校長散歩

2026.03.25

  • #行事

878 2025年度第100期生卒業式

3月18日、大講堂を会場に、2025年度第100期生の卒業式が行われました。大講堂は、高校生全員に加え、保護者の皆様のご列席もいただき、満席となりました。
まず武蔵讃歌斉唱から始まり、卒業証書授与、校長式辞、学園長祝辞が行われました。続いて、在学中人物・学業ともに優秀だった生徒に贈られる根津賞授与、すぐれた理科的研究の成果を上げた生徒に贈られる山川賞授与、運動部活動や文化活動で優良な成果を上げた生徒への表彰と続きました。その後、在校生代表の送辞、卒業生代表の答辞と続き、最後は蛍の光を斉唱。卒業生は拍手で見送られました。
私からは、100期生が在籍したこの6年間を振り返りつつ、「これから始まる己の人生で、三理想を具現化せよ」とエールを送りました。池田学園長からは、ノーベル生理医学賞を受賞した3名の足跡を踏まえ、「目標に向かって、諦めない心、挫けない心、そして情熱を持ち続ける」ことの大切さを語っていただきました。
今野君による在校生代表送辞では、多様で一言ではおさまらない足跡を残してくれた卒業生への感謝と、それを継承せんとする決意、また卒業生の今後の活躍への期待を、漢詩も交えながら心を込めて伝えてくれました。
そしてクライマックスの卒業生代表答辞は渡辺君。武蔵の自然を、「春の風に揺れる桜、梅雨に咲く紫陽花、秋の空を覆う紅葉、壁に映る木漏れ日のゆらめきや、絶え間なく移ろう水面のきらめき」と、美しい描写で表して始まりました。そして武蔵で過ごした時間がかけがえのない時間だったことを踏まえ、武蔵で培われた自らの道を切り開いていく姿勢をもって旅立っていこうという決意が示された素晴らしい答辞でした。
卒業式の前、私は、100期生が中1のときの顔写真を改めて見てみました。私が武蔵に来て、初めて中1の道徳を教えた生徒たちでした。本当にあどけなかったです。その生徒たちが6年間を通して、少しは当時の面影があるものの、別人のようにたくましく成長しました。少・青年期は「疾風怒涛の時代」と言われるように、心身ともに大きく変化する時期です。その多感な時期を、この武蔵で良き仲間ととともに過ごせたことは、彼らにとっても大きな財産になったと思います。人生は苦しいときもあるかもしれませんが、どうぞ、前を向いて堂々と歩んでいってほしいと思います。 卒業おめでとう!
  • 山川賞受賞の様子
    山川賞受賞の様子
  • 卒業生答辞の様子
    卒業生答辞の様子