校長散歩

2025.04.02

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749 2024年度99期生卒業式

3月18日、大講堂を会場に、2024年度卒業式が開催され、99期生が巣立っていきました。大講堂の荘厳な雰囲気の中で、拍手や笑いも起きながら、温かい空気に満ちた卒業式になりました。
式は吹奏楽部の伴奏による武蔵讃歌斉唱から始まり、まず卒業証書授与。各生徒呼名のうえ、クラス代表に卒業証書を手交しました。その後、校長式辞。私からは、武蔵生への期待として、「自調自考」の先にある「自動自責」の大切さについて語りました。続いて、池田学園長からの祝辞。武蔵の三理想を踏まえ、大いに世界に雄飛していってほしいとのエールが送られました。
次に、学業・人物ともに優秀な生徒に贈られる「根津賞」や「体育優良賞」「校長特別賞」「文化優良賞」の表彰と続き、いよいよ式もクライマックスに。
まず、在校生代表の鬼頭君から送辞がありました。先輩への感謝と惜別の思いが語られ、十人十色だった先輩方は「永久に武蔵生です」という言葉で締めくくられました。そして、卒業生代表の島田君の答辞。本人も語っていましたが、今後の人生を後押ししたりするような歴代答辞のスタイルというよりも、難しい言葉ではなく、様々な方に対する感謝の目配り・気配りをしつつも、時にウイットやユーモアも交えながら、「百人百様の武蔵生であってほしい」という後輩への期待も込めた島田君らしい素晴らしい答辞でした。内容もさることながら、本人直筆の達筆も見事で、聞くとほぼ徹夜で仕上げたそうです。
最後は蛍の光を全員で斉唱し、吹奏楽部のマーチに乗って、99期生は退場していきました。
99期生がいよいよ武蔵から去っていくのは淋しいですが、一人一人の卒業生が、前途洋々たる人生を歩んでいくことを心から祈っています。
卒業おめでとう!!!
  • 卒業証書授与
  • 卒業生による答辞