校長散歩

2025.03.31

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747 中学校卒業式

卒業式でのサプライズ合唱
3月17日、終業式の終わったあとの大講堂を会場に、中3の卒業式が行われました。
武蔵の卒業式は、長く、高校と中学合同で行ってきましたが、コロナ禍のときに会場への収容制限関係から、中学校だけ単独に行ってきました。やってみると、それはそれで良い面がありました。合同で行うと、どうしても中学生は脇役になってしまいますが、個別に行うと、中学生にとっては、節目における「通過儀礼」としても意味があるのではないかということになり、新たな伝統が生まれてきています。ただ、この日の参加生徒は中3の生徒だけ。他学年の生徒や教員は組会合などで参加しませんでしたが、保護者の皆様方にはお越しいただき、生徒たちの三年間の成長の様子を見ていただきました。
式は武蔵讃歌斉唱から始まり、中学卒業証書授与、体育優良賞生徒表彰、生徒代表挨拶と続き、最後にサプライズとして生徒による合唱披露がありました。
私からは、武蔵中学校卒業という節目に際して、この折り返しの時点で、前半3年間を振り返ってほしいという話をしました。充実型、悩み苦しみ型、だらだら型。色々なタイプがあるだろうけど、どれもよし。後半戦、どう踏み出していくかが大切だよという話をしました。
これに応えるかのように、代表生徒からも、前半3年間を振り返って、自分の劣等感とそのベールを引きはがそうと苦心したという、とても率直で素晴らしい挨拶がありました。そして、己の好きなこと、興味関心をさらに究めつつ、憧れられ信頼される武蔵生になろうという102期生の仲間への力強い呼びかけで締められました。
最後のサプライズの合唱は、音楽の授業でも扱ったという、ゆずの「栄光の架橋」。
「いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある だからもう迷わずに進めばいい 栄光の架橋へと」(2004年 ゆず「栄光の架橋」)
102期生の、武蔵後半戦での、さらなる成長と活躍を楽しみにしています!!