校長散歩

2023.04.07

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508 算額コンクール金賞・関 孝和 賞受賞!

表彰状や色鮮やかな「算額」とともに校長室での記念撮影
3月24日、NPO法人和算を普及する会が主催する「第26回算額をつくろうコンクール」で、見事金賞・関 孝和 賞を受賞した高1の金杉君が校長室を訪問してくれました。
これは江戸時代に発展した「和算」の魅力を伝えるために行なわれているもので、算額の問題文と術(解答)の内容で競われます。
今回の金杉君の作品は、円と正方形を組み合わせつつ、面積の合計を問う問題で、構図や配色にもこだわっています。そうした問題の内容やデザイン性が高く評価され、見事受賞となりました。
金杉君に話を聞くと、もともと数学が好きで、高校総合講座「算額を学ぼう」を受講したことが応募のきっかけだそうです。受賞を目指し、色々と工夫はしたものの、「金賞」の報告を聞いて、びっくりした気持ちもあったようです。
感想を聞くと、「これまで問題を解くことは多かったけれど、問題を作ることはなかったので、大変であると同時に新鮮だった」とのことでした。
また、総合講座の授業の一環として、国立科学博物館も訪れ、そこで「関 孝和」について調べ、まとめたとのことで、今回、和算の代表的な数学者である 関 孝和 にちなんだ賞を受賞できたことも、不思議な縁を感じます。
ちなみに金杉君の答えは「634(寸2)」でした!
金杉君の作品は、このあと神田明神に算額として奉納されるそうです。おめでとうございました!