校長散歩
2026.01.15
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852 リベラルアーツ5学園連合・課題研究型シンガポール研修報告

武蔵は「5学園」の一員です。ほかの学校は成蹊・成城・学習院・甲南です。互いに歴史や文化も似かよっている学園同士、先生方とも密に交流しながら、教育活動を進めています。そうした繋がりを踏まえ、生徒同士も交流して何かできないかということで、今年度から、国際交流関係で実績のあるISA(アイエスエイ)の協力を得て、「リベラルアーツ5学園連合特別企画」と題した学校の枠を超えた「課題研究型シンガポール研修」を、試みに始めました。今年度は、日程調整などの課題もあり、残念ながら5学園全体が参加することはできませんでしたが、「初めの一歩」ということで、成蹊と武蔵から13名の中高生が参加しました。
武蔵からは中3生から高2生までの11名が参加。冬休み期間を利用して、12月21日から26日までの6日間の研修を行いました。
研修の内容ですが、シンガポールでは4日間の研修になります。その現地研修に向け、生徒たちは2回にわたる事前研修の中で、「大学」「ヒト」「生活」の中から、深堀りしたい内容を考えていました。シンガポールでは、シンガポール国立大学(NUS)やシンガポールマネジメント大学(SMU)などを会場に、現地の高校生や大学生と交流したり、アジアを拠点に起業されている職業人やグローバル企業で活躍されているマネージャーなどゲストスピーカーからの話を聞いたりして、「知る⇒考える⇒行動する」という研修全体を通しての大きなテーマについて学ぶプログラムとなっていました。

1月9日、無事に参加を終えた生徒たちが校長室に報告に来てくれました。生徒の話を聞くと、プログラムの中でも現地での「インタビュー・アクティビティ」が印象的だったようでした。これは、生徒たちが事前に考えていた「大学」「ヒト」「生活」のトピックを踏まえ、実際に現地の人に突撃インタビューをするもので、その場所も、現地スタッフのサポートのもと、チャイナタウン、リトルインディア、オーチャード、アラブストリート、シンガポール国立大学、HDBの展示ギャラリー、ホーカーセンターなど多岐にわたったそうです。まさに、「知る⇒考える⇒行動する」を体感するものだったと思います。
このインタビューを通して、生徒たちは見知らぬ人に話しかけてみるという挑戦で「コンフォートゾーン」を飛び出す大変さを知ると同時に、ある種の達成感や自信も得たようでした。プログラムでは、随所でメンバー同士での振り返りやプレゼンの機会も設けられ、良い気づきの時間となったようでした。また、英語についても、語学力に自信を持った生徒もいれば、今後の学習へのモチベーションになった生徒もいたようでした。
最後に、生徒諸君に、「人生が変わったと思う人はいるか?」と聞いたら、何人かの生徒が恥ずかしそうに手をあげてくれました。「研修は良かった」さらに「後輩にも勧めたいか」と聞いたら、全員の生徒がまっすぐに手をあげてくれました。初めての試みが生徒たちにとって、素晴らしい体験になったようで何よりでした。ぜひ次年度も、こうした学校の枠を超えたプログラムが実施できるといいなと思っています。
最後にみんなで記念撮影をしました。お疲れ様でした!