校長散歩

2023.07.27

  • #行事

545 中1 山上学校1-天気に恵まれた1週間-

青山寮のある赤城・大沼(おの)湖畔の風景
7月12日から19日にかけて、群馬県・赤城の青山寮を拠点に、中1 山上学校が行なわれました。
山上学校は武蔵が創立された1922年(大正11年)から、実施場所や形態は変化しながらも、脈々と継承されてきた行事です。当初は軽井沢や日光湯元などの施設を借りて行なわれてきましたが、1937年(昭和12年)には創立者である根津家の軽井沢所有地に青山寮が建設され、以後長く、軽井沢を舞台に実施されてきました。その後、1981年(昭和56年)に赤城に青山寮は移転し、現在に至っています。
その歴史を振り返ると、必ずしも順調なことばかりではありませんでした。戦中戦後は戦禍の影響で中止となり、また、2020年(令和2年)は新型コロナウイルスの影響でやはり中止を余儀なくされました。2021年度以降は、コロナ禍ではありましたが、校長散歩315校長散歩440でご紹介したように、様々な感染防止対策を講じながら、何とか工夫して実施をしてきたところです。
そして今年度は、新型コロナウイルスが感染法上5類の扱いになったことから、感染防止対策も緩和。コロナ前とほぼ同様の形態で実施をすることができました。
具体的には前期後期の2期制で、各3泊4日。A~D組の中1生徒たちは、クラスを越えて各期6班ずつの班編制を行ない、青山寮で共同生活を送ります。
例年、雨の影響で野外でのグループ活動を制限せざるをえないことが多いのですが、今年度は1週間天気に恵まれて、すべての野外活動を実施することができました。
それでは、日々の様子を、順次お伝えしていきましょう。