校長散歩

2023.12.22

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582 科学の甲子園 東京都大会表彰

校長室で表彰状とトロフィーを囲んでの記念撮影
12月18日、第13回科学の甲子園 東京都大会で見事な成績を収めた高校1年生たちが、校長室を訪問してくれました。
彼らは11月12日に都立富士高校を会場に行われた同大会に出場。筆記競技(物理・化学・生物・地学・数学・情報の6領域)と実技競技からなる総合成績で、参加45校中7位と見事入賞を果たしました。さらに筆記競技においては、化学領域で1位、物理領域で3位、情報領域では5位と立派な成績を収めました。
出場した高1生たちに話を聞くと、「今年度は高2生がエントリーしない」という情報を聞いたことから、仲間を集めたそうです。化学部、生物部、太陽観測部の部員をはじめ、各領域の得意なメンバーを集め、チームを編成したとのこと。このへんの自主的なメンバー募集が武蔵らしいところです。筆記競技に向けては過去問を解いたり、実技競技に向けては事前に出されていた課題に向けて準備をしたとのことですが、実技競技については高い点数には至らず、悔しい思いをしたようです。
生徒たちに参加した感想を聞くと、異口同音に「チームワークの良さ」をあげました。1つの課題にチームで取り組むことはとても楽しいし、素晴らしいことだと思います。また、今後の抱負を聞くと、「まだ1年生なので、ぜひ来年もこのメンバーで優勝したい」とのことでした。
確かにほとんどの学校が高2生の出場なので、まだまだチャンスはあると思います。「後輩も出たいといったらどうしようか?」と心配もあるかもしれませんが、互いに切磋琢磨しながら、層が厚くなることは大事なことです。ぜひ来年度に向けて、個の力を磨きつつ、チームワークを生かし、武蔵生初めての優勝を目指してほしいと期待しています。