校長散歩

2025.07.20

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798 高校野球部全国甲子園大会西東京大会

最後のミーティングの様子
7月11日、府中市民球場を会場に、第107回全国高校野球選手権西東京大会二回戦、武蔵高校対狛江高校の試合が行われました。
試合は狛江高校が初回表に連打で5点を先取。その裏、武蔵もチャンスを作りましたが、あと一本が出ずに反撃ならず。その後、よく守りましたが、中盤に追加点を取られ、7回終了。0対8のコールド負けとなりました。武蔵も最後の最後まであきらめずに頑張りましたが、狛江高校は攻守に鍛えられた良いチームでした。
試合後は、円陣を組んで最後のミーティングが行われました。私も横で見ていました。主将をはじめ三年生からは、それぞれの思いが語られました。涙で言葉にならない部員もいました。
人生では止めようのない涙が流れることがあります。野球部もそうですが、他の部活動でも最後の試合で流す涙は、「完全燃焼の涙」だと思います。
力及ばなかった悔しさとともに、これまで3年間、いや6年間。色々なことがあったはずです。でも、仲間と一緒に最後まで本気でやり続けたからこそ、溢れ出る涙があると思うのです。
勝っておごらず、負けて悪びれず、胸を張る。振り返るのではなく、前を見てほしいと思います。そして後輩たちは、その無念の悔しさを晴らしていってほしい。そこに伝統が生まれてくるのだと思います。
三年生諸君。よく頑張りました!