校長散歩

2025.04.25

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758 ミゾゴイが来ました!

樹に止まるミゾゴイ
4月15日から17日まで武蔵に珍鳥が来ていました。ミゾゴイです。図鑑によれば、世界での生息数は1000羽とも言われる、日本でのみ繁殖が確認されている渡りをするサギの仲間です。濯川の流れる武蔵には、コサギやアオサギ、校長散歩229で紹介したゴイサギなどが来ることはありますが、生物の先生に聞くと武蔵でミゾゴイの目撃があったのは初めてで、渡りの途中で武蔵に寄ったのではないかとのことでした。
ミゾゴイは濯川周辺の湿った土を歩きながら、落ち葉の間のミミズや虫を食べる姿が何度も目撃されました。カラスが近づくと、首を伸ばし周囲に溶け込む隠蔽擬態する様子も見ることができました。鳥好きの生物部を中心に、それに気付いた新入生も混じって、珍しい鳥を熱心に観察していました。
昨年12月には武蔵の林でフクロウの目撃もありました。今回のミゾゴイの立ち寄りは、新年度のはじめから生徒たちにとって、木々に囲まれ川が流れ、豊かな土壌の残る武蔵に触れる良い機会になりました。