校長散歩

2024.12.19
- #行事
706 中1 地学巡検

12月13日、箱根をフィールドに中1の地学巡検が行われました。これは、教室で学んできた地形や岩石などの知識を、日本有数のカルデラ地形である箱根を舞台に、実際に学んでみようという「贅沢」な行事です。事前の天気予報では、この日だけがあまり良くなかったので気をもみましたが、ふたをあけてみると、曇天でありながらも日差しも出て遠くまで見通せる良い天気になりました。
生徒たちはまず、箱根登山鉄道の入生田駅近くの「神奈川県立生命の星・地球博物館」に現地集合。地球や生命など多岐にわたる展示の中から、事前に考えていた3つの内容に基づき館内を自由に見学。最終的に1つのテーマに絞ってレポートを書くことになります。
館内で昼食を摂ったあとは、各クラス1台ずつの計4台のバスに分乗して、いよいよ箱根の地形を巡ります。各バスには、博物館の学芸員の方も同乗して解説をしていただき、まるで「ブラタモリ」の世界です。
カルデラの外をかたどる外輪山上の道を走りながら、大観山、山伏峠という地形観察をしやすいスポットで下車。そこでも学芸員の方の解説を聴きながら地形のスケッチを行います。そして最後は大涌谷。ここでは「箱根ジオミュージアム」の見学に加え、噴煙地や一番新しくできた冠ケ岳の観察などを行います。
大観山では、カルデラ内の箱根火山をかたどる駒ケ岳、二子山、神山をはじめ遠くには富士山が良く見えました。近くにはカルデラ湖である芦ノ湖、さらに相模湾側に目を転じると大島が目に入ります。一方山伏峠では、芦ノ湖に流れ込む溶岩堤防など溶岩流の跡とともに、駿河湾側に目を転じると、伊豆半島や愛鷹山などが良く見えました。地球の歴史の中で、長い時間をかけて作られる地形の様子を学ぶには、箱根は本当に適していると思います。
生徒たちは小田原駅で解散。帰宅後は博物館見学、箱根火山の地形と岩石、大涌谷噴煙地のそれぞれについてレポートを書く宿題があります。きっと良いものが書けるのではないかと思います。天気にも恵まれた充実した地学巡検でした。
お忙しい中、ご協力いただいた学芸員の皆様方に、この場を借りて御礼を申し上げます。有難うございました。
生徒たちはまず、箱根登山鉄道の入生田駅近くの「神奈川県立生命の星・地球博物館」に現地集合。地球や生命など多岐にわたる展示の中から、事前に考えていた3つの内容に基づき館内を自由に見学。最終的に1つのテーマに絞ってレポートを書くことになります。
館内で昼食を摂ったあとは、各クラス1台ずつの計4台のバスに分乗して、いよいよ箱根の地形を巡ります。各バスには、博物館の学芸員の方も同乗して解説をしていただき、まるで「ブラタモリ」の世界です。
カルデラの外をかたどる外輪山上の道を走りながら、大観山、山伏峠という地形観察をしやすいスポットで下車。そこでも学芸員の方の解説を聴きながら地形のスケッチを行います。そして最後は大涌谷。ここでは「箱根ジオミュージアム」の見学に加え、噴煙地や一番新しくできた冠ケ岳の観察などを行います。
大観山では、カルデラ内の箱根火山をかたどる駒ケ岳、二子山、神山をはじめ遠くには富士山が良く見えました。近くにはカルデラ湖である芦ノ湖、さらに相模湾側に目を転じると大島が目に入ります。一方山伏峠では、芦ノ湖に流れ込む溶岩堤防など溶岩流の跡とともに、駿河湾側に目を転じると、伊豆半島や愛鷹山などが良く見えました。地球の歴史の中で、長い時間をかけて作られる地形の様子を学ぶには、箱根は本当に適していると思います。
生徒たちは小田原駅で解散。帰宅後は博物館見学、箱根火山の地形と岩石、大涌谷噴煙地のそれぞれについてレポートを書く宿題があります。きっと良いものが書けるのではないかと思います。天気にも恵まれた充実した地学巡検でした。
お忙しい中、ご協力いただいた学芸員の皆様方に、この場を借りて御礼を申し上げます。有難うございました。