校長散歩

2022.05.27

  • #その他

420 初めての定期考査

中1が取り組んだ英語の試験
5月25日、第1学期の中間試験が始まりました。
中1にとっては、初めての定期考査です。
武蔵では、校長も試験監督に入っています。中1の最初の時間の監督に行きました。
最初の試験は英語。先生方が作った問題を見るといつも感心するのですが、武蔵の定期考査は中身も体裁も凝っています。内容面では、図や絵あり、考えさせる問題も多く、よく工夫されています。また、冊子として配られることも多いので、「試験」という感じがします。
今日の英語の試験は冒頭20分弱が放送によるリスニング問題。リスニングに割く時間が多いようにも思いますが、現在、英語のリスニング能力やスピーキング能力向上の必要性は高まっており、大学入学共通テストでも読解とリスニングの配点割合は1対1になっています。武蔵の定期考査は、こうした流れにもしっかり対応しているように思います。
スピーキングテストももちろん、定期考査前の授業時間を使って実施しています。生徒たちはネイティブスピーカーの先生との1対1の対面形式で、与えられた題に対して各自が調べてきた内容を、現時点で知っている英語を精一杯使って説明したとのこと。今回の題は「先生が知らないであろう動物について」。知らないであろうことを伝えようとするところに、「真のコミュニケーション」が生まれてくるからです。
初めての定期考査に中1生たちは真剣に取り組んでいました。定期考査は順位を競うものではありません。全員が日頃の学習成果を十分に発揮して、次の学習へとつないでいってほしいと思います。