校長散歩

2022.10.20

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464 第17回自然科学系部活動合同発表会(理科棟発表会)

「やぎの研究」の発表の様子
10月15日、視聴覚教室を会場に、第17回自然科学系部活動合同発表会(通称:理科棟発表会)が開催されました。校長散歩351で紹介したように、昨年度はZoomによる発表でしたが、今年度は対面形式に戻り、およそ80人が参加しました。生徒たちが主体的に企画・運営しています。
生物部からは、「濯川で新たに記録された2種の淡水貝類」「武蔵学園におけるニホンヒキガエルの利用地選択の要因」の2本。地学部からは「鍋山層から産するParafusulinaの同定」「栃木県葛生地域 アド山層のチャート岩について」の2本。太陽観測部からは「太陽黒点から探る宇宙天気」「分光器SGSを用いた恒星分光観測」の2本。気象部からは「過去資料整理の進捗報告」、物理部からは「車型ラジコンの作成経過報告」の各1本ずつ。
化学部からは「ジベンジリデンアセトンの合成精製」「濯川のCOD滴定」「硝酸銀水溶液と塩基性水溶液の特徴的反応」の3本。そして今回はやぎの研究班からも「やぎの鳴き声に関する音声学的研究」「武蔵のヤギの毛色遺伝子の予想」の2本が発表されました。
残念ながら、私自身は別の用務があり参加できませんでしたが、参加された先生の話をお聴きすると、生徒からの活発な質問や教員からの的確な指摘や温かいアドバイスもあり、良い会になったとのこと。また、良い発表とは、聞いている人が「自分も研究したい!」とか「自分の研究も発表したい!」などの気持ちが出てくるもので、そうした発表がたくさん見られた4時間だったそうです。
今回ゲストとして加わった「やぎの研究」もとてもレベルが高く、理科系の部活の部員に大きな刺激になったとのことでした。
発表者の皆さん、お疲れさまでした。次のステップに向け、研究のますますの進展を期待しています!