校長散歩
2026.01.23
- #授業
855 武蔵の授業32 -高1生家庭科-

1月22日、高1生の家庭科の授業を見学しました。
日本の伝統文化を学ぶ一つの教材として、この日は風呂敷の包み方について学びました。生徒に配布されたテキストは『THE FUROSHIKI』。風呂敷の歴史、使い方、品質や大きさ、そして用途に応じた様々な包み方が、図で示しながら英語で書かれています。外国人向けのテキストになっているのです。
風呂敷の歴史をひも解くと、奈良時代から布で包む使い方は始まったそうですが、室町時代に風呂で敷く布として使われたことから「風呂敷」の名前が生まれ、そして江戸時代に入って庶民にも急激に広がっていったとのこと。
授業では、先生が基本の包み方”The All-Purpose Wrap”を例示したあと、生徒たちは、まずそれをマスターしました。その後、テキストにある様々な包み方にトライしていきました。
例えば、すいか包み”Wrapping Watermelons”、ふたつ包み”Double Knots”、びん包み”Bottle Wrapping”、合わせ包み(びんを二本包むもの)”Combined Wrapping ”、風呂敷ラッピング”Ribbon Wrapping”など。生徒たちは楽しそうに、さらにボールやラケットなども包めるよう工夫をしながら、様々なトライを繰り返していました。
風呂敷は、現在、日常生活の中でもあまり使われなくなってきていますが、改めて考えると、実用的で環境にも優しいものだと思います。また、外国人への手軽なお土産としても喜ばれるでしょう。将来世界に雄飛せんとする武蔵生にとって、今日の授業の成果が、いつかどこかで役に立つかもしれません。
とても楽しい授業でした!