校長散歩

2025.07.18

  • #授業

796 特別授業メタバース体験

メタバース体験を行う生徒たち
7月9日午後。特別授業の一環として、「メタバース体験会」が開催されました。これは高2生徒の発案で、今話題のメタバースを体験しようとするもので、会場のマルチメディア教室には10名ほどの希望者が集まりました。
この日は、日本仮想学生連盟(JVSL)の協力を得て、4台のVRをお借りしました。生徒たちは、まずVRゴーグルを装着してメタバースの仮想世界へ入り込みます。そこで、フリスビーのゲームを行ったり、様々なアバターを探しに行ったりしました。さらに。アバターの制作や改造に取り組みました。 メタバースとは「インターネット上の仮想空間」を指すそうで、様々な形のメタバースがあるそうです。この日は、そのうちの一つを体験し、その空間内でアバターに扮して活動をしました。最初は仮想空間の中での操作に戸惑っていた生徒たちも、すぐに慣れてしまうのはさすがです。VRゴーグルを装着した生徒たちは「現実っぽい!」「すごい!」と感想を語っていました。一方で、慣れないと、空間内が揺れているようで、少し酔ってしまう生徒もいるようでした。
メタバースを使うと、空間的な制約が解消されて、どこからでもインターネットにつながって交流ができるでしょう。また、アバターを介しての交流なので、他者との距離感も直接的な対面とは異なり、気が楽な面もあるかもしれません。
メタバースの発展は今後、人間の生活や社会をどう変えていくのでしょうか。また、「リアル」と「仮想空間」はどのような関係になっていくのでしょうか。そんなことも考えさせてくれる特別授業でした。