766 記念祭7 —文化系部活動研究発表「民族文化部」など—

理科系部活動以外の文化系部活動でも、地道に活動をおこなっている部活動があります。

旧制高校時代からの長い歴史を持ち、「民文」という通称で親しまれている民族文化部もその一つです。「民文」では、個々の関心に応じて人文系の研究を行うとともに、部室にある史料の整理、夏に行う研究旅行を実施しているとのこと。

今年のテーマは「大阪・兵庫」。研究旅行の行先だそうで、その概要を示すとともに、旅行先のパノラマ模型を展示していました。また、大阪・兵庫に関連したテーマについて、例えば、真田信繁と大坂冬の陣や明智光秀の丹波征伐といった戦国武将に関することや、阪神・淡路大震災の被害状況や日本維新の会の趨勢（すうせい）、あるいは笑い文化の考察などについて、その研究報告をまとめていました。

さらに今回は、民族文化部が所蔵する歴史的資料のうち、江戸時代末期の明珍宗久作の甲冑の兜の着用体験も実施していました。私も着用させてもらいましたが、ズシリと重かったです。

文化系活動では、他にESSなども地道に活動しています。活動紹介ともに、自作の英語クロスワードパズルを紹介するなどして、来場者に楽しんでもらっていました。