454 夏休み医療体験報告

9月24日、高1の生徒がこの夏休みに参加した志摩市民病院での地域医療体験の報告に来てくれました。
これはNPO法人Touch the Futureが実施したものです。このNPO法人は、未来の医療を志す高校生に、本物の医療体験を提供しようという団体です。私自身も校長散歩61で紹介したように、こうした取組を実現しようとする熱い志を持っている関係の皆様方を応援しているところです。
このたび、この夏休み期間を利用して、武蔵生1名が、三重県の志摩市民病院で1週間の医療体験を行いました。生徒の報告を聞くと、地域医療の最前線での出会いは、本当に大きな刺激となったようです。院長の志の高さ、医療スタッフの患者さんを第一に考えている姿勢、そして患者さんとの会話や寝食を共にした同じ高校生との絆。
とりわけ「地域医療を通して、日本を変え、世界を変えていく」という院長の志の高さと実際の行動力に大きな感化をされたようでした。ぜひ、ここで育まれた医師への志がさらに確かなものになっていくよう、日々の生活を大切にしていってほしいと思います。
コロナ禍における医療体験ということで、関係者のご苦労は大変だったと思います。今回このような機会をいただいたTouch the Futureと志摩市民病院の皆様に御礼を申しあげるとともに、後輩諸君もぜひ続いていってほしいと願っています。