校長散歩

2022.04.25

  • #行事

401 武蔵学園創立100周年記念式典が挙行されました

根津公一理事長の式辞を聴く会場の様子
4月17日、晴天のもと、ホテルオークラを会場に武蔵学園創立100周年記念式典が開催されました。
式典は、学園・大学・高中が一体となって行われました。それぞれにゆかりのある皆さんを招待した関係で、現役生徒の参加者については、残念ながら高校の新旧代表委員長、中学の新旧中学主任に限られました。
まず根津公一理事長から式辞がありました。100年前のこの日、創立者根津嘉一郎とそのブレーンたちの「真に世界の舞台で活躍できる秀でた日本人を育てたい」という思いを受けて武蔵が開設されて以来、この100年、数多くの秀でた人を社会に送り出してきたことを胸を張って申し上げたいと語られました。そして、これからの100年も、極めてユニークで知性と教養に溢れた人々を送り出し続けたいという力強いメッセージで結ばれました。
来賓祝辞として、高中卒業生からは私立大学連盟会会長で早稲田大学総長の田中愛治さんのお話があり、続いて理化学研究所理事長で前東京大学総長の五神真さんからは「武蔵学園、次の100年への期待」という演題での記念講演がありました。
さらに『武蔵100年のあゆみ』と題された武蔵の歴史を20分程度に編集した記念ビデオが上映されました。
最後は、卒業生からのビデオメッセージとして、ビル&メリンダ・ゲイツ財団シニアアドバイザーの馬渕俊介さんと日本医療研究開発機構理事長で前東京工業大学学長の三島良直さんからの気持ちのこもったスピーチで締めくくられました。
これらの映像は、機会をみつけて、本日参加できなかった武蔵生にも見てもらえたらなと思います。
参加した代表生徒に感想を聴いたら、口々に「武蔵の歴史の重みを感じた」と語ってくれました。彼らこそ、その武蔵の一員として、次の100年に向けた新しい未来を築いていってくれると確信しています。
2022年4月17日、武蔵は新たな100年に向かって、第一歩を踏み出しました。
 
※ビデオメッセージ寄稿の卒業生の組織・役職名は取材当時のものです。