲得しました。
授賞の選考基準は以下のとおりだそうです。
・国際人になる前に、社会人としてのマナーとして提出期限などのルールが遵守できること、ペアと良好なコミュニケーションができること
・論理的なプレゼンテーションができること、国を代表する外交官としての適切な言動や対応ができること
・他の国との協調性をもって認めること、他の大使を励ますことや礼節をもって臨めること
甲斐君に話を聴くと、国を越えた「文化の違いを知ること」がとても印象深かったとのこと。世界共通の課題に、アジアの者同士が共通作業を行ったという体験は、高校生の未来に向けて大きな財産になったと思います。甲斐君にはぜひ今後も大きく羽ばたいていてほしいと願いますし、後輩諸君にもぜひ続いていってほしいと期待します。
おめでとうございました!