校長散歩

2022.09.08

  • #卒業生
  • #行事
  • #グローバル

446 夏の思い出7 -国外研修記念同窓会-

同窓会での校長挨拶の様子
武蔵は今年創立百周年を迎えました。三理想の中に、「東西文化融合」「世界雄飛」とあるように、武蔵は昔から先進的にグローバル教育に取り組んできた学校です。1988年には、国外研修制度を創設。これは、中3から始まる第二外国語(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国朝鮮語)を高校まで学び続けた生徒たちを中心に、各国の提携校に5~8週間の短期研修に派遣する仕組みです。研修では、寮生活やホームステイをしながら、提携校の正規授業を受けるとともに、自分たちで企画した小旅行を行います。引率の教員もつかずに自分たちで海外にチャレンジしていく武蔵らしい取組です。
ドイツ、オーストリア、フランス、中国、韓国、さらにイギリスの各提携校に派遣した生徒は、これまで400名を越えています。この卒業生たちが、武蔵百周年を機に行われた"Musashi Global Days"の行事の一環として一堂に会する「国外研修記念同窓会」が、8月27日、池袋のホテルメトロポリタンを会場に行われました。
当日は、120名の派遣生OBが集合。学園や学校関係者も含め、感染防止対策を講じたうえで、和やかで楽しい時間となりました。本来ならば、提携校の先生方もお招きしたかったのですが、残念ながらコロナ禍ということで実現はできず、代わって、心温まるビデオメッセージが、届けられました。
すべての派遣生OB一人一人が近況も含め、挨拶をしてくれました。その挨拶を聞いていると、10代の若い時に、海外に飛び出していったことが、その後の人生の大きな財産になっていることがよくわかりました。
卒業生のエネルギーも相乗効果を生み、おそらくは多くの参加者も「明日から頑張ろう!」と思えるような素晴らしい会でした。
後輩の武蔵生諸君も、武蔵のグローバル構想にあるように、「思いきって外へ、もっと先へ」のスローガンのもと、ぜひ先輩に続いていってほしいと思います!