470 中3天文実習1

11月19日から20日にかけて、清里にある山梨県立八ヶ岳少年自然の家で、天文実習を行いました。ここのところ、コロナ禍の影響で実施できていませんでしたが、3年ぶりの泊を伴う清里での実習となりました。
11時過ぎに現地に到着すると、そこには青い空が広がっていました。翌日は雨模様の予報が出ていたため、このまま良い天気が続くことを願いつつ、実習がスタートしました。
生徒たちは8、9名に分かれた実習班を単位に、様々なプログラムをローテーションで学びます。テラスでは、武蔵が所有している天体望遠鏡の操作、ガイドスターからの星の見つけ方など、何度も何度も練習をしていました。また、講堂では、プラネタリウムにより、当日夜の星の様子を頭の中に叩き込んでいました。北の空から始まって、西、東、南、さらに天頂とどのような恒星や惑星が見えるのか。さらに研修室では、「観測準備講座」と称して、天文学の基礎知識のレクチャーを踏まえた上で、夜の観測計画を作成していました。
次第に陽が落ちていき、外は真っ暗になりました。いよいよ天体観測が始まります。11月の清里の夜は一段と冷え込みます。生徒たちは防寒具に身を固め、観測場所である中庭に飛び出していきました。