492 総合講座活動発表会

2月18日放課後、視聴覚室を会場に「総合講座活動発表会」が開催されました。会場には約30名の生徒たちが、そしてZoomも含めると50名ほどの人が参加をしました。
今回発表を行ったのは、高校総合講座の取組のうち、「国境の島『対馬』を体験する」、「東北探究」、「ドローン探究」、「錦秋会」、「これからの医療を考える」の5本でした。
「東北探究」は宮城県鳴子での林業、「錦秋会」は八王子での稲作、「これからの医療を考える」は福島県奥会津での地域医療を探究するために、それぞれの地区でのフィールドワークを行っています。「グローカル」という言葉がありますが、地域での課題を足掛かりに社会や世界の問題を見据えている生徒たちの発表でした。また、それぞれの地域で生徒たちを温かく迎えてくださっている多くの皆さまがいることがわかりました。この場を借りて感謝申し上げたいと思います。
現在、全国の学校で「探究活動」が活発になっています。本校の取組も含め、そうした活動を支援するために設けられた三菱みらい育成財団の方も、この日は見学に来ていただきました。武蔵生の自由でのびのびとしたプレゼンテーションにお褒めの言葉をいただきました。
医療、食料、環境、少子高齢化など、日本は厳しい状況に直面していますが、私はこうした問題を解決せんと、世界に目を向けている武蔵生を見ていると、日本はまだまだ捨てたものではないと思います。彼らには、総合講座で得た問題意識をさらに深めて、日本を変え、そして世界を変えていってほしいと期待しています。