校長散歩

2024.12.16

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704 国外研修奨学金・海外直接進学奨励金 証書授与の会

同窓会の役員の皆様も交えての記念撮影
12月10日、会議室を会場に、同窓会役員の皆様もご臨席いただき、国外研修奨学金・海外直接進学奨励金 証書授与の会が開催されました。
これは、海外大学直接進学を目指す高3生及び来年春に国外研修を行う高2生に、それぞれ奨励金・奨学金を授与することを示す証書を渡す儀式です。海外大学直接進学を目指す2名の高3生には初年度学費の一部として総額500万円を、英・仏・独・墺・中への国外研修に旅立つ10名の高2生へは、それぞれの海外渡航費分を支給する証書を、校長から渡しました。
その後、代表して、海外大学進学を目指す生徒が挨拶を行いました。これまでも同窓会から様々な支援をいただいたことに感謝しつつ、今後「開発学」を学んで、社会に貢献したいという力強い挨拶でした。
これに対し、出席した同窓会の役員の皆様から、それぞれ激励の言葉をいただきました。
森同窓会長からは、Googleを発展させたエリック・シュミットの言葉を引き、個性ある社員をまとめ企業を成長させていくうえで、persistence(忍耐、根気強さ)とcuriosity(好奇心)という2つの資質を持った人材の重要性について語ってくれました。好奇心旺盛な武蔵生たちの心に響いたことと思います。
同窓会からの多額な寄付などを原資に、こうした海外にチャレンジする生徒たちを後押しする仕組みを武蔵が持っていることは、本当に恵まれていることだと思います。他校にはなかなか見られません。同窓生諸氏の後輩を思う母校愛の賜物だと思います。
先浮き不透明な現代世界の中における日本の立ち位置を見るにつけ、グローバル人材の育成はますます重要な課題だと思います。武蔵のグローバル構想では、「思い切って外へ、もっと先へ」というスローガンがありますが、ぜひ本日証書を受け取った生徒諸君には、飛び出していった海外で、思う存分チャレンジしていってほしいと思います!