校長散歩

2024.12.20
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708 海外チャレンジ報告会

12月17日、特別授業の一環として、今年度海外活動チャレンジ奨励奨学金を活用して、海外での体験活動を行った生徒たちの報告会がありました。会場の視聴覚室には中2から高2まで30人ほどの生徒が集まりました。
海外活動チャレンジ奨励奨学金とは、海外での外国語を用いた諸科目の学習活動、奉仕活動・交流活動等の社会活動、フィールドワーク等の研究活動などにチャレンジする生徒に、その費用の一部を支援するものです。現行では1人あたり10万円の支援ですが、同窓生などからの寄付を原資に年間総額250万円の予算を確保しています。
この日は、イギリス・アメリカ・台湾の大学や中等教育機関でのサマースクール、「トビタテ!留学JAPAN」を活用したイギリスでのコーディングキャンプ、イェール大学を会場に世界各国から集まった中高生が総合的な教養を競うWSC(The World Scholar's Cup)世界大会に参加した生徒たちからの報告がありました。また、留学促進団体であるAFSを活用して1年間のポルトガル留学をした生徒からの報告も同時に行われました。
それぞれ、普段慣れ親しんでいる世界を飛び出して、海外での体験にチャレンジしたことから、多くの学びがあったことがよくわかりました。語学力、異文化、多様性、先端科学技術、人間性の涵養、危機対応…様々な切り口はあると思いますが、10代という時期に海外での体験を行うこと、しかも受け身ではなく主体的にチャレンジしようとした体験は、新鮮な感動をもたらし、人間的な成長のきっかけを与えてくれたと思います。
そうした中、1年間留学した生徒からは、「留学に行くと何でもできるようになるというのではなく、日本でできないことは留学先でもできない。留学はいわば生ハムの原木のようなもの。その大きな塊をどのようなナイフで切りとるのか。それはあなた次第。切れ味のいい研がれたナイフをもって留学に挑戦しよう」というメッセージは、体験に裏付けられた説得力のある言葉だと感心しました。
今年度の海外活動チャレンジ奨励奨学金を希望した生徒は全部で6名。まだまだ予算枠は残っています。来年度になったら、また新規募集が始まります。特に中3~高2くらいの諸君は、海外に飛び出す良い時期だと思います。武蔵のグローバル構想にあるように「思い切って外へ、もっと先へ」と飛び出し、豊かな体験をしてみてはどうでしょうか。
海外活動チャレンジ奨励奨学金とは、海外での外国語を用いた諸科目の学習活動、奉仕活動・交流活動等の社会活動、フィールドワーク等の研究活動などにチャレンジする生徒に、その費用の一部を支援するものです。現行では1人あたり10万円の支援ですが、同窓生などからの寄付を原資に年間総額250万円の予算を確保しています。
この日は、イギリス・アメリカ・台湾の大学や中等教育機関でのサマースクール、「トビタテ!留学JAPAN」を活用したイギリスでのコーディングキャンプ、イェール大学を会場に世界各国から集まった中高生が総合的な教養を競うWSC(The World Scholar's Cup)世界大会に参加した生徒たちからの報告がありました。また、留学促進団体であるAFSを活用して1年間のポルトガル留学をした生徒からの報告も同時に行われました。
それぞれ、普段慣れ親しんでいる世界を飛び出して、海外での体験にチャレンジしたことから、多くの学びがあったことがよくわかりました。語学力、異文化、多様性、先端科学技術、人間性の涵養、危機対応…様々な切り口はあると思いますが、10代という時期に海外での体験を行うこと、しかも受け身ではなく主体的にチャレンジしようとした体験は、新鮮な感動をもたらし、人間的な成長のきっかけを与えてくれたと思います。
そうした中、1年間留学した生徒からは、「留学に行くと何でもできるようになるというのではなく、日本でできないことは留学先でもできない。留学はいわば生ハムの原木のようなもの。その大きな塊をどのようなナイフで切りとるのか。それはあなた次第。切れ味のいい研がれたナイフをもって留学に挑戦しよう」というメッセージは、体験に裏付けられた説得力のある言葉だと感心しました。
今年度の海外活動チャレンジ奨励奨学金を希望した生徒は全部で6名。まだまだ予算枠は残っています。来年度になったら、また新規募集が始まります。特に中3~高2くらいの諸君は、海外に飛び出す良い時期だと思います。武蔵のグローバル構想にあるように「思い切って外へ、もっと先へ」と飛び出し、豊かな体験をしてみてはどうでしょうか。