校長散歩

2024.02.06

  • #武蔵の風景

592 東京に雪が降りました

エントランスに続く雪かきをされた一筋の道
2月5日(月)から6日(火)にかけて、東京に雪が降りました。このため、5日(月)については、放課後の部活動等は中止とし、授業終了後速やかに帰宅するようにしました。
6日については、武蔵で数年前に定めた「自然災害に関する休校措置の基準」に基づいて、朝6時の時点において、武蔵のある練馬区において「大雪警報」「暴風雪警報」のいずれかが発令されている場合は休校とし、休校でない場合でも、自身の居住地域の気象状況や交通状況が厳しく安全な登校が困難な場合は、家庭の判断で登校を見合わせるという措置を講じました。また、雪に伴う遅刻、欠席は、後日届け出により取り消しとなるという措置となっています。
果たして、5日の時点では発令されていた大雪警報も、未明に解除。武蔵は広範囲の地域から登校する学校ですので、生徒たちはそれぞれの判断に応じて、交通機関の遅延を見越して早朝から家を出たり、地域の状況に応じて登校を見合わせたりしたことと思います。
ある意味では、それぞれが「自ら考えて」の危機管理だと思います。雪の日の首都圏がどのような状況になっているか、交通機関の遅延や、人々の様子や対応、雪道を安全に歩くときの装備や心構えなども学びつつ、自他の安全を確保しつつ、どう行動すればよいのかを考えていく1つの機会になると思います。
そうした状況の中、生徒たちは朝早くから三々五々集まり、沿線によっては大きな交通遅延による遅刻の生徒もいましたが、1時間目から粛々と授業は開始されました。
また、朝早く登校しているやぎ班の生徒たちを中心に、自主的に「雪かき」を手伝ってくれました。校門から校舎にいたるまでに、一筋の道ができあがりました。雪かきをしてくれた生徒たちに感謝したいと思います。
休み時間になると、生徒たちは雪だるまを作ったり、雪合戦をしたりしていました。雪国の厳しさとは異なり、都会の生徒たちにとっては、中学生高校生になっても、雪は嬉しいようです。