校長散歩

2025.08.20

  • #行事

【番外編】中2みなかみ民泊実習3日目・4日目「民泊先での実習」

雄大な景色を臨みながら農作業をする生徒たち
中2みなかみ民泊実習後半2日間は、民泊先での活動となりました。民泊先は、農家さんから小規模の民宿やペンションなど様々です。民泊ですから、家事をお手伝いして、食事も共同で調理をするのが原則となります。少人数で分宿しますが、それぞれの宿のご主人たちが趣向を凝らして様々な「体験」をさせてくださります。家事手伝いや料理の他、果樹の摘果、田んぼや運動場の草取り、薪割り、地域の清掃や散策、ホタルを見たりトンボを捕ったり...。 都市部に住んでいると他の人がしてくれる作業も、生活のために自分たちでせねばならないことも多く、生徒たちはその大変さを実感していました。
また、自分達で収穫した野菜などを調理してカレーを作ってみたり、手もぎした新鮮な果樹を丸かじりしたり、自然の恵みと暮らすことの豊かさを実感したと思います。大変だけれど、自分の身体をフルに使って生きることや生かされていることの実感を持つことは、成長するプロセスにおいてとても大切なことだと思います。
お世話になったみなかみのすべての方に、この場をお借りして感謝申し上げます。
(副校長 加藤十握 記)