校長散歩

2024.11.08

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696 かめきじ音楽祭

かめきじ音楽祭でのバンドセッションの様子、左端が亀田さん(学園広報部提供)
11月2日、大学の学園祭である白雉祭(しらきじさい)の一環として、大講堂を会場に「かめきじ音楽祭」が開催されました。これは音楽プロデューサー兼ベーシストとして活躍されている亀田誠治さん(57期卒)が、武蔵大学の学生とともに学園祭を盛り上げようという趣旨で、一緒になってイベントを企画してきたものです。この日は降りしきる雨の中、大講堂にたくさんの観客が訪れました。武蔵大学のご厚意により、大学生だけでなく、高中生やその保護者に門戸を開いていただきました。
音楽祭は、バンド「グッドモーニングアメリカ」のたなしんさんの軽妙な司会でスタート。まず登場した亀田さんは、高校時代に記念祭などで演奏をした、思い出のつまった大講堂へ戻ってきた嬉しさと懐かしさを伝えられ、「半年間、大学生と一緒に作ってきた音楽祭を楽しんでほしい」と呼びかけられました。
続いて、この日のために編成された武蔵大学生のバンド「かめきじへん」が椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』を披露。素敵な演奏でした。その後、亀田さんを交えたトークセッションが行われ、音楽やベースの魅力、あるいは学生時代にやっておきたいこと、さらには亀田さんがいつも色紙に書いている「大笑福」の理由などに話が及びました。その後は亀田さんもベーシストとして加わり、学生とのバンドセッションで東京事変の『群青日和』を披露して、会場内は大盛況でした。
校長散歩4628でもご紹介しましたように、私は亀田さんを武蔵らしい卒業生の1人だと思っています。決して偉ぶらずに、人と人をつなごうとする人柄にはいつも感心しますが、今日のセッションで「音楽の魅力は楽器の上達に加え、みんなで演奏を合わせること」「どんなときでも笑顔でいると幸せの方から飛び込んでくる」と語る言葉に納得しました。
亀田さんが総合プロデュースを行うフリーでボーダレスな日比谷音楽祭も、また来年度も開催の運びになったと聞いています。さらに進化したものとなるよう、引き続きの活躍を期待しています!
楽しい時間を有難うございました!